「なりたい自分になれる」従業員の声を”カタチ”にする株式会社プラスト

2024.04.23
社員インタビュー

【インタビューを受けた人】
株式会社プラスト 山下友由様
株式会社プラスト H・T様
株式会社プラスト T・H様

【インタビュアー】
ホワイト財団 金崎 綾香

株式会社プラスト

代表取締役  山下友由様

高校卒業後、航空自衛隊に入隊し、4年間勤務。しかし、もともと起業を志していたこともあり、まずは営業のイロハを学ぶためOA機器を取り扱うベンチャー企業に転職。外勤の営業からリーダー、マネージャーとキャリアを積み、東京営業所の所長にまで昇進。その後、28歳で独立し、2004年に株式会社プラストを立ち上げ、代表取締役就任。
株式会社プラスト

CRM事業部 モバイル関東1課(本社) 係長 H・T様

就職活動をはじめた当初は事務職を中心に選考を受けていたが、自身の長所を見直し、営業職に適性を感じて志望職種を変更。プラストに入社を決めた理由は「仕事において、周りと比較するのではなく、自身の成長にフォーカスする」という社長の考えに共感を覚えたから。
株式会社プラスト

インターネット事業部 WEB中国1課(岡山) 係長 T・H様

前職はインキ製造会社の工場で勤務。営業職での業務経験を積みたいと考え、転職活動を開始。複数の選考を受けるなかで、プラスト面接担当者の気さくな人柄に惹かれ、入社を決意した。現在はホームページ制作に関わる営業を担当し、新規の顧客開拓に取り組んでいる。

プラストのポイント

・結果だけでなく、努力や姿勢などのプロセスも評価する制度を導入
・働きやすい環境づくりには、「従業員の声」を多く取り入れている
・従業員の家族にも「この会社で良かった」と安心してもらえる会社を目指している

 

 

プラストについて

 

ホワイト財団
ホワイト財団
プラストの事業内容について教えてください。

 

山下社長株式会社プラストは主に、OA機器サービス、Webサイト制作、モバイルマーケティングの3つの事業を展開している会社です。

 

業務効率化や経費削減、インターネット戦略、情報漏えい対策など、企業が抱える経営課題はさまざまです。そんな経営者のお客様に対して、最適なサービスや商品をご提供することで、今後の会社を発展させていくためのお手伝いをしています。

 

 

当社ではOA機器をはじめ、ビジネスフォンやルーター、複合機、防犯カメラなど、多岐にわたる商品を取り扱っており、お客様に適した最適なソリューションを提案できることが強みです。今後もオフィスに関する総合的なサービス・サポート体制で、多様化するお客様のご要望にお応えしていくことを目指しています。

 

 

 

 

 

ホワイト財団
ホワイト財団
プラストの企業理念を教えてください。

 

 

山下社長プラストでは「従業員、そして関わる全ての大切な人たちが『幸せな人生』を送る為の基盤であり続ける」という経営理念を掲げています。

 

 

人の幸せや価値観は十人十色ですので、1人ひとりが幸せになるために必要なすべてを会社が提供できるわけではありません。しかし、会社としてできることは多岐にわたると考えています。

 

例えば、安定した収入を確保できたり、人と一緒に仕事をすることで互いを高めあったりと、会社が実現できるポイントは数多く存在します。

 

ですから、皆さんが「こうなりたい」と願う姿を実現するお手伝いをしたいと考えています。

 

そして関わるすべての企業や人も同様に幸せを感じられるよう、商品やサービス・ノウハウを惜しみなく提供し、人と企業を未来へ繋いでいきたいと思っています。

 

 

成果だけでなくプロセスも重視する

 

ホワイト財団
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プラストの評価制度について詳しく教えてください。

 

山下社長プラストでは成果とプロセスの両方を評価しています。

 

営業がメインの会社ですと、数字の成果だけが評価される傾向があります。

 

しかし、当社では成果だけでなく、目標達成に向けてどのような取り組みが行われたか、そのプロセスも評価する制度を導入しています。

 

 

具体的には、各従業員が3ヶ月後の目標を設定し、その目標を達成するまでのプロセスを自ら考え、上司から承認を得ます。

 

 

たとえ目標達成ができなかったとしても、プロセスが良ければきちんと評価され、どうすれば成果を出せるのか、上司との面談を通じて改善点を洗い出し、次に活かしていきます。

 

さらに、この目標設定は、成果とプロセスごとにスコアとして可視化されるため、自身の業務の「どこがうまくいっているか」、「どこに改善の余地があるか」を数字で把握することができるので、従業員の評価に対する納得度も高いです。

 

 

部下の育成や周囲との協調性を重視

 

ホワイト財団
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プラストの給与テーブルはどのようなものなのでしょうか?

