ホワイト企業認定アワード受賞企業に迫る!株式会社Massive Actを徹底解剖!

2025.03.11
#ホワイト企業アワード

【インタビューを受けた人】

株式会社Massive Act
CEO OFFICE 金田 渚
PR 濱澤 玲菜

 

【インタビュアー】

ホワイト財団  阪上 光

 

【受賞理由】

株式会社Massive Act様は改善活動の流れは模範的で、非常に素晴らしいと感じました。
自社の失敗の歴史の振り返りから、現状把握から課題設定、解決に向けたアクション実施までとしっかりとしたPDCAサイクルのもとで取り組んでいらっしゃいました。
社員の方の声を元にした施策設計(社員提案制度やメンバードリブン経営)と徹底したDX化でスピード感のあるお取組みは他社ではなかなか真似できないものと思われます。
また、活躍できるスキル醸成は会社のためだけではなく、社員自身のメリットにもつながることから、積極的に参加したくなる動機づけがされている点も印象的でした。
さらに、制度を確実に実行するための空気づくりとして、取り入れた制度は社長自ら実践し、全メンバーが活用できる空気を作っていることや、メンバーに定期的なヒアリングを行うことで、メンバーと目線を合わして社内体制を整えている姿勢が素晴らしいと思いました。
今回は業務改善という点でのお取組みでしたので、モチベーションが向上する評価制度や環境づくりの取り組みも拝見できることを期待しております。

 

 

株式会社★★★のポイント

・大手では叶わない!業界大ベテランの傍で働ける恵まれた環境
・仕事の創造的と従業員のウェルビーイングを徹底追及するメンバードリブン経営
・とにかく動きたい!を後押しする徹底した「実行ドリブン」の社風

 

 

ホワイト財団
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改めて、この度はアワード受賞、また2年連続の受賞になりますが、誠におめでとうございます。

 

ありがとうございます。昨年選出いただいた【柔軟な働き方部門】に加えて、今回は別部門の【働きがい部門】に選出いただくことができました。連続選出という快挙に社内皆が喜んでおります。

ホワイト財団
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普段から認定を通じてやり取りさせていただいておりますが、今回は改めて年々変化成長を続ける株式会社Massive Act様のお話をお聞きしたいと思います。まずは株式会社Massive Actがどんな会社なのかお伺いしてもよろしいでしょうか?

 

株式会社Massive Actってどんな会社?(企業概要)

弊社、株式会社Massive Actは『変革の起点を創る』をミッションに、統合デジタルマーケティング/DX支援で事業成長をデザインするコンサルティング会社です。2017年に設立した、従業員数は10名程度の小規模な会社ですが、創業以来8期連続増収総益で、売上の年平均成長率も94.8%とクライアント様にも喜んでいただき、おかげさまで右肩上がりで活動させていただいております。

 

インターネットやSNSなどを活用して、クライアントの商品やサービスを多くの人に知ってもらい、販売につなげるための仕事です。お客様の購買プロセスなどを分析して、より効果的な宣伝方法を考えることもあります。

 

また、様々なデジタルツールを活用し、業務のデジタル化、システム化を提案、実装の支援を行っています。まだまだ日本にはデジタル化が進んでいない企業がたくさんあります。新しいデジタル技術を導入することで、クライアント企業のはたらき方が大きく変わっていく様子を直接見られることもやりがいの一つです。デジタル化は単なる業務効率化だけでなく、お客様のビジネスモデル自体を変革するきっかけにも繋がります。

 

ホワイト財団
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ありがとうございます。創業からずっと増収増益されているのは、多くの価値や喜びを生み出してらっしゃる証拠ですね!何か株式会社Massive Act様で働く方の特徴はあるんでしょうか?

 

従業員の二極化が、Massive Actらしさだと思います。

代表を始め、業界歴20年のプロフェッショナルレイヤーの方や大手企業で事業部長を務めたベテラン勢と、業界未経験者を含む若手が共に第一線で活躍しています。

 

大手企業では階層構造により、若手が経営層や上級管理職から直接学ぶ機会は限られていますが、Massive Actでは業界トップレベルの知見やスキルに日常的に触れながら成長できる環境があります。このダイレクトな学びと実践の場が、人材育成において大きな強みとなっています。

 

 

 

 

反省と奮起「もうブラック企業は、生き残れない。」

ホワイト財団
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今回、ホワイト企業アワード受賞されましたが、働きがいのある会社組織づくり、ホワイト企業を実現していくにあたって、何か課題意識やきっかけはあったのでしょうか?

