企業インタビュー

株式会社シナジー

第2回 ホワイト制度部門大賞

企業概要

企業名 株式会社シナジー
設立 平成7年2月
スタッフ数
売上利益
主力事業 コンサルティング事業/人材サービス事業/建設工事業/ビル総合メンテナンス事業/警備業

インタビューした背景

ITツールを利用した業務効率化を行っていますが、それだけでなく、「おせっかい研究所」等の非常にユニークな取り組みを継続的にされております。その施策について伺ってきました。

  • インタビュイー :  代表取締役 副社長 樽本様/取締役 統括事業部長 杉原様
  • インタビュアー :  日本次世代企業普及機構 事務局 下雅意

ホワイト制度部門大賞受賞の背景について

本アワードにご応募いただいた理由・狙いについて教えてください

新卒採用で優秀な人材に来ていただき、事業の内容についても知ってもらうきっかけになればと思い、エントリーいたしました。実は、昨年の第1回ホワイト企業アワードをからこのような大賞があることを知っていたのですが、準備が間に合わず昨年は断念しました。しかし、今年こそはと思いエントリーいたしました。

受賞に至ったと思われる特徴的な施策、取り組みのご紹介をお願いいたします

「かるた」や「おせっかい研究所」などの活動で、事業部を超えた社内の関係づくりも促進していますが、オフィス緑化に一番力を入れています。弊社では「快適な雑音」をコンセプトにしたオフィス緑化のサービスを利用しています。社内に観葉植物を置くだけでなく、森や川、雨の音など、時間帯によって違う自然音源流しています。実際に調律師の方にオフィスに来ていただき、オフィスの形に合わせたスピーカーの位置や向きを調整してくれます。そうすることで、オフィスに均一に自然音源が聞こえるようになるそうです。

オフィス緑化は、目に見えない施策になりますが、ストレスの少ない場を作ることを目的にしています。オフィス緑化に力を入れる前は、弊社でも一般的なBGMを流していました。一般的なBGMから自然音源に変える、社内に感応植物を置くなど、何気ない変化だと思います。もちろん費用も決して安いわけではありません。人によっては、「そんなことに費用をかけて実施しますか?」と言われることもあります。インパクトの有ることだけでなく、長い目で見て効果の出るような施策をしています。

どの施策も「ホワイト企業になること」を目指して行っているわけではありません。一緒に働く仲間を幸せにするために行っています。両親が時間をかけて子育てをしていることと同じだと思います。

その施策、取り組みの効果について教えてください

委員会等の活動の成果か、以前よりもプレゼンや資料作りが上手になったり、発案も多くなりました。また、毎朝役員も含め、全社員で掃除をしてるので、仕事に入る気持ちの切り替えがしっかりできていると思います。それだけでなく、床に落ちている小さなゴミやお客様の目に届きにくい倉庫など見えないところも常に綺麗にするようにしています。小さなことを継続して取り組んでいてるため、小さなことに気を配ることが出来るようになっています。嬉しいことに「若い方の対応が素晴らしいですね。」とお客様にお褒めの言葉を頂戴したこともあります。

ホワイト化の施策の導入から実施、成果があがるまでに苦労したポイントはありますか?

新たな施策を実施しようとしても「無駄だ。」と思われる事がしばしばありました。事業責任をおっている人から見ると、施策よりも目の前の仕事を優先され、後回しにされました。どのように施策を理解してもらうのかが苦労したポイントです。

人間ですので、変更に抵抗をしてしまうこと、急な変化についていけないことは当たり前だと思います。そういったことを一つ一つ潰していきました。

どのように施策を浸透させていったのですか?

根気よく話をすることを行いました。もちろん、相手にも主張はあります。そういった声を聞きながら微調整ももちろん行いますが、「シナジーという会社としてどうあるのか」会社という子どもを持続、成長させていくため、シナジーの存在価値は何か、常に向き合い判断を行ってきました。「シナジーはこういった会社」と基準を客観的な視点から明確にし、社員一人ひとりとも向き合っていました。シナジーの基準に共感した社員であるので、最終的には、しっかりと納得してくれました。基準を明確にすることは一筋縄ではいかないものですが、「こういった施策を行えば、未来の今が素晴らしいものになっているかどうか」これが判断に必要だと思います。大人が子どもに向き合うことと一緒だと思います。

今回大賞を受賞をして、社内・社外から感じられた効果はありますか?

新卒採用のエントリー数が2割増えました。また、昨年までのエントリーは女性が多い傾向でしたが、今年は男性のエントリーが増えました。また、合同説明会でブースを出展した際、盛況でした。ホワイト企業アワード大賞受賞をアピールしたブース構成にしたため、張り紙を見て、「お!」という反応を見せてくれる学生さんも多数いらっしゃいました。優秀な学生さんに興味を持っていただけたと思います。対学生や対企業の信用が高まったと思います。

それだけでなく、社内の意識が変わったと思います。長時間働くことが大前提、それを評価するのになれてきた中堅社員にとっては、なかなか受け入れられないことも多いと思います。しかし、ホワイト企業アワード大賞を受賞したことにより、働き方を変えるのだとより意識し始めたと思います。

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