「会社に来ると笑顔になれる」仕事もプライベートも充実した会社であり続ける理由。

2021.09.07
社員インタビュー

【インタビューを受けた人】
株式会社マツミ 板東 亜樹様

【インタビュアー】
ホワイト財団 岩元 翔

株式会社マツミ

板東 亜樹様

会社紹介をお願いします。

私たちは、業界的に非常に珍しいのですが、建築の仕事だけでなく土木の仕事も行っています。
この両方を業務として行うことによって、事業の安定性をもたらす結果となっています。とくに昨今のコロナ禍のように、ビジネスというのは常になにがあるかわからないものですが、この取り組みによってマツミは高い安定性を保つことを実現しました。何か一つの強みがあるということも当然素晴らしいですが、いろんな強みをあわせ持つというのが魅力の一つです。そのような考え方の元、しっかりとした成長を続けています。

働きやすさを大切にしている理由を教えてください

ワークライフバランスという言葉がありますが、私たちはワークライフインテグレーション(仕事と生活の統合)という考え方を創業時から大切にしています。
よく言われることですが、人生の中で仕事に使う時間は非常に長く、仕事が充実していなければ人生はかなりの高い確率で不幸なものとなってしまいます。仕事と生活のバランスをとる、というのもとても大切なことですが、可能であれば、仕事を「しなければならないもの」と考えるのではなく、生活と同じように充実できるようにしていきたいという思いがあります。
そのために、やはり労働基準法は大前提として、労働時間や休日、人材育成やキャリアのサポートなどをしっかり行い、その人の人生が豊かになるような労働環境を整備していくことが会社としての責務であると考えています。

今後注力していく取り組みや今後の目標を教えてください

生産性向上と女性活躍です。建設業界はまだまだ女性人気が少なく、もっと女性が働きやすい業界にしていきたいと思っています。
ただ、女性が働きにくいかというとそうではなく、単にイメージの問題です。私たちは、施工管理の仕事の中で、書類の整備や提出などいわゆる管理業務を切り出し女性に担当いただくことで、「敷居が高かった仕事に女性が触れることにより、活躍できるフィールドであることの理解を促進すること」に加えて「今まで施工管理者が行っている業務の分解による生産性向上」を実現しようとしています。
ただ、こちらも業界の常識からするとあまりないことなので、一つ一つ改善を続けていくことが大切だと考えています。

貴社で活躍している人材、または一緒に働きたい人物像を教えてください

「成長したい」と願っている人です。「仕事や人生において達成感を味わいたいと願っている人」と言い換えることもできます。
私たちは少数精鋭の小さな企業ですので、成長したいと思っている人が集まっています。チームで仕事を行っている以上、そのような考え方を持っている人が必然的に活躍することになります。
また、業界未経験から入社してきた人もたくさんいます。パートから入社し今では会社の中心メンバー、という人がほとんどなので、やはりそこで大切なのが「自分が何をして活躍したいか」ということ。明るくて素直で優しくて成長意欲があれば、どんなことでもクリアすることができると考えています。
そして、優しさもポイントの一つです。周りの人も大切にする。自分のことも大切にする。相手を思いやれることが成長に大きくつながるポイントです。

ご担当者様が、個人的に会社を好きなポイントを教えてください

みんな明るくて面白いところですね。
私は会社に行くだけで元気になりますし、毎日笑って働いています。あまり仕事と関係ない話ばかりするのも良くないと言われることもありますが、個人的にはもっと色んな話をしたいと考えています。やはり会社の雰囲気が暗いと、仕事のモチベーションは上がりませんし、緊張する社員も出てくるでしょう。マツミではプライベートなことも社内で話をする文化のため、仕事だからと着飾る必要は全くなく、自然体でいることができます。それによって従業員間の関係性が強化され、生産性も上がっている印象があります。困ったときにはみんなでサポートし合う、ということもできていますので、そういった今の社風がすごく好きです。

企業選びのポイントのアドバイスをお願いします

一生懸命がんばった就活で決めた就職先の早期離職率は3年3割と言われています。続かないことは本人にとっても会社にとっても悲しいこと。ぜひ自分が働き続けられる会社を探せるような就職活動をしてほしいです。
企業選びのアドバイスとしては、やっぱり「誰と働くか」をしっかり考える。人事担当に会うだけではなくて、インターンや企業訪問などで数多くの社員に会い、特に自分の上司になるかもしれない人をしっかり見極める。そこでちょっと違うな、と感じた場合は入社しないという選択でも大丈夫だと思います。実際に働いてみないと分からない部分もありますが、そこは感覚的でもいいと思っています。色んな人に会い、しっかり会社を調べ、最後は自分の感性を信じる。「この会社と、この人と、色んなことがあっても長く働けるかどうか」。そういった決意ができるような就職活動を行ってほしいと思います。

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    岩元 翔

    求人広告媒体社、ITベンチャー企業にて自社採用業務、教育業務に従事。 その後、社労士事務所に参画し、関連先の約300社に対して、中小企業向けの人事労務コンサルティングを行う。 2013年に株式会社ソビアを立ち上げ、2020年には一般財団法人日本次世代企業普及機構の代表理事に就任。 これまでの経験、実績を活かし、経営者や従業員にとって道しるべとなる「ホワイト企業指標」を作り上げ、 中堅中小企業が改善すべきポイントに適切なアドバイスや研修の場を提供している。