【インタビューを受けた人】
auフィナンシャルサービス株式会社 秋山 正行様
【インタビュアー】
ホワイト財団事務局
人事部 秋山 正行様
auフィナンシャルサービスという社名の通り金融系の事業を複数展開しています。主なサービスとしては、クレジットカード事業の「au PAY カード」です。auユーザー様向けにスタートしましたが、最近では新サービスの改定などもありauユーザー様以外の会員獲得にも力を入れています。その他にもローン事業や、後払い決済事業、決済代行事業など「信用供与」をフックに展開しています。。
KDDIグループの基盤の上で事業を展開できる点や、クレジットカード事業にこだわらず新規事業構想も常に走っているところに優位性があります。
auフィナンシャルサービは、会社設立から2022年で9年目に入り、100名強の社員が働いています。年齢構成のボリュームゾーンは30代後半となっており、お子さんがいる方が非常に増えました。また、社員のほとんどが中途採用で構成されているため、価値観も働き方も全く異なる人たちがジョインしています。
数年前までは働き方に関する制度がなく「自分はこうしたい」「こうだったらもっと仕事に専念できるのに」といった社員からの声が多方からあがっていました。
一方で、会社側も「自分自身が満たされてはじめて仕事に活力が向かう」「ライフワークバランスを大切にしよう」という思いがありましたので、働き方にフォーカスして、いかに生産性を高くできるかを目的に制度を整え始めました。
現在は、フレックスタイム制度・テレワーク勤務をはじめ、土曜日と祝日が重なった場合に振替休日を取得できるハッピーホリデー休暇制度や、結婚記念日に特別休暇を取得できるアニバーサリー休暇制度などを導入しています。
端的にいうと、残業時間の削減と有給取得率の向上です。今よりもライフワークバランスの質を高め、社員に働きやすさを意識してもらえるよう取り組んでいきます。
現在は、全社的にヒアリングをするなど具体的に検討を進めている状況です。まずはマンパワーの増強が最優先のため、今後も従業員の拡大を図っていきます。平行して、スキル教育の強化も必要だと考えています。auフィナンシャルサービスでは、物事を深く考える企画型の業務が多いので、知識や技術の習得を促したり、PDCAを回す経験などを積めるような機会を設けたりしていく予定です。
auフィナンシャルサービスが掲げている、「挑戦者には、追い風の会社だ。」という採用コンセプトの通り、当社で活躍するには「チャレンジ精神」が必須です。指示待ちや、言われた業務しかやらないという姿勢ではなく、成長意欲のある前向きな方と一緒に働きたいです。
「こうしたい、こうするべき」という考えを、周囲をはじめ経営層や委託先にも、根拠をもって説明できる、自己主張が上手な社員。また、実行力のある社員が活躍しています。
会社の潜在的な成長力に、とても魅力を感じています。私が入社する前は、競争が激しいクレジットカート事業では業績を伸ばすのは難しいのではないかと不安に感じていました。しかし、入社してみると真逆で、クレジットカード事業をはじめ、それ以外の事業も物凄い勢いで売り上げを伸ばしてきました。経営計画や戦略の精度が高いという要因もありますが、各社員が「もっと業績を伸ばしたい」という思いで会社に所属しているところが素晴らしいと感じています。ポテンシャルのある会社であることが、何よりもすごいことですね。
また、社員の積極的なチャレンジに対して「やってみればいいじゃん」と裁量を与えてもらえるのも仕事をする上でのやりがいです。メリットとデメリットをきちんと提示することができれば、全く新しい取り組みでも前向きに検討・実施してもらうことができます。
一言でいうと、入社したい理由を実現できる企業かどうかが選び方のポイントになってくると思います。
企業を選ぶ段階に立っているということは、何かしらの背景があるはずです。「新しいことを始めたい」「市場価値を高めたい」など、人それぞれあると思いますが、それが実現可能な企業なのかを見極めてください。企業ごとに様々なカルチャーや職場環境があります。目先の給与や福利厚生に惑わされず、本質的に自分のやりたいことが実現できるかどうかで選べば失敗することはないと思います。
ホワイト財団事務局
私たちは「家族に入社を勧めたい 次世代に残していきたい企業」を発見し、「ホワイト企業」として認定しています。 ホワイト企業認定を取得している企業で、個性を活かし、楽しく、創造的に働く人々にインタビューをして、次世代に残すべき素晴らしい企業の社内制度の発信をしています。 ホワイト企業認定は、明日が楽しみに思える社会の実現を目指しています。