 

山下社長昇進は3ヶ月に一度、昇給は6ヶ月に一度行っています。

 

昇進を目指す場合、まず評価対象となるのは3ヶ月間の営業成績などの業務実績です。

 

 

しかし仮に営業成績が良くてもすぐ昇進とはなりません。

 

昇進の際には同じチームやサポートメンバーから構成される審査員からの一定の評価も必要になります。自分勝手で営業成績だけが良くて昇進しても、部下を上手く育てることはできません。周りの人も尊重した上で仕事ができるかどうかを重視しています。

 

業務成績が良く、周りからの支持を集められてはじめて、昇進に関わる面接に進むことができます。

 

面接では業務成績や周りからの評価に加え、当社のブランドブックを理解し、きちんと実践できる人物かどうかも確認しています。もし仮に昇進に失敗したとしてもチャンスは3ヶ月後にあります。周りからのフィードバックもあり、改善を行っていきながら再度昇進を目指していただく形になります。

 

 

 

ホワイト財団
ホワイト財団
プラストには認定トレーナー制度があると聞いたのですが、どのような制度でしょうか?

 

 

山下社長認定トレーナー制度とは部署の垣根を超えて業務を教えるのが上手な社員に全面的に指導を任せる制度です。成果が出ないメンバーを集めてWebで研修を行ったり、営業同行を通じてアドバイスをしたり、マンツーマンで研修を行ったりしています。

 

 

トレーナーになるためのテストや試験はありませんが、事業部長が直接任命する形をとっています。

 

認定トレーナーになりたいといった意欲あふれる社員も少なくありません。社内で後輩を育てることにやりがいを感じながら仕事に取り組む先輩が多いのはプラストの特長といえるでしょう。

 

 

プラストで働く魅力

 

ホワイト財団
ホワイト財団
社員のお二人に、プラストで働く魅力をお伺いします。まずはプラストへ入社した理由を教えてください。

 

H・T様:私はもともと事務職を中心に選考に応募していました。

 

しかし選考を受けるなかで「何か違うのでは」と思うことが少しずつ増えていきまして、もともと人と話すのが好きということもあり、思い切って路線を変えて営業職を志望することにしました。

 

プラストに入社を決めた理由は社長の考えや方針に共感したからです。

 

もともと営業職は仕事柄、周りと比較しながら数字を争っていくイメージがありました。

 

しかし「仕事で大切なのは周りと比較することではなく、過去の自分と比べてどれだけ成長できたか」という社長のメッセージを会社説明会で聞いて、すごく「いいな」って思えたんです。

 

そのような経緯もあり、プラストへの入社を決めました。

 

 

 

T・H様私は前職がインキ製造会社の工場で勤務していたので、中途入社の形になります。もともと将来のキャリアを見据えて、営業職に挑戦したいという思いがあり、転職活動を行いました。

 

複数の会社の選考に進んだのですが、プラストの面接の際に、今の事業部長とお話させていただきまして、その時、ものすごく熱く自分の想いを語ってしまったんですね…。

 

そんな私に対して事業部長は、まるでお父さんのように笑いながら、そして優しく親身に話を聞いてくださりまして――。直感で「この人のもとで働きたい!!」と思い、入社を決意しました。

 

 

 

ホワイト財団
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仕事のなかで最もやりがいを感じる瞬間を教えてください!

 

 

H・T様:お客様が悩まれていることや今抱えている問題を自分たちが取り扱うサービスを使ってどのように解決できるか考え、解決策を提案できることが仕事の楽しさや達成感につながっています。

 

また私のお客様は開業されたばかりの個人事業主の方が多いです。そのため、いろんな想いを持って起業されたお客様をサポートすることにもやりがいを感じています。

 

 

 

T・H様工場勤務だった頃は自分がつくった製品がどのようにお客様に使われているか、なかなか見ることができませんでした。

 

一方、今の職場ではお客様の喜んでいる姿を直接見ることができます。そのお客様の笑顔やいただく感謝の言葉が仕事の原動力になっていますね。

 

今後もお客様と直接お会いしてお話しながら、抱える悩みや課題にあった提案をしていきたいと考えています。

 

 

 

ホワイト財団
ホワイト財団
お二人の今後のキャリアの目標について教えてください。

 