 

実はMassive Actは代表にとっては2社目の設立となります。

 

代表曰く、1社目の起業が大きなターニングポイントだったとか。当時は利益至上主義で社外にばかり目を向けており、メンバーのケアがあまり出来ていなかったと聞いています。その結果、2年弱でチームは瓦解してしまったとのこと。

 

そういった経験から、Massive Actでは持続可能な組織を創りたいと奮起されたそうです。
現在のMassive Actのメンバードリブン経営は、代表の強い想いにより実現しています。

 

また、持続可能な組織を実現するにあたり大切なことは「どのようなライフステージでも、変わらずベストパフォーマンスを発揮できる環境づくり」ではないかという考えのもと、働く環境の整備にも力を入れています。

 

ホワイト財団
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組織づくりの失敗が、今の株式会社Massive Actを創る土台になってらっしゃるんですね。

 

土台作りというと、会社は利益を出し続けなければ存続できませんが、その反面コーポレート部門の業務・・いわゆるバックオフィスの体制も大切だと思っています。

会社の根幹となる部分ですから、簡単に崩れるような足場ではいられません。
私たちは創業間もない頃からジョインさせていただき、バックオフィスの基盤づくりにも携わらせていただきました。書類整理からオフィス環境の整備、備品の購入、そして人事や広報、経営管理といった部門の立ち上げにも関わっています。
会社を『創る』というフェーズから色々な勉強をさせていただき、とても良い経験になっています。

 

バックオフィスを整えるにあたり、環境・体制面にも注力しています。
具体的には、大手企業の強みである「コンプライアンスの徹底」「充実した福利厚生」「体系的な制度設計」と、ベンチャー企業の特長である「仕事への高い熱量」「風通しの良さ」「柔軟な業務範囲」を融合させることを目指しています。

大手とベンチャーの良いとこ取りのアプローチによって、持続可能性と成長性を兼ね備えた「ソリッドベンチャー」という新しい組織形態を実現したいと考えています。

 

ホワイト財団
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事業の強さを備えたうえで、環境整備も進めていかれたんですね。ここからは具体的な制度についてもお伺いしていきたいと思います。

 

 

 

 

従業員のエンゲージメントを高める環境づくり(導入制度概要)

ホワイト財団
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従業員みなさんの働き甲斐を支えてる株式会社Massive Act様の環境や制度についてお聞かせいただけますか?

 

働き方、環境の根幹になっているのはフレックスタイム制の導入です。個人のライフスタイルや業務の繁閑に合わせて柔軟に勤務時間を調整できる環境を整えています。加えて、週1回全社リモートDayを導入しており、在宅でもオフィスと同等のパフォーマンスを発揮できるよう全社員にディスプレイモニターを支給、通信費の補助なども継続的に行っています。

フレックスタイム制については、メンバー活用率100%です。夕方に一度自宅に戻り、家事などを済ませてから業務再開するメンバーもいます。他にも、通院や育児など個々の事情に合わせて活用しています。

当日の予定変更も相談可能な為、臨機応変に対応いただけることも活用しやすい理由の一つです。

 

ホワイト財団
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ありがとうございます。働く意欲はあるけど個別の状況を抱える方にとって非常に自由度の高い環境ですね!仕事もプライベートも本気で楽しみたい方にとっては日々の充実度合いが高まりそうです。

 

そうですね。長く続けていただくためにも、やはり個々の事情に沿って柔軟に対応できる環境の整備は必要だと思います。また、従業員だけではなくその家族も大切にしてもらいたいという代表の想いが強く反映されています。

他にも一日の所定労働時間を原則6時間としている短時間勤務制度や自宅勤務が難しいメンバーに対して自宅近くのコワーキングスペースの利用環境を整備したり、子どもがいる社員が在宅勤務を選択できる制度や0~2歳まで子どもを預けながら、子供のそばで働ける託児ワーキングスペースも利用できます。

 

ホワイト財団
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子育てされている方へのサポートも手厚いんですね!

 

代表ご自身が、お子さんの学校の行事など子育てにしっかり参加されているので、制度の浸透度合いはとても高いと感じています。

 

ホワイト財団
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ありがとうございます。代表が積極的に制度を利用して、自由度の高い環境で仕事とプライベートの両立を示してらっしゃるんですね。この後は、整った制度を活用しながら、仕事のやりがいや成長など働きがいを感じられる株式会社Massive Actの取り組みについて伺っていきたいと思います。

 

 

 

定着の秘密!仕事の効率化、生産性と従業員のウェルビーイングを両立した新しいワークスタイルを根付かせる株式会社Massive Actの取り組み

ホワイト財団
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充実した制度・環境がある一方で、仕事の生産性や効率化、個々人の成長やエンゲージメントの向上にも様々な工夫がなされているとのことですが、どんな工夫や施策を実施されてるのでしょうか。

