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認定企業インタビュー

株式会社アクシア

第2回 労働時間削減 部門大賞

企業名 株式会社アクシア
ご担当者 代表取締役 米村様
企業HP http://axia.co.jp/
授賞理由
業務効率化と社員教育により、未だ長時間労働のイメージが残るIT業界にて残業ゼロを実現させている画期的な企業である点
単に残業ゼロ、早く帰ることを推奨するのではなく、タスクの管理、業務の見える化、無駄な会議・資料の削減という「業務効率化」の面と、アルバイトも含めた充実した「社員教育」という2つの側面から残業ゼロを可能にしている点


総評
IT業界のみならず、他業種・他業界にとってもメルクマールとなる企業であると評価致しました。ぜひ取り組み内容について、業界を超えて発信し業種・業界を超えて良い影響を与える企業として今後の発展を期待しております。


インタビュー

ホワイト企業アワードにご応募いただいた理由・狙いについて教えてください。

ホワイト企業アワードを知る以前より、残業ゼロの取り組みを行っていました。ある時、ホワイト企業アワードの案内を見て、第三者の客観的評価という視点からは自社を見たことがなかったので、弊社は他の企業から見てどのような位置づけになるのか確認ができると思い応募いたしました。

 

 

受賞に至ったと思われる特徴的な施策、取り組みをご紹介ください。

やはり、IT企業でありながら、残業ゼロであることではないでしょうか。弊社も昔は、残業が当たり前の企業でした。長時間労働が生産性高く仕事が出来るためにはどうしたらよいか、様々な取組をしていました。一番大きな取り組みは、「生産性を管理するシステム」になります。こちらのツールで、一人ひとりが抱えている案件の生産性を「見える化」することが出来きました。案件や人、日にちなどで分類して確認できたり、会社全体として確認するなど、様々なセグメントで確認ができます。例えば2か月後の納品に対して、本日は遅れているのか進んでいるのかという進捗を確認することが出来るのです。メンバー自身は「スケジュールは問題ないのか」「遅れはないか」など確認できるようになりました。自分の生産性を毎日確認するため、案件の問題点を早期段階で発見ができ、上長に相談もできる様になりました。また、生産性を誰が見てもすぐに分かる仕組みになっているため、本人からだけでなく上長や代表取締役である私からも「問題点は何か」「解決策は何か」と確認ができるようになりました。このシステムにより徹底的に業務の見える化を行ったことが特徴的な取り組みであると考えています。

 

 

その施策、取り組みの効果について教えてください。

2012年9月に比べて、残業ゼロを実現した2012年10月には生産性が27%も上がりました。生産性だけでなく、それに伴い売上も上がったのです。また、従業員は、定時に帰れるため「一駅歩いて帰る」などの企画を自ら行い残業ゼロで出来た自分の時間を楽しんでいます。

 

 

上記取り組み導入から実施、成果があがるまでに苦労したポイントはありますか?

生産性を管理するシステムを作成し始めたのは、2012年頃からです。システムを使用し始めてすぐに、生産性が上がるという効果がありました。しかし、生産性が上がっても残業がゼロになることはありませんでした。生産性が上がり、出来た時間でまた別の作業を入れているため、残業はなかなか減りませんでした。そこで2012年9月30日に「今後会社として残業はゼロ」と決め、全社に「残業ゼロ宣言」を行いました。今までは業務効率化によってできた時間を別の作業をいれていたため、残業は減ることはありませんでしたが、この残業ゼロ宣言からは、別の作業を入れることなく、定時に従業員が帰社しています。これは、社内で経営トップから発信をしたこととともに、社外の取引先にも理解をいただいたので実現できました。やはり、徹底的な業務効率化と見える化、そして社外のお客様や取引先の方にご協力とご理解をいただいたからこそ、残業ゼロが実現したと考えています。
正直なところ生産性管理システムや無駄な会議を減らす、仕事を細分化し振り分ける等の工夫をしても残業ゼロはなかなか実現できませんでした。効率化すれば、時間が空くようになり、そこに新たな仕事を入れてしまうので、一向になくならなかったのです。ですが今にして思えば、「残業ゼロにすると決めて徹底するだけ」と簡単なのですが、当時はそれに気が付かずに「何やっても効果は出ない」という気持ちでいっぱいでした。弊社は、2009年から残業削減の取り組みをしています。当時から生産性管理システムにより業務や進捗の見える化をしたり、スキルを分担化したり、皆が出来る作業は他の人も作業をするという仕組みを取り入れてきました。これらの元々の取り組みがあったからこそ、2012年9月30日に残業ゼロ宣言を実施することで、2012年10月からは残業ゼロが実現できたと考えています。

 

 

認定後、社内・社外から感じられた効果はありますか?

ホワイト企業アワードの受賞後は、自社ホームページからの求人応募も多数いただくようになりました。皆さん口々に「ホワイト企業アワードの受賞を見ました。すごいですね。」というお声をいただきました。やはりIT企業で残業ゼロが信じられないのか、「本当に残業ゼロなんですか?」と驚かれることもあります。また、取引先の企業様から「ホワイト企業アワードで受賞を取られたのですね。」と言っていただき、様々な企業様からの信頼も向上したと思います。

 

 

今後の課題・これから先目指す「取り組み」をお教えください。

今年は有給消化率100%を目指して取り組みを実施しています。

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