働きやすさを大切にしながら、最良の人事サービスを提供するミッションを実現すべく 社員同士が切磋琢磨する環境があります。

2021.09.15
社員インタビュー

【インタビューを受けた人】
社会保険労務士法人伊藤人事労務研究所 前本麻子様

【インタビュアー】
ホワイト財団事務局

社会保険労務士法人伊藤人事労務研究所

前本麻子様

会社紹介、事業紹介をお願いします。

人事労務コンサルティングとアウトソーシング業務をメインに行っている社会保険労務士法人です。具体的には、企業の採用活動から離職までの様々な場面に関わる労務相談や就業規則の改定、人事制度構築などのコンサルティングや、労働保険・社会保険の手続き、給与計算などを行っています。これらは専門的知識やノウハウを必要とし、企業が時間や力を割くことがとても難しくなってきています。そこで弊所が人事労務分野のプロとして実務や提案を行うことで、スムーズな労務環境を実現。企業にとって一番大切である働く人や会社を守り、お客さまが本来の事業に専念できる環境づくりやその先の成長へ向けたサポートを行っています。

働きやすさを大切にしている理由を教えてください。

以前は離職率が高い職場でした。生産性が悪く非常に非効率であり、抜けた社員の穴埋めでさらに業務が増えるという負のスパイラルに陥っていました。こうした状況を改善し、社員の定着率を上げるべく様々な施策を講じてきましたが、その内の一つであるフレックスタイムの導入が大きな転機となりました。業務の特性上、チーム作業よりも、個々人でそれぞれの仕事をコントロールする面が大きいため、各自で使える時間の裁量を広げたことで、ワークライフバランスの確立へ繋がっていきました。
コアタイムを10~16時、フレキシブルタイムを7時(在宅勤務時は6時)~10時、16時~22時で設定していますので、その中で各自が業務のバランスやライフスタイルに合った働き方を実現しています。制度導入に伴い、目に見えて離職率も下がり、生産性も向上しています。そのため、ここ数年内の離職者の要因は個人的な事情での退職のみでした。働きやすさを改善したことで会社への居心地も良くなったようです。

今後注力していく取り組みや今後の目標を教えてください。

繁忙期はどうしても残業が発生しています。その中でも業務の偏りが生じていますので、均一化することが課題となっています。スタートとして個人の業務量が見える化できるシステムを導入しました。個々人に担当社数や業務内容、工数を入力してもらい、数値として把握できるものになっています。今まで不透明だった部分が一目瞭然となりましたので、業務量の調整を実施していきます。そうした業務を割り振る際に、システムで集計された客観的な数字に基づいて実施していることを説明し、社員も納得して業務に取り組めるよう配慮していきたいと考えています。

貴社で活躍している人材、または一緒に働きたい人物像を教えてください。

ポジティブで、自分で考えることができる人が活躍している職場です。私たちの業務は固定されたマニュアルがないものも多いため、ケースバイケースで対応することが求められます。
しかし、考えた末に結論が出ない場合には、切り替えて周囲を頼り、相談できることも必要な素養の一つです。ここには様々なキャリアを経た社員が多くいますので、事例を共有し、助け合うことで業務が円滑に回っています。できないことは抱え込まず、割り切って聞くこと、頼ることは大切なことです。働く中でわからないことが出た際には、潔くSOSを出せる人が成長しています。多方から救いの手が伸びてくる環境ですので、そこを活用できる人が最終的に成長し、活躍しています。
こうした、自分で考え、課題に対してポジティブに取り組むことができる人と一緒に働くことができればと思います。

ご担当者様が、個人的に会社を好きなポイントを教えてください

月並みな言い方になりますが、伊藤人事労務研究所で働く人は「いい人」が集まっています。一緒に働いていて気持ちの良い職場です。先にご紹介したように、私たちの業務は多岐にわたり、ベテラン社員でも一人では結論が出ないケースは多々あり、社員間で助け合うことが求められます。その際に、助け合う風土が根づいていますので、助けを求めることも、助けることも誰も苦に思っていません。そうした雰囲気を含めて人が良いなと感じます。
また、上司が社員のことを気にかけてくれるなと感じることが多く、距離感が近い存在となっています。そうしたこともあってか、「有休の取得をしてください」のようなメッセージをわざわざ会社から発信しなくても、社内制度の活用に対してハードルを感じることなく、使って当然のものという認識となっています。

企業選びのポイントのアドバイスをお願いします

応募者を見ていると、就社の意識で就職活動をしている人が多いなと感じます。会社に就職して終わりではなく、そこからが社会人としてのスタートとなります。そのため、単純に会社を選ぶのではなく、どういうことをやりたいのかを考えて、自分のやりたい職を選ぶという意識が大切なのではないかと思います。
会社との相性も大きな判断指標の一つだと考えています。Web面接が増えていますが、その中でも対面の機会は少なからず残っているはずです。その機会を大事にし、直接会った中で、どう感じたかというフィーリングを大切にすべきです。動画や文面だけではわからない部分はどうしてもあり、会社の雰囲気や環境はそこで働く社員から伝わってくるものです。そのため、私も面接やインターンで関わる方には、多くのことを感じ取って帰ってもらいたいと思っています。

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  • ホワイト財団事務局

    私たちは「家族に入社を勧めたい 次世代に残していきたい企業」を発見し、「ホワイト企業」として認定しています。 ホワイト企業認定を取得している企業で、個性を活かし、楽しく、創造的に働く人々にインタビューをして、次世代に残すべき素晴らしい企業の社内制度の発信をしています。 ホワイト企業認定は、明日が楽しみに思える社会の実現を目指しています。