 

弊社では「メンバードリブン経営」を基盤とし、従業員のウェルビーイングを重視することで、従業員の満足度向上と会社の持続的成長の両立を目標として様々な取り組みをしています。

 

まず業務に関する取り組みとしては、徹底した業務効率化を行っています。
残業時間が10h以上のメンバーを対象にヒアリングを行い課題抽出しています。個人スキルの停滞が起こす時間の浪費課題、業務フローの課題、求めるスピードと生産性のギャップに分けることで、包括的な解決策を実施しました。

 

システム導入による自動化やマニュアル化、生成AIの活用など、属人化からの脱却を目指し業務偏重の是正を行っています。
その結果、月平均の残業時間は5時間以内を達成し、3時間以内を達成している月も出ています。

 

ホワイト財団
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すごい成果ですね!個々人が抱える業務上の課題を個人の問題で終わらせずに、抽出分析することで全体の生産性向上や効率化に転換されてるんですね。

 

ありがとうございます。そうですね。

会社としては従業員のウェルビーイングを重視する観点からも、弊社でしか通用しないスキル習得ではなく、市場価値を上げることに重点を置いています。日常的に行う定型業務や汎用業務は徹底的に圧縮し、スキルを伴う企画業務、価値提供に集中して向き合える時間を確保できるようにしています。

 

会社としても積極的に付加価値を提供していこうという姿勢です。
創造性の高い業務に従事する時間は、従業員のエンゲージメント向上にも繋がっています。

 

ホワイト財団
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企業の生産性向上や効率化を従業員のウェルビーイングと合わせて捉えてらっしゃるからこその視点だと感じました。従業員の成長や会社、人材育成については如何でしょうか?

 

個の成長が事業成長につながるという考えのもと、メンバーとのコミュニケーションを大切にしています。
たとえば弊社では毎月の1on1に加え、四半期に一度の査定面談があります。そこでは、

WILL:やりたいこと

CAN:できること

MUST:求められること

3つの設問に沿って、会社とメンバーとの認識齟齬が無いか目線合わせをしています。

個人の特性ややりたいこと、キャリアビジョンに対してどのようにステップアップしていけばそれが実現できるのか、またそれは弊社にいることで実現でき得るかどうか。

目指すところを明確にすることも人材育成のなかで大切なことだと考えています。

 

ホワイト財団
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個々人の描くキャリアと会社業務を連動させて、フィット感を持って仕事に取り組める仕組みになっているんですね!

 

その他にも、社内でFWE(Friday Work Efficiencyの略)と呼んでいる、毎週金曜日に全社員で生産性向上のアイディアを出し合うミーティングを実施しています。

「毎日/毎週同じ作業にかかっている時間を1分でも1秒でも改善する仕組みを作る」ことをゴールにしています。

 

ホワイト財団
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面白い取り組みですね!とはいえ、毎週と聞くとなかなかハードルも高く聞こえるんですが…、皆さん提案されるんですか?

 

確かにそう感じられると思います。
しかし、この取り組みを始めた当初から『どんなアイディアでもOK』という風土を大切にし、提案の質やレベルは問わず意見を出し合う場としたことでハードルを下げることができました。

 

『この作業自動化できるかも』『このツールを使えば効率化できるかな』といった単純な発想から、『この方法なら作業短縮ができる』といった小さな気づきまで、あらゆる効率化のヒントを歓迎しています。

各自がアイデアを持ち寄り、会議時間内に自ら設定やフローの整備を行います。希望者は社内の有識者からアドバイスをもらうこともできるため、無駄な時間を浪費することもありません。

 

この実践的なプロセスを通じて、提案だけでなく実装まで一貫して経験できることが、スキル向上の大きな要因となっています。

毎週各自がテーマを持ち寄り実践することで、効率化や生産性向上の思考が自然と身につき、日常業務でもAIやRPAの活用といった具体的な改善手法を自発的に考案・実践ができるようになりました。
『もっと良くするにはどうすればよいか?』という前向きな発想が社内に根付き、主体性を重んじる文化が醸成されています。

 

この小さな習慣が、個人の成長と組織全体の進化に寄与しているのです。

 

ホワイト財団
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業績だけでなく、ご自身が業務の中で得た工夫を、すべて組織全体に還元されているんですね。そういった何気ない工夫がチームの役に立って喜んでもらえると、働くことがより楽しく感じられそうですし、帰属意識も高まりそうだと感じました。従業員同士のコミュニケーションについて、会社として大切にされているスタンスや基本的な考え方があれば、ぜひ教えてください。