 

H・T様:将来的にはチームをよりサポートしていくポジションに就くことが目標です。

 

自分で営業をしてどんどん数字を取っていくというよりかは、チームのサポートをはじめとした営業支援の部分に注力していきたいです。

 

 

そのためには昨日と同じことを続けていてもダメなので、少しでも改善できる点は改善していって、仕事のルールや業務フローをより良いものに変えていけるよう行動していきたいと考えています。

 

 

 

T・H様目標としては3年以内にマネージャーに昇格したいと考えています。

 

とはいってもまだまだ上のポジションになるので、まずは目の前の目標を達成するためにコツコツと努力していきたいですね。

 

 

多くの契約を取ったり、先輩、後輩かかわらず気を配りながらマネジメント力も高めたりと、取り組むべきことはたくさんあるので、一歩ずつ目標に向かって行動していきたいと思っています。

 

さまざまな福利厚生で働きやすさを実現

 

ホワイト財団
ホワイト財団
プライトにはどのような福利厚生があるのでしょうか?

 

山下社長プラストでは社員が安心して働き続けられるよう、さまざまな福利厚生を整えています。

 

 

例えば当社では全拠点で簡易社食制度を導入しており、一部を会社が負担していることで、従業員は経済的な負担を抑えながらおいしく食事をとることが可能です。

 

レンジで解凍して食べられるハンバーガーや生姜焼きなどのおかず、もちろんご飯も食べられます。値段もご飯、おかずともに100円と、とてもリーズナブルです。社員食堂でご飯を購入して家に持ち帰って食べることももちろんOKです。

 

 

加えてオフィスグリコを設置しているので、アイスやお菓子、ジュースなども食べていただけます。小腹が空いたときにチョコなどのお菓子を買うなど、多くの社員に利用してもらっています。

 

 

また社員同士の仲もよく、交流を深めるイベントも定期的に開催しています。2023年の夏には本社や営業所でバーベキューを開催したり、コロナ禍でしばらく開催できていなかったのですが、4年ぶりにに沖縄で社員旅行も開催することができて、それはとても嬉しかったですね。

 

 

働く環境改善に取り組んだ理由

 

ホワイト財団
ホワイト財団
社内環境整備に取り組んだきっかけや理由を教えてください。

 

山下社長売上は年々上がっていたのですが、長く働いている社員が突然やめてしまったり、残業時間が長かったりと、不平不満が生まれる環境を作ってしまっていました。

 

 

社員にはもっといきいきと楽しそうに働いてほしいのに、現実とのギャップがありました。

 

 

会社としてやらなければいけないことがやれておらず、このギャップを埋めるためにどうすればいいのか社員みんなと話し合いを行いました。まずは会社の現在地を知ることが大切だと感じたんです。

 

しかし、良い会社といっても社員一人ひとりが考える良い会社は異なりますよね。

 

そこで会社に対する満足度を数値化することが改善につながると考え、エンゲージメントサーベイを導入しました。

 

 

 

「従業員の声」を取り入れた労働環境

ホワイト財団
ホワイト財団
エンゲージメントサーベイを導入したことでどのような変化がありましたか?

 

 

山下社長やはり急にいろいろなことを変えることは難しく、会社を変えていくことは大変ではありました。

 

まずは会社として「こういうことをやっていきたい」というメッセージを伝えた上で、社員が求めているものも聞き、地道にすり合わせながらお互いの妥協点を見出していきました。

 

そうすることで会社も納得するし、社員も納得する、とにかく根気よく6年間継続して改善を行っていきました。

 

 

会社に対する「求めること」を聞いていくなかで食事に関するニーズがあり、そこではじめて社員食堂の導入を決定しました。また扶養家族がいる社員に対して「手当を支給してほしい」という声も多くあったので、扶養手当も導入しましたね。

 

現在もテレワークの導入や残業を減らす取り組みなど、さまざまな制度の導入・改善を継続的に行っています。

 

 

 

ホワイト財団
ホワイト財団
プラストの働きやすいと思うところを教えてください。

 

H・T様:営業職って結構帰宅が遅かったり、朝が早かったりといったイメージを持たれる方も多いと思うんです。

 

しかし当社では調整休をしっかり取得することができるので、例えば打合せが朝早くて出勤が早まった場合は、「翌日1~2時間遅れてきていいよ」とか「半休でいいよ」といった具合に柔軟に休みを取ることができます。

 

 

