社員の「働きがい」と「働きやすさ」を支える制度と風土

2021.10.06
社員インタビュー

【インタビューを受けた人】
イーソル株式会社 澤田様

【インタビュアー】
ホワイト財団事務局

イーソル株式会社

管理部 人材開発課 課長 澤田様

ソフトウェア技術職として入社後、自社製品の開発・トレーニング・カスタマサポートを担当。 技術部門でのマネージャ経験を経て、人事部門に異動し、全社の働き方改革プロジェクトを推進。 現在は人材開発部門のマネージャとして全社の人材育成・人事制度の企画運用等に従事し、 社員の働きがい・働きやすさの向上に取り組んでいる。

会社紹介、事業紹介をお願いします。

イーソルは、革新的なコンピュータテクノロジーによって安全で優れたコネクテッド社会の実現に貢献することを目指す、組込みシステムとエッジコンピューティング分野のグローバルなリーディングカンパニーです。
イーソルの製品やサービスは、厳格な品質、安全性、セキュリティ基準が求められる車載システムをはじめ、FA、人工衛星、医療機器およびデジタル家電を含むあらゆる組込みアプリケーションの分野において世界中で採用されています。最先端の自社製品の研究・開発や、主要メーカーや大学機関との共同研究に加え、AUTOSAR、Autoware、マルチ・メニーコア技術の標準化活動を積極的に進めています。

働きやすさを大切にしている理由を教えてください。

当社の技術を世界へ発信していく上で欠かせないのは、当社で働く社員の存在に他なりません。「企業は人なり」 の信念のもと、社員の 「働きがい」 と 「働きやすさ」 の向上に努めてきました。
社員、一人ひとりが充実した働き方をすることで、チャレンジを楽しむ気持ちが生まれ、新たな発想に繋がっていくと考えています。

 

今後注力していく取り組みや今後の目標を教えてください。

以前から徐々に進んでいたテレワークの浸透が、新型コロナウイルスの蔓延を機に一気に進みましたが、導入によるコミュニケーションの質・量両面の改善が課題の一つです。従来のような日常業務や隙間時間での自然なコミュニケーションが大幅に減りましたので、意図的に懇親会を開催したり、タウンミーティングと称した役員・社員間の交流機会を設けたりするなど、オンラインでの社員同士の接触機会を増やしています。
また、キャリア開発、人材の成長支援という視点では、社員それぞれのステージに合わせた指標となるより細やかなキャリア像の作成や、それに伴う人事考課基準の見直しに注力していく予定です。

貴社で活躍している人材、または一緒に働きたい人物像を教えてください。

イーソルのミッションは 「革新的なコンピュータテクノロジーによって市場を創造し、社会を豊かにすること」 です。ミッション実現のために、イーソルには参加メンバーが持つべき Core Sprit 「楽しいチャレンジ」 を生きる、と4つの価値観 (Value) があります。CoreSpritに共感し、4つの価値観 excellence, Speed and Safety, Ownership, Link を持つ方々を歓迎いたします。
イーソルの技術領域では自ら道を拓いていかなければならないことが多く、好奇心・探究心は当然重要ですが、その好奇心をもって探求する過程、新しいこと・未知のことの本質を理解しアウトプットする過程をそれぞれ楽しみながら“やり抜く”ということをメンバーに求めています。

 

新人研修の技術演習では、自由な発想で各自が企画した製品を開発

ご担当者様が、個人的に会社を好きなポイントを教えてください。

管理職を含め、社員は「さん付け」で呼び合っており、役職や年代に関係なくフラットにコミュニケーションを取ることができる社風です。
実際に働いている社員は、素直で思いやりのある人が多く、気持ちよく働くことができています。それぞれが自分の仕事と真摯に向き合い、ひたむきに取り組んでいますので、そうした姿に触発されながら目標に向かって一緒に頑張ろうと思える職場です。
また、イーソルの事業はこれからないものを新たに形にして提供していくものですので、その可能性や将来性にワクワクできるところも魅力の一つで、好奇心旺盛な社員が多く、その意見や取り組みからいつも刺激を受けています。

企業選びのポイントのアドバイスをお願いします。

その会社が実現しようとしていることに共感できるかどうかが大事だと思います。社会人として会社に属する以上、自分の大切なリソース(時間・エネルギー)をそこで使うことになります。そのリソースを会社が掲げているミッションやビジョンの達成のために使いたいと思えるか、目標を一緒に成し遂げたいと思えるかどうかが大切だと思います。仕事をする中で苦しい時や壁に直面する時は必ずやってきます。その時に、会社の目指す方向に共感できているのであれば、その想いが自分を中から支えてくれます。そうでない場合、そこで躓き、苦しむことになってしまします。
そして、心身ともに健康的に、様々なライフイベントや状況の変化を乗り越えて長く働き続けることができそうかを見極めることです。採用情報ページに記載されている情報だけでなく、実際に働く社員を見て、できるならば話を聞き、制度の実態や、社内の環境を知ることです。会社が社員に寄り添ってくれるかどうかはとても大切です。自分の環境が変わった際に、会社としてバックアップを望めるかどうかで働く場所への安心感も大きく変わります。そうした面に納得したうえで入社できることがベストだと思います。

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  • ホワイト財団事務局

    私たちは「家族に入社を勧めたい 次世代に残していきたい企業」を発見し、「ホワイト企業」として認定しています。 ホワイト企業認定を取得している企業で、個性を活かし、楽しく、創造的に働く人々にインタビューをして、次世代に残すべき素晴らしい企業の社内制度の発信をしています。 ホワイト企業認定は、明日が楽しみに思える社会の実現を目指しています。