 

「個人の心身の健康は、業務の生産性にも直結している」という代表の考えがあります。それが社内のメンバーにも根付いているので、何かモヤモヤを抱えたときは、すぐに相談できる関係性や環境が整っています。

先述のとおり小規模だからこそ、メンバーの成長が会社の成長に直結しているので、環境整備もメンタルの安定もすべて繋がっているという視点で制度設計を行っています。

また、直接業務と関係しているわけではありませんが、港区のボランティアプログラムにも参加しており、オフィス周辺の清掃活動を年4~5回実施しています。社会貢献活動を通じて地域社会との繋がりも感じられる場を設けています。直近では環境省の「デコ活」宣言を行い、社内でもエコを意識しています。

 

ホワイト財団
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従業員の成長や仕事も含めたウェルビーイングを会社の成長と同等それ以上に考えて日々向き合ってらっしゃるんですね。

 

 

 

 

「働きやすさと圧倒的な成長実感」株式会社Massive Actではたらく人のリアルな声

ホワイト財団
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実際に株式会社Massive Actで働いている皆さんからはどんな声がありますか?

 

当社は決して人数は多くないですが、一人ひとりが責任とプライドをもって働くことが出来ていると感じています。
それぞれの役割で、それぞれの方面から会社の成長に貢献できていれば良いなと思います。
当社で働くメンバーにも聞いてみたので、ご紹介します。

 

ビジネスディベロップメント 男性1~3年目

自身の考えを言語化・表現する機会が多く、必然的に言語化能力や課題解決能力が養われます。実際に行動することを前提としているので、自分のアイデアをすぐに実現することができる環境だと感じています。ここまでスキルの開発に力を入れている企業は少ないので、入社してよかったです。

 

コーポレート部門 女性1~3年目
定期的に代表と1on1の時間が設けられていて、本音で話せる機会がたくさんあるので、今後のキャリアパスや会社とのマッチングに乖離が無いかだけでなく、プライベートやメンタル面にも困っていることがないかも都度コミュニケーションが取れて働きやすいです。

 

マーケティング・宣伝・広報 女性1~3年目
フレックス制度が使えるので、月の労働時間内で早上がりや頑張る日を調整しやすく大変ありがたいです。「限られた時間で最大限のバリューを発揮する」という文化なので、一定時間の残業が出た場合に残業撲滅委員会が発足するのには驚きました。自身の業務を見つめ直す良い機会でもあります。

 

顧客サポート 女性1~3年目
成果を追い求めるが故に過酷な労働環境になるわけでもなく、休暇や福利厚生もしっかり整っています。やるときはやる、休む時は休むといったメリハリがつけられるので、リフレッシュしながら前向きに働くことが出来ています。

 

 

 

主体性と推進力がある人が活躍できる株式会社Massive Act!求職者へのメッセージ

ホワイト財団
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益々、これからの活躍、発展が期待される株式会社Massive Actですが、求職者へのメッセージをお願いします。

弊社は「変革の起点を創る」ことをミッションとしています。

目まぐるしい技術革新が取り巻く現代のVUCA時代に、企業に求められているのは単なる「変化」ではなく「変革」です。

 

そのために、私たちが掲げているコアバリュー(核となる価値観)は「実行ドリブン」です。やはり、変革を起こすためには、実行あるのみだと思っています。

そういう価値観や考え方をもとにみんな仕事に向き合っているので、弊社で活躍いただける人は、実行力や推進力がある方です。

向上心があり、高い熱量をもって事業を推進していきたい人にとっては 、最高の環境だと思います。

業界の大ベテランと共に身に付けたスキルや経験を活かして、世の中に変革の起点を創りたいという方は、是非、株式会社Massive Actに来ていただきたいと思います。

 

ホワイト財団
ホワイト財団
本日は、貴重なお話を聞かせていただき有賀がとうございました。改めて、ホワイト企業アワードのご受賞、おめでとうございました。

 

 

取材者のレビュー

 

フレックスタイム制度を活用しながら、仕事とプライベート、職場と家庭、仕事の成果と実生活の充実を溶け込ませた働き方が印象的でした。実現されている新しいワークスタイル、ライフスタイルは、今の日本社会や現代人にもフィットした働き方の選択肢に成り得るのだと思います。「仕事は朝〇時~夜〇時まで決まった場所でするもの」という従来の枠を超えた新しい仕事観も株式会社Massive Actが世の中に起こしている「変革の起点」の1つなのかもしれません。今の職場や働き方、実力発揮やスピード感に窮屈さや物足りなさを感じておられる方は、一度、株式会社Massive Actの門をたたいてみるといいかもしれません。