「人柄採用」スキル経験より大切にしたい人間関係

2022.06.21
社員インタビュー

【インタビューを受けた人】
取材者1  柳川様
取材者2  山本様
取材者3  中村様

【インタビュアー】
ホワイト財団 佐野 毅

取材者1

葵屋株式会社  柳川様

2021年5月入社。 前職は第三者検証(テスト)の大手企業でテストエンジニアとしてのキャリアをスタート。 専門技術の更なる研鑽が実現できる環境を求め、昨年葵屋へ入社。 現在はお客様先常駐で [ セキュリティ製品の検証評価 ] の業務に従事しており、 技術と人柄の両面において多方面から高い評価を得ている葵屋若手のホープです。
取材者2

葵屋株式会社  山本様

2022年4月入社。 3年勤めたWEB広告会社を退職後、食品製造会社(販売職)を経てこの春葵屋に入社。 生活基盤を支えるインフラエンジニアに興味を持ち、医療情報(インフラ保守 / 運用)からキャリアをリスタート中。 (北の大地が育んだ?)持ち前の天真爛漫な性格を武器に日々業務に励んでおります。
取材者3

葵屋株式会社  中村様

2021年10月入社。これまでアパレル・飲食・大型レジャー施設での勤務を経た後、昨年秋に葵屋へ入社。 現場で半年のエンジニア業務を経験し、この春から [ 人と密に関わり合い支え合う ] 営業職へ配置転換。 葵屋の次世代の " 顔 " となるべく、多岐に渡った営業対応に日々奮闘しております。

葵屋のポイント

・専門的な技術をもって大手企業の課題を解決するIT企業
・経験有無は重視せず、どんなバックボーンを持った方も積極的に迎え入れる企業風土
・未経験の方でも活躍できる充実した教育制度

 

会社紹介をお願いします

葵屋は、技術者常駐支援を主幹事業とし、大手企業様が抱えるニーズや課題に対して、ITの専門技術を駆使して改善提案から解決、そして、関わるステイクホルダーの発展に寄与する新興のIT企業です。

 

“誰かの幸せを実現することが、我々の幸せに直結する”を合言葉に、仕事に取り組んでいる会社です。

 

葵屋に出会って選んだ理由を教えてください。

 

—どのような出会いでしたか?

 

柳川:はじまりは転職エージェントからの紹介です。葵屋が1社目でしたが、面接で採用担当者と話をして、入社したいと思いました。

 

山本:私もそれまで正社員の経験はなく、ここが初めての正社員雇用でした。
それまでの職歴に自分をプレゼンできる材料がなく、採用してくれる会社があるのか不安でしたが、
就職活動をしている中で葵屋に出会い、採用担当と話をしてこの会社に入社したいと思いました。

 

—入社の決め手を教えてください。

 

柳川:当時の採用担当が決め手でした。選考過程にも関わらず、面接の際に他社を想定した、面接時の受け答えに対してアドバイスをくれたり、今後のキャリアについて親身になって考えてくれたりしてくれました。こんな人が働いている会社なら、安心して働けると思いました。

 

そのため選考のかなり早い段階から内定が出たら即決で入社したいと考えていました。

 

中村:私は企業の人選眼です。選考時点ではエンジニア志望でしたが、葵屋の担当者から「営業の方が向いているのでは?」と提案を受けました。それまでの人生を振り返った時に、「確かに私は人と喋らないと生きていけない人種だ」と気付くことができました。

 

入社当初は希望のエンジニアとして現場経験を積ませていただき、やはり人と話す仕事がしたいと思い、営業になりました。本人以上に本人のことを考えてくれる会社に惹かれました。

 

—入社するにあたって不安はありませんでしたか?

 

山本:エンジニアとして採用してもらいましたので、業界未経験からのスタートに不安しかありませんでした。

 

—その不安は払しょくできましたか?

 

山本:入社してから理解したことではありますが、葵屋では「人柄採用」という独自の採用をしています。これは経験やスキルではなく、名前の通り人柄を最重視した採用です。面接で担当者と実際に話し、活かせる経験が何もない自分でも、この会社なら上手くやっていけそうだと安心し、入社を決めました。

 

葵屋の良さとは?

