「世界一働きやすい労働環境」の実現を目指し、本気で向き合う

2021.09.30
社員インタビュー

【インタビューを受けた人】
GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社 小高 健士様

【インタビュアー】
ホワイト財団事務局

GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社

人事部 採用担当 小高 健士様

会社紹介をお願いします。

GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は、脆弱性診断やペネトレーションテストを提供しています。
脆弱性診断は主にWebサイトやスマホアプリ、自動車などを対象に疑似攻撃をし、脆弱性の確認や修正箇所のアドバイスをするサービスです。クライアントは「株式会社サイバーエージェント」や「株式会社ミクシィ」など東証一部上場のIT企業が中心で、近年は金融業界からの案件も増加しています。
さらに、脆弱性診断用ツールの開発も行っています。『orca』はAWSとGCP、Azureの3大クラウドセキュリティを一元管理するサービスで、パブリッククラウド内の資産棚卸からセキュリティリスクの可視化、アラートの処置・対処支援までワンストップで行っています。『BitDam』は新種を含むマルウェア対策支援サービスで、メールだけでなくビデオ会議アプリやクラウドドライブも対象にマルウェアからの感染を防ぎます。
脆弱性診断の実績は、Webアプリ脆弱性診断が2500件以上、ネットワーク診断が1000件以上、スマホアプリ脆弱性診断が950件以上です(2020年12月時点)。大手ECサイト企業の案件では、ECサイトのリニューアルに伴ってWebアプリ脆弱性診断を行い、数百万名の個人情報漏洩の危険性を回避するなど、実績数だけでなく大きな功績を残しているのが特徴です。

働きやすさを大切にしている理由を教えてください

GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社が目指しているのは、「世界一働きやすい環境」の実現です。
世界一働きやすい職場環境であれば優秀なエンジニアは自然と集まり、その結果クライアントへより良いサービスを提供できると考えています。働きやすい環境づくりに向け、まずはスキルに見合った高給与を支給。給与は見込み残業45時間分を含んでいますが、黒字である限りは残業を行った場合は追加で残業代が二重で加算されるのが特徴です。
さらに、CVE取得報奨金として、新しい脆弱性や攻撃手法を見つけた場合、技術レベルに応じて手当を支給。確定拠出年金は100%会社が負担しています。裁量が大きいかどうかもエンジニアのモチベーションにつながるものです。当社ではメンバーがやりたいことにチャレンジできるよう、研究予算を1年間で1000万円確保。使用用途は問わず、過去には海外カンファレンスの参加費用やIoTを研究するための機材購入などに利用されています。
予算面のフォローだけでなく、メンバーの意見を率先して受け入れているのも魅力の一つです。実際に、自動車の脆弱性診断はメンバーの提案により導入されたサービスです。スマホアプリの脆弱性診断の担当者の中には、IoTや自動車、クラウドの脆弱性診断を兼務するメンバーも在籍しています。案件を受注する際は、エンジニアの意見を最も重視しています。エンジニアが「現状で対応するのが難しい」と判断した場合は、無理に案件を引き受けず、ゆとりをもって業務を進められるようにしています。

今後注力していく取り組みや今後の目標を教えてください

継続して「世界一働きやすい労働環境」を提供できるよう引き続き取り組んでいきます。
ベンチャー企業ですので、成果主義であり技術力があることが最も評価されます。そのため、前述のようにプライベート時間を提供する中で自学に当ててもらい、会社として個々人のスキルアップに使える時間を提供する一方で、こうした成果主義の中でも社員にとって長く安心して働ける会社でありたいとも考えています。
決して年功序列ではありませんが、長く一緒に働いてくれた社員には相応の恩返しをしたいと考えていますので、勤続年数に応じた手当を導入予定です。構想の域ではありますが、週休三日制や、それに準じる働き方の導入も検討しています。

貴社で活躍している人材、または一緒に働きたい人物像を教えてください

そもそもですが、現時点で完璧なスキルセットを求めていません。そんな人は社内にも地球上にもいないと思います。
必要なことは知らないこと、できないことを自分自身で調べたり実証実験したりと、自主的に学習し、自主的に問題解決し、一歩ずつ前進していく向上心です。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社では技術力を深めることを評価していますし、お客様からも期待されていますので、とことん技術力を身につけたい人に入社頂きたいです。
また、私たちはベンチャー企業特有の自由な風土ですので、既存環境や現状のやり方に縛られずに新しいチャレンジをすることや、エンジニアにとって働きやすい環境づくりのためのアイデア出し・遂行を行いたい方は大歓迎です。

ご担当者様が、個人的に会社を好きなポイントを教えてください

あくまで人事的な意見になりますが、会社の方針、判断に一貫性があるところです。
例えばですが、全てが「世界一働きやすい労働環境を作る」という指針に則って意思決定されます。経営層だけでなく、社員にもその考えが広く浸透しています。手前味噌ではありますが、方針に一貫性があり、更にそれらが浸透している企業は少ないと感じているため、非常に魅力的な会社であると自信を持って言えます。結果として心理的安全性が担保され、ボトムアップでチャレンジしやすい環境が作られたり、個人が発言しやすい文化が醸成されていると思います。
また月並みではありますが、『良い人』が多いです。醸成されている文化のおかげですが、会社のため、チームのため、仲間のためという意志が根付いており、何に対してもすごく協力的な人たちが集まっているところも好きなポイントの1つです。

企業選びのポイントのアドバイスをお願いします

「企業と個人が求めることがマッチしているか」「価値観が合うか」ではないでしょうか。
前者でいうと会社が求めるスキル経験を持っているか、同様に個人が求める成長環境や労働環境を会社が持っているか、このマッチ度合いが重要だと思います。ここで双方が自分たちを良く見せるために背伸びをしてしまうと、入社後にギャップが生まれて不幸な結果になることが多いです。入社することがゴールではなく、入社後にご活躍いただくことがゴールであるという考えが重要です。
後者の価値観についてはすごく極端な例を出しますが、パワハラをしてでも成果を出す人を評価するという会社に、どんな理由があれパワハラは許されるものではないという方が入社しても合わないと思います。綺麗事かもしれませんが、会社が大事にしている価値観や文化に共感して、自分もそんな環境で働きたいと本気で思える会社に入るのが良いのではと思います。

  • この企業のページを⾒る
  • ホワイト財団事務局

    私たちは「家族に入社を勧めたい 次世代に残していきたい企業」を発見し、「ホワイト企業」として認定しています。 ホワイト企業認定を取得している企業で、個性を活かし、楽しく、創造的に働く人々にインタビューをして、次世代に残すべき素晴らしい企業の社内制度の発信をしています。 ホワイト企業認定は、明日が楽しみに思える社会の実現を目指しています。