何時間も会社に残って仕事をする社員もほぼいないので残業も少なく、仕事終わりのプライベートの時間もしっかり確保できます。

 

そのほか会社のほうからゴールデンウイークや夏期休暇に有給をつなげて社員が長期休暇を取れるようにしてくれたりもするので、そこも嬉しいポイントです。

 

最近では女性社員の方も増えてきて活躍している方もいらっしゃるので、女性の方もすごく働きやすい環境なのではないかと思います。

 

 

 

 

T・H様:個人的な部分にはなるんですけど、やはり「人」ですね。

 

営業会社の社員ってものすごく厳しい方ばかりだと最初は思っていたんですけど、プラストではそんなことはなくて、自分の失敗に寄り添って励ましてくれる方ばかりでした。

 

また、励ますだけでなく、どうしたら次の営業で上手くいくか、しっかりとフィードバックも与えてくださるので、業務に取り組むなかで自身の成長を感じることもでき、仕事に対するモチベーションにもつながっています。

 

 

加えて、各事業所に社員食堂が完備されており、格安でお惣菜やお菓子を購入することができます。

 

 

外でお昼を食べて出かたりすると、どうしても高くついてしまう食事代も、安く済ますことができるので、大変助かっています。

 

 

ホワイト財団
ホワイト財団
ホワイト企業認定を取得したきっかけや理由を教えてください。

 

山下社長プラストは2020年からハタラクエールを4年連続、また2021年にはWOMAN’S VALUE AWARD審査員賞を受賞しています。

 

そのような経緯もあり、取引先の方からホワイト企業認定に関して紹介を受けたのが、取得のきっかけです。

 

客観的な視点で認めてもらえる第三者認定を受けることで、自分たちの取り組みに自信を持ち、より社員がいきいきと働ける会社にしていきたいと考えています。

 

 

プラストの今後の目標について

 

ホワイト財団
ホワイト財団
プラストの今後の目標について教えてください。

 

山下社長プラストの理念である「幸せな人生の基盤で有り続ける」というところをより一層体現できるようにしていきたいと考えています。

 

自分たちの目指すものと、現状ではまだまだギャップがあるので、そのギャップをどうしても埋めていきたいですね。

 

社員をはじめ、社員の家族にも「この会社で良かった」「頑張れる環境でよかった」と思ってもらいたいですし、より多くのお客様にも「契約して良かった」「お付き合いして良かった」と思っていただけるようにしていきたいです。

 

 

 

ホワイト財団
ホワイト財団
今後、一緒に働きたい方の人物像を教えてください。

 

山下社長自分が会社に入って「自分が会社を変えてやるんだ」といった志の高い人ですね。

 

 

もちろん「元気がいい人」や「思いやりがある人」「素直な人」も大歓迎です。会社の仕組みに疑問を持って新しいものと取り入れるなど、いい意味で会社が持つ価値観を壊してくれる方だと、きっとプラストで活躍していただけると思います。

 

「自分はこうなっていきたい」「こうありたい」という想いを大切にしながら当社で実現を目指して頑張っていただけると嬉しいですね。

 

目標が明確な方、まだ夢が漠然としている方でも大丈夫です。

 

 

やる気と情熱、周りの人に対しての思いやりの心を持ったメンバーであれば経験も問いません。これから私たちと一緒に会社を創っていただけたらと思います。

 

 

 

 

取材者のレビュー

 

埼玉・名古屋・福岡の3拠点の体制で企業の経営を支える多彩なサービスを展開する株式会社プラスト。数年前までは残業が多く、有休も取得しづらい環境だったそうですが、会社の状態がわかるエンゲージメントサーベイを導入し、社員のエンゲージメントを右肩あがりで改善。2021年は女性活躍推進企業に贈られる『第4回WOMAN’S VALUE AWARD 審査員賞』を受賞、働きやすい環境づくりに取り組む企業に贈られる『ハタラクエール』を2020年から4年連続で受賞するなど、進化を続けています。


「明確な目標を持って頑張っていきたい」「働きやすい環境で仕事に打ち込みたい」そんな方にオススメの会社です。

 

 

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  • 取材者

    日本次世代企業普及機構金崎 綾香

    小売業界でバイヤーとして、商品買付けや企画などの店舗管理業務に従事しつつ、販売メーカーの営業として法人営業にも携わってきました。2022年より株式会社ソビアに入社し、これまでの経験を活かし、ホワイト企業認定を取得された企業様の魅力をホワイトキャリアでたくさんの方に発信していきます。