【インタビューを受けた人】
株式会社リロクラブ 担当者様
【インタビュアー】
ホワイト財団事務局
担当者様
リログループは、世の中に存在するあらゆるニーズをすくい上げ、それを解決するために、「誰もやらなかった」「先駆的な」独自のサービス・事業を生み出してきました。そして、社内外の多くの人が連携し、協力し合うことで、大きな力を生み出し、お客様にベストなサービスを提供しています。そのなかで当社リロクラブは「福利厚生のアウトソーシングサービス」と「会員向け優待・特典代行」という事業を通して、企業の皆様のお困りごとを解決しています。
・当社がパイオニアとしてはじめた福利厚生事業は、企業で働く従業員の皆様が「この会社に入ってよかった」と思ってもらえるような福利厚生制度をパッケージにして提供しています。働く従業員の皆様のニーズにこたえられるよう、宿泊・育児・介護・グルメ・自己啓発等 様々なサービスを用意しています。従業員のニーズにこたえ、満足度があがると企業の人材定着や人材確保にも貢献することができます。
・会員向け優待・特典代行事業は、会員優待サービスの提供を通して、契約企業のお客様(顧客)がかかえる会員さまの囲い込みや新規顧客獲得のサポートを行なっています。消費者の動向が多様化するなか、1社だけでは構築しづらい多種多様な特典を当社のスケールメリットを活かして提供しています。
企業の皆様のお困りごとを解決していく企業として、自社の社員が元気に活力を持って働く環境や制度設計を目指しています。そのためには「働きがい」が大切だと捉え、2年ほど前にコミュニケーションツールとしてポイント型サンクスカード「RELO THANKS!AWARD(リロサンクスアワード)」を開発、導入しました。ちょっとした仕事の依頼に対して感謝を伝えたり、励ましたり、お祝いしたり、といった社員同士のコミュニケーションをサポートするツールです。営業社員だけが評価されるのではなく、人をサポートするお仕事の人にもスポットライトが当たるようになり、導入から2年経ちますが、導入直後の1.5倍程利用率が上がっています。テレワークなど柔軟な働き方においても有効活用しており、社員のエンゲージメント向上に繋がっています。
もともと社員同士や経営層とのコミュニケーションが活発な当社ですが、RELO THANKS!AWARDのおかげで褒めあう文化をさらに醸成することができました。
直近では「健康経営」について注力していきます。
企業が従業員の健康管理を重要な経営課題として捉え、取り組んでいる昨今。従業員の健康管理や健康増進は、組織運営の健全化にとって不可欠な要素となっており、お客様からのご相談が増えてきています。その中で、弊社として健康経営に関わるサービスをお客様に提供する上で、自社社員の健康管理と健康増進を本気で取り組みながら、健康経営を効果的に推進するノウハウを様々な形でお届けしていきたいと考えています。
また、社内的にはプロジェクト制度を活性化させました。
社員自ら立候補制でプロジェクトを申請し立ち上げ、メンバー選定も社員たちで行います。プロジェクトの大きさは大小ありますが、能動的に考え動き、自部署以外のメンバーと活動することは社員たちにとってとても大きな経験となっています。
「当事者意識を持っている人材」
物事を自分事として考え、主体的に動ける人は成長速度も速いです。「自分がやる」という感覚の方はアンテナも高く、気付きも多くなり、インプットもアウトプットも非常に長けています。他人ごとではないからこそ周囲への気配り目配りが出来るようになり、そういった若い人材が多く活躍しています。実際に年に1回リログループ全体の中で表彰される最も栄誉ある賞はここ最近リロクラブの20代社員が獲得していて、20代で部長クラスの役職で活躍している社員も多くいます。
また、当社で活躍している人物は目標を具体的に持っている方が多いです。「〇年後に賞をとる」と決めれば「どうやったらとれるか」を考えて行動する。また、周囲もそれを応援する環境があります。
当社のよいところは「人」です。
経営層とも距離が近く、同僚、先輩後輩ともコミュニケーションを取りやすい環境にあります。もちろん馴れ合いではなく働くうえでのメリハリはありますが、会社としてのビジョンが明確なため同じ方向を向いて業務に当たることができます。
また、リログループ創業者の言葉で「困難に挑め、そして困難と戯れろ!」という言葉があります。逆境や試練を成長のいいチャンスとして、みんなで前向きに取り組めば、最終的にお客様にも喜んでいただける、と私はとらえて共感しています。
学生時代はそこまで「会社」について意識することは少ないかもしれませんが、自分の生活の中でいろいろな会社がかかわっています。まずは身近な会社に興味をもってみてはどうでしょうか。
興味のある会社が出てきたら、会社の方針、制度、働き方、人、できれば財務状況などを、色んなツールを駆使して調べる、客観的な指標との比較、自分の目で見て確かめるなどの行動を是非とってみてください。人と一緒で会社も相性ですから自分自身に合うのかどうかを照らし合わせることをしてほしいと思います。人生の大半の時間を仕事に費やすことになります。後悔のないように自分自身が求めていることに真剣に向き合ってほしいと思います。
ホワイト財団事務局
私たちは「家族に入社を勧めたい 次世代に残していきたい企業」を発見し、「ホワイト企業」として認定しています。 ホワイト企業認定を取得している企業で、個性を活かし、楽しく、創造的に働く人々にインタビューをして、次世代に残すべき素晴らしい企業の社内制度の発信をしています。 ホワイト企業認定は、明日が楽しみに思える社会の実現を目指しています。