—入社してから分かった葵屋の良さを教えてください。

 

柳川: 会社が社員視点で考えてくれるところです。例えば人間関係の調整。エンジニアは本社からの指示により特定のプロジェクトで仕事を進行します。
あらゆるケースにおいて、もしプロジェクト内に意見の行き違いなど亀裂が生じると、その修復には物理的(=時間)かつ心的な負担がかかります。

 

葵屋はこうした人間関係の問題に対して、当事者のみに一任(放置)せず、本社の管理職が絶妙な距離感で問題解決までの橋渡し(バランサー)をしてくれます。

 

 

中村:ブラックなイメージがまだまだ残る業界ですが、葵屋に来てもらえばイメージが逆転すると思います。社員それぞれを気にかけてくれていますので、会社が社員を大事にしてくれていると実感できます。加えて、「人柄採用」をしていますので、名前の通り人柄の良い人が集まっています。

 

お客様にも社員にも寄り添うことができる社員ばかりで、私自身も何度も救われました。

 

 

山本:社員同士の距離が近くて居心地が良いところですね。月並みな言い方ですが、嫌な人がいません。入社時には歓迎会をひらいてくれたり、先輩とご飯へ行ったりと、自分の距離感で人付き合いできています。

 

担当する仕事内容について

—みなさんの仕事内容を教えてください。

 

柳川:私が所属しているのはソフトウェアテスト部署になります。こちらはソフトウェアの品質担保や改善の提案を行っている部署です。実際に電子機器を手に取り、バグの確認や指摘をして改善し、リリースする業務を行っています。

 

中村:私は営業部で営業としてエンジニアを現場へ出向させる契約を取ってきます。ただ契約を取り付けて終わりではなく、エンジニアとの関係が切れないように個別にヒアリングも行っています。

 

山本:私はこれから病院配属になります。病院内で電子カルテなどの電子機器類全般が正常に動くかを確認していきます。また、正常に動いていない場合に対処をする予定です。

 

苦労した点などあれば聞かせてください。

 

柳川:現場に出始めた頃、難易度の高い作業に直面した際に「何が分からないのかさえ分からない」状態に陥り、数時間悩むだけで過ごしてしまったことがありました。現場のリーダーから、わからないことは直ちに質問するように注意を受けました。限られた時間の中でいかに成果を上げるかが求められる中、ただただ手を止めるということは非常に不採算です。

自分の知識・能力で考えてもわからないことは、すぐに聞くに限ると身を持って経験しました。その経験から、最適な質問を最適なタイミングで実施する「質問力」が身についたように思います。

 

–やりがいを感じることを教えていただけますか?

 

柳川:時間内にいかに効率良く作業を進めることができるかが求められていますので、時間内に計画以上に作業を進めることができた時は達成感があります。日々の小さな達成の積み重ねで自分の成長を感じることができるのも良いですね。また、作業の中で大きなバグを見つけることができた時も、やりがいを感じます。

 

 

これから一緒に働きたい人

–葵屋で活躍できる人はどんな人ですか?

 

柳川:自主性を持って積極的、前向きに仕事に取り組める人です。

 

どんな仕事も同じだと思いますが、自主性がある人は吸収スピードも早いですし、その姿勢を見て周囲のメンバーもサポートしてくれるようになります。特に葵屋では、それまでの経験やスキルにとらわれることなく、「頑張りたい」という本人の意思さえあれば、サポートしてくれる環境が整備されています。どんな人生経験をしてこようが、今後に向けて活躍したいという気持ちがあれば輝けるステージがあります。

 

–IT業界なのでスキルについて不安に思う方も多いですが、どのようなサポートがあるのでしょうか?

