生活に欠かせない「食」のフィールド、そこに「人」の持つ可能性を。NAKANISHIはあなたのチャレンジ精神と行動力を求めています。

2021.09.27
社員インタビュー

【インタビューを受けた人】
株式会社中西製作所 喜井 裕之様

【インタビュアー】
ホワイト財団事務局

株式会社中西製作所

喜井 裕之様

会社紹介をお願いします

中西製作所の強みは、業務用厨房機械メーカーとしてお客さまの課題に対し「提案」「設計」「施工」「開設支援」を一貫してご提供できる点です。
業態や地域を超えて、自社製品や他社製品、輸入製品を組み合わせて様々な分野の厨房をトータルでサポートいたします。
中西製作所は、これまでに多くのお客さまの課題解決につながるご提案を行って参りました。
それらのノウハウを活かし、課題に合わせたご提案が可能です。
(中西製作所のマーケット:学校給食、病院給食、福祉給食、弁当・惣菜、学生食堂、社員食堂、外食産業、海外事業)

働きやすさを大切にしている理由を教えてください

以前は、長時間労働やサービス残業が当たり前で有給休暇も取得しづらい職場環境であり、入社後の早期離職が多くなっていました。同業他社においても同様の状況にあり、率先して職場環境を変えていくという雰囲気はまだありませんでしたが、政府による働き方改革など労働環境の改善は重要な経営課題であると、社長以下経営陣の元で経営方針が決定し、働き甲斐のある会社作りを目指し、離職防止や人材確保を通じて会社の発展に繋げていくことが決定しました。
以降は決断が早く、モバイルPCを社内の全営業担当に配布して社外での作業を可能にしたり、各種システムを構築・導入し、各種制度の申請や業務を簡略化したりと、業務の効率化を複合的に進めていきました。結果として残業時間の減少や、離職率の低下、生産性の向上など、徐々に効果が目に見えて表れていきました。

 

今後注力していく取り組みや今後の目標を教えてください

中西製作所は学校給食をマーケットとする会社であるため、少子化施策の制度を拡充する予定です。子どもが生まれた際のお祝い金の金額の見直しや、学校給食の給食代の補助などを検討しています。
健康経営に向けた施策として、定期健康診断・ストレスチェック実施の徹底や、診断結果の分析ができる体制を構築していきたいと考えています。現在は紙で管理していますので、時代に即してペーパレスに移行するとともに、データで管理することで過去データとの照合や、産業医と連携・共有することで今まで見落としていたような治療ケースを早期発見できるようにしていければと思います。
また、子育てをしやすい環境という面では制度がある程度整備され、社内浸透も進んできましたので、外部の認定取得として、来年の4月を目途にエルボシ認定段階1、くるみん認定取得を目指しています。

貴社で活躍している人材、または一緒に働きたい人物像を教えてください

中西製作所で活躍している人はコミュニケーション能力が高く、社内外に適切なネットワークを築いています。同時に、誰に対しても公平に接する事ができ、人望がある人が多いように思います。一人で完結するような仕事はなく、働くうえでは上司や同僚、時には部署をまたいでの連携が求められます。連携してこそ、よりよい商品・サービスがお客様に届けることができてきますので、力を借りるということは悪いことではなく、周囲を巻き込むことができる力は非常に魅力的な能力です。
そうしたコミュニケーション能力は仕事を覚える中や、社歴を重ねて人間関係を深めていく中で、本人の姿勢次第で備わっていくものと考えていす。当社では、まず「挨拶ができること」を第一としています。挨拶はコミュニケーションの基礎中の基礎ですので、この基盤が根づいている人は入社してから自発的に仕事に取り組み、自己実現に向けて切磋琢磨できると考えています。

ご担当者様が、個人的に会社を好きなポイントを教えてください

社内は常に和やかな雰囲気です。上司と部下の間でも気軽に談笑ができ、とてもアットホームで、働きやすい職場環境だと感じています。
入社後の研修や資格試験のサポートもしっかりしています。また、産休や育休後に復帰している女性の先輩社員もいて、福利厚生が整っています。男性も配偶者出産の休暇や育休取得という面で会社からサポートをしています。
また、産休・育休を取得した女性の多くは職場復帰をしています。育児と並行できるように時短勤務にも対応しており、中には管理職として時短勤務で働いている社員もいますので、女性が十分に活躍することができる職場ですので、将来的に安心して働くことができる点は当社の大きな魅力の一つだと思います。

企業選びのポイントのアドバイスをお願いします

大企業であっても簡単に倒産する時代ですので、長く健やかに働き続けることができることが大事だと思います。企業規模だけでなく、ここ数年の業績や事業内容、経営者の方針など集められる情報をかき集めて、将来性を考えてみてください。また、長く働くうえでは社風が自分に合っていることをおススメします。経営層の考え方や、実際に中で働く人の価値観、注力している部分(女性活躍や福利厚生など)など、これらは実際に社員と関わらなければ掴むことが難しいため、インターンや説明会、選考時など、接触できる機会を逃さず参加するべきだと思います。数値や画面越しでは伝わらない「直感」の部分にこそ、本質が潜んでいます。数少ない接触機会を活かせるよう、それまでに自己理解を深め、自分が何を大切にしていきたいか、どう成長していきたいかを把握しておくことが大切なのではないでしょうか。

  • この企業のページを⾒る
  • ホワイト財団事務局

    私たちは「家族に入社を勧めたい 次世代に残していきたい企業」を発見し、「ホワイト企業」として認定しています。 ホワイト企業認定を取得している企業で、個性を活かし、楽しく、創造的に働く人々にインタビューをして、次世代に残すべき素晴らしい企業の社内制度の発信をしています。 ホワイト企業認定は、明日が楽しみに思える社会の実現を目指しています。