【インタビューを受けた人】
株式会社GameWith 福田様
【インタビュアー】
ホワイト財団事務局
福田様
GameWithは「ゲームをより楽しめる世界を創る」ためにゲーム攻略情報や、ゲームを楽しむための周辺環境全てを網羅するメディアです。
国内Webサイト合計訪問数ランキングではゲームメディアとしては国内1位です。(※)
※ ⽇本における2020年3⽉-2021年2⽉のSimilarWebによる⽉間セッション数及びユニーク訪問者数において。
ゲームを有利に進めるための情報を提供する「ゲーム攻略」、新たにゲームをはじめるきっかけを提供する「ゲーム紹介」、GameWith専属のゲームタレントやeスポーツ選手による動画配信する「動画配信」の3つを中心に幅広く事業を展開しています。
またeスポーツやブロックチェーンゲームなど、主要事業とシナジーを生み出す様々な新規事業も展開しています。
当社はミッションとして「ゲームをより楽しめる世界を創る」を掲げています。これは「熱中できるゲームを見つけたい」「一緒にゲームをする仲間を見つけたい」など『ゲームユーザーが求めていること』や、「ゲームを知ってほしい」「長くゲームを続けてほしい」という『ゲーム業界が求めていること』を、私たち国内最大級のゲーム情報メディア「GameWith」を通じて実現していきたいと考えています。
そのためには、まずは社員が誇りをもって働き、ゲームを楽しみながらそれを仕事にできている環境の実現が必須だと考えました。従来は当社の主たる事業であるゲームに関する制度が多かったですが、コロナ禍においてリモートワークを導入した際には、この大きな労働環境の変化による社員等の負担感を和らげる施策を実施するなど、企業の根幹になるものは社員であるという考えの基、様々な施策を導入しています。
フルリモートの継続にあたりコミュニケーション上の不安や、どういったコミュニケーション施策を実施していくかを検討中です。会社として社員が気持ちよく、生産性高く働ける環境を整備するために必要なのは新たなツールなのか、制度なのか、他の視点も含めて社内で議論を進めています。先ほど紹介したワクチン接種の特別休暇制度のように、社会の変化に対して柔軟かつ迅速に対応していくことが目標です。
ゲームを仕事にすることは以前に比べて社会的地位が高まってきましたが、より一層社会から理解を得られるように、ゲームを仕事にすることを誇れる社会の実現をしていきたいと考えています。そのためにゲームプレイワーカー*やゲーム内クリエイターを募集し、ゲームを仕事にできる場所を創出しています。そうしてゲームをもっと身近に、そして意味のあるものだと認知してもらえたらと思います。
ゲームプレイワーカー*:ライター未経験、在宅、副業ですきま時間に働きたいといった働く意欲を仕組み化し、ゲームを仕事にしたいと思っている人材向けに勤務地を問わない新しい攻略ライターの職種である「ゲームプレイワーカー」を2020年11月から募集しています。現在の登録数は1140名(2021年3月末時点)となっており、「ゲームが上手い」ことが仕事になる取り組みを行っています。
GameWithはゲーム関連会社ですので何といってもゲーム好きであることだと思います。
また、当社は一部上場企業として活動させていただいていますが、まだ創業8年となっていますので創業当初のベンチャーマインドが根づいています。ベンチャーマインドを大切にしてきたからこそ今がありますので、ベンチャーならではのスピード感を持って働けることや、指示待ちにならず自ら考え課題解決・目標達成のために動けることは重要な能力となります。また、企業規模の拡大とともに新規事業の企画立案が常に繰り返されています。経験のない業務においても積極的に取りくむことができたり、論理的思考をもってPDCAを回すことができることは当社で活躍している社員の共通項だと思います。
やはりゲーム好きが集まっているというところです。社員の根っこには「ゲームが好き」がありますので、スタート地点が全員一緒という点で、共に働くうえで一体感があるように思います。好きなゲームの話で盛り上がれたり、派生して共通の話題が生まれたり、ゲームを一緒にプレイしたり、スタート地点(ゲーム好き)が同じのため、ゲームが一種のコミュニケーションツールとなっているのは当社ならではだと思います。
GameWithはゲーム関連会社のイメージを強くもたれがちで、私も入社するまでは同様のイメージを持っていました。しかし社員として中に入ると、ワクチン接種の特別休暇や家賃補助など各種福利厚生が非常に整っており、働きやすい環境づくりに注力している企業だったことに驚かされました。
加えて、ゲーム業界は今追い風が吹いています。そうした最先端の会社で働けることはやりがいにつながっています。eスポーツは認知が徐々に広がってきていますがまだ市場は拡大しています。これからもっと世の中的に認知されていくものに早い段階から携われる機会は滅多にあるものではないため、そうしたものに貢献していけるのは今のGameWithならではだと思います。
自分の可能性を自分で狭めないで欲しいなと思います。選択肢を自分が「したいこと」や「興味があること」に最初から絞ると勿体無いです。可能性を広げるという観点から、今までの枠外に飛び出してはいかがでしょうか。入社して働き始めてから自分の適正や、目指すべき指針に気づくことも多々あります。その時にどういった職種や業界があるかを広く知っておくことで選択肢が広がります。そのためにも様々な情報を日々キャッチアップする癖を付けていくことが大切だと思います。
今はネットワーク社会ですので、スマホを持つだけで様々な情報がそこから入ってきます。一見多種多様な情報に触れ、広くアンテナを張っているように思えますが、実は興味外の情報は意図しなければ入ってこないものです。また、意図していても情報源が同じですと偏った見方になってしまいますので、一側面ではなく多方面から見るようにすることをおススメします。例えばニュースであっても、多様な方法で収集・察知するようにし、多様な角度から考えてみてください。そうした癖を企業選びの段階からつけていくことで、その後のキャリアにもきっと役立ちます。
ホワイト財団事務局
私たちは「家族に入社を勧めたい 次世代に残していきたい企業」を発見し、「ホワイト企業」として認定しています。 ホワイト企業認定を取得している企業で、個性を活かし、楽しく、創造的に働く人々にインタビューをして、次世代に残すべき素晴らしい企業の社内制度の発信をしています。 ホワイト企業認定は、明日が楽しみに思える社会の実現を目指しています。