 

柳川:入社から現場常駐業務が始まるまでの期間は、本社での研修を行います。

 

葵屋は [ 第三者検証 ] と [ 医療情報 ] そして [ インフラ設計構築 ] に特化しており、各々の技術領域に通じた基礎の基礎から学べる葵屋独自の教材を用いた研修を実施しています。
私の場合、テストエンジニア(第三者検証)の研修を行い、現場常駐に移行しましたが、
研修期間はおよそ1〜3ヶ月と差はありますが平均すると1ヶ月程度です。

 

–充実した研修制度があるのですね。研修終了後のスキルアップについてはどうでしょうか?

 

柳川:もちろん、現場に入った後も、相談できる環境になっています。同僚や上司等、コミュニケーションツールを用いて適時質問できる環境が整っています。

 

–今後の目標を教えてください。

 

柳川:要求以上の仕事をこなし、人として成長していきたいです。そのためには日々の振り返りが欠かせないため、業務で上手くいかなかった日も目をそらさずに反省する時間を習慣化しています。

 

中村:現場で仕事をするのはエンジニアの方だからこそ、エンジニアの成長を見守れる立場(営業)になりたいと考えています。エンジニアを支える存在として全力でサポートし、ゆくゆくはそのエンジニアが後輩に教えられる立場になるのを見届けたいです。

 

山本:自分が上の立場に立った時に、後輩を引き上げられる人になりたいと考えています。そのために今は配属先で一番頼られる人を目指しています。

 

あなたにとって「働く」とは?

–最後の質問ですが、皆さんにとっての「働く」を教えてください。

 

柳川:これからの人生を豊かにするためのものです。働くことは本当に大変なことですし、極論働かなくても生きているならそれに越したことはないですが、そういうわけにもいきません。

 

楽しく生きて楽しく働く為には、外的な機会を受動的に自分自身が「楽しい」を見出すこと、見出そうとする気持ちが大切だと思っています。
そして、その思考がこれからの人生を豊かにすることに繋がると思っています。

 

中村:シンプルに生きるためです。でも、生きるために機械的にただ働くのは私の性分には合いません(笑)もっと言えば、私も人間ですから「人から褒められたい、評価されたい、認められたい」といった自己顕示欲・承認欲求のようなものはあります(..強い方かもしれないです)。

そういったしかるべき人としての感情を満たすには、自分より周りに対して、営業という立場でどれだけ満たしてあげられるか、だと感じています。

 

もっと経験と徳を積んで、あらゆる人たちにポジティブな影響をもたらすことが出来る人間になりたいです。そして、人の幸せを自分に幸せに代えられる人としての幅を身につけたいです。

 

山本:柳川さんや中村さんと重なる部分もありますが、やはり「誰かの支えになりたい」という自分の目標を実現する手段です。
働く中でやりがいを見出した時に、誰かの支えになるようなお仕事をしたいと、物心ついた時から思っていました。

 

これから技術を高めていく立場ですが、この会社・この業界を通して、誰かの生活の支えになる事に繋がれば、それが自分にとっての「やりがい」につながっていくと信じています。

 

 

 

取材者のレビュー

 

人間関係が魅力という話がありましたが、取材中の三名の関係性でもそのことが十分に伝わってきました。業種に加えてコロナの影響もあるなか、オンラインツールなどを積極的に使い、人に寄り添う姿勢は基本的なことですが働く人たちにとってはやはり大切なことであると思います。

 

また、一口にIT企業といっても業務内容や取引先は様々。面接に進む際には、しっかりと社内の人に今の働く内容を聞いたほうがいいと思いました。「質問できる環境」と整えている葵屋ではそんな質問もしやすいのではと感じました。

 

活躍できる社会人になるためには、未経験の方でも活躍できる教育体制と良好な人間関係は必須条件。その素晴らしい環境でさらなる企業成長を期待しています!

 

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    佐野 毅

    広告・印刷業界に就職して約8年間、企画提案をするプレイングマネージャーとして従事。 カーディーラーや公共交通機関、製造会社や行政(地方創生)など、大手・中小企業のブランディングをで幅広く支援。「家族に入社を勧めたい次世代に残していきたい企業」を目指す企業の普及に邁進中。