【インタビューを受けた人】
株式会社リビングハウス 様
【インタビュアー】
ホワイト財団 今田 基也
HRサポート本部 人事教育課 採用担当 様
家具インテリアの小売業を中心に8事業を展開しています。
①リテール事業
②EC事業
③ビジネスソリューション事業
④プロデュース&コンサルティング事業
⑤事業再生・地方再生
⑥不動産営業支援事業
⑦クラウドサービス事業
⑧パートナーシップ事業
従業員の6割以上が女性ということもあり、ライフイベントによる離職を減らしたいと考えています。また、小売業は休みが少ないというイメージを払拭するために取り組んでいます。
家具インテリアは安い買い物ではない、またリビングハウスではお客様担当制で接客をしているのでシフトで働くのが難しい。そのためフルタイム正社員の方が店舗販売のメインとなっています。結婚や出産などの理由で続けたくても続けられない方が出ないよう働きやすさを追求しています。
退職と採用を繰り返しても生産性は上がりません。前のめりな方にフルタイム正社員として、長く働いてもらえるよう環境を整えています。
IPO(新規上場株式)を目指しています。
理由は大きく二つあって、ひとつめがビジネス的な観点。上場することで、タッグを組む企業や銀行さんにとって大きな信用になります。資金調達など今後ビジネスを拡大していくために注力しています。
また、もうひとつは採用です。年間3~4店舗出店しているため人の力が必要になっています。応募を考えている方にとっても、今いる従業員さんにとっても「上場している会社で働く」というのはモチベーションにつながるのではないかと考えています。
リビングハウスでは、素直に何でも受け止めて行動に起こせる人が活躍しています。
店舗スタッフであれば、貪欲に数字を取りに行ける。オフィススタッフの場合は、現状維持で満足せず前のめりに行動できることが求められます。
・向上心がある人(勉強熱心な人)
・素直な人
・好奇心旺盛な人
・自発・自燃性のある人
一番は「人」ですね。嫌な人がいない、いい意味で世話焼きばっかりです。
入社前、選考中に話した先輩がとてもいい人で、入社後もそのイメージが全く変わらなかったというお話をよく聞きます。私自身、良いところも悪いところも全て聞いていたので、入社前と入社後でギャップがありませんでした。
また、挑戦できる機会があるのも好きなポイントです。幅広く仕事が与えられたり、責任のある業務ができるので成長を感じることができます。「インテリアLOVE制度」もうれしいです。社割制度なんですが、30~50%オフ、無利子で分割払いできます。自分の部屋が快適になるのはもちろん、実際に商品を使うことで自信をもってお客様にお薦めすることができます。
極論をいうと、タイミングと直感だと思います。
自己分析で「これだけは◎でないと嫌、譲れない」「これは✕でもいい」という重要視するポイントを突き詰めて企業選びをすることで、入社してからの後悔はなくなります。
あとは、「自分で決めること」ですね。親御さんや周りの意見を聞いて失敗しても責任はとってくれません。決め方はサイコロでもいいから、自分で決めることが大切だと思います。
会社との出会いはタイミングでしかありません。直感を信じて突き進んでください。
今田 基也
東証一部上場の広告・就職情報会社に就職し約12年間一貫して大手・中小企業の新卒・中途採用支援にプレイングマネージャーとして従事。 企画営業コンサルタントとして年間成績優秀賞(2回)、MVPを獲得しこれまで延べ800社以上の人事戦略、採用課題に寄り添う。 2020年12月より一般財団法人日本次世代企業普及機構の理事に就任。 これまでの媒体社の経験を活かし、人事労務コンサルティングのプロフェッショナルとして 「家族に入社を勧めたい次世代に残していきたい企業」を目指すアドバイスを提供している。