【インタビューを受けた人】
株式会社浜学園 國友 弘様
【インタビュアー】
ホワイト財団事務局
人事部 部長 國友 弘様
中学受験塾「進学教室浜学園」を中核に据え、幼児から高校生までを対象とした進学塾などを主に三大都市圏で134教室展開しています。
中核である中学受験部門は灘中や神戸女学院中などの関西圏の最難関私立中学へNO.1の合格実績を誇り、半世紀以上の歴史と長年の合格実績があるため、「浜学園=最難関中学に強い」というブランドが確立されていることが強みです。これを可能にするのが「講師と職員の分業制」です。講師は「授業のプロ」として算数・国語・理科・社会から1科目の授業と関連業務のみ担当し、職員(総合職・一般職)は授業を担当せずに教室運営、営業、接客、事務の面から塾を支えます。分業制によって、各社員がそれぞれ強い部分に専門特化することができ、これが質の高い生徒・保護者サポートに繋がっています。
当社は、学習塾なので生徒さんの成長を最も大切にしています。併せて、社員自身も「公私ともに成長できる」と感じてもらえるような会社でありたいと考えています。そのためには、人それぞれ多様な働き方ができ、長く働ける体制である必要があります。
浜学園が選ばれる理由として「分業制」というのがあります。他の学習塾では、講師が教育、事務、営業と全てのことをやらなくてはいけません。
しかし、浜学園では講師は教えることに専念する。教えるのは苦手だけど生徒さんのために働きたいという方は、総合職や一般職のような形でサポートに専念できる。だからこそプロとして、生徒さんに寄り添うことができます。働きやすさとしては、社員それぞれの特性にあった働き方を選べるというのが一番大きな要因ですね。
今一番、注力しているのはデジタル化の推進です。私が所属している人事部だけではなく、教材作成運営の責任者として教材のデジタル化を進めています。浜学園は難関校を目指す優秀な生徒さんをたくさん抱えているので、「デキる子の考え方」や「こういう問題が解きにくい」など分析し、ノウハウを蓄積しています。
事業展開としては中学受験がメインですが、それに関連する「はまキッズ(幼児教室)」や「はま道場(自学自習教室)」など関連するところは、どんどん広げています。
社員の定着率については以前から力を入れており、今後も研修や教育を充実させていく方針です。
頑張っている人を応援したいという考え方の方は活躍しています。
生徒さんが頑張れないときでも「どうしたら生徒さんの力になれるか」寄り添い、考えられるからこそ、色々なアイディアが出てきます。コミュニケーション能力が高いほうがプラスではあるんですが、口下手なタイプでも生徒さんに真摯に寄り添うことで、結果として自分の自信になり中心メンバーとして活躍することができます。
また、その真摯な姿勢が、周りの社員からの協力につながったりしますよね。
もちろん、難関校を目指している生徒さんばかりなので当然保護者さんの期待値も高いです。その期待に応えるにはどうするか、経験則だけでなく生徒さんそれぞれに寄り添った対応やアイディアが求められます。
私にとって浜学園は、非常にストレスの少ない会社です。人事という立場上、日々いろんなトラブルが起こりますが、生徒さんに対して真摯に向き合うことが、結果として生徒さんや保護者さんの満足に直結するので、とても働きがいがあります。
物を売る仕事の場合は、自分が「この色好きじゃないな~」と思っていても売らないといけない場合がありますが、教育という商品には一切それがありません。
やっぱり、大人になると不純な気持もあったりしますが、小学生は純真です。その純真な気持に寄り添って働けるところが、一番ストレスを感じないと思えるポイントですね。
また、浜学園は分業制なので、話すのが得意ではない私でも教育現場で働くことができます。自分の特性を活かした働き方ができるのはいいところですね。
就活生の皆さん、興味の方向は様々だと思いますが、「人をサポートする」のが好きな方にとって学習塾はとてもおすすめです。難関校を目指す生徒さんばかりなので、共に合格という目標へ歩んでいくことができます。
また「曲がったことが嫌い」という方にとっても面白い仕事だと思います。何よりも真っすぐ真摯に生徒さんに向き合うことが必要になるので、きっと楽しめると思います。
学習塾に限らず、自分自身が得意だなと思うところにフォーカスして、苦手だなと思うところには目を向けなくてもいいと思います。自分が好きだな、楽しいなと思えるところに向かって会社を選んでください。
人のサポートをしたいとか、真摯に向き合いたい方は、ぜひ学習塾を選択肢にいれてください。よろしくお願いいたします。
ホワイト財団事務局
私たちは「家族に入社を勧めたい 次世代に残していきたい企業」を発見し、「ホワイト企業」として認定しています。 ホワイト企業認定を取得している企業で、個性を活かし、楽しく、創造的に働く人々にインタビューをして、次世代に残すべき素晴らしい企業の社内制度の発信をしています。 ホワイト企業認定は、明日が楽しみに思える社会の実現を目指しています。