【インタビューを受けた人】
株式会社コーボー 梁瀬 美奈子様
【インタビュアー】
ホワイト財団事務局
人事・総務グループ マネージャー 梁瀬 美奈子様
コーボーは「感動創造」を理念にWEBマーケティング(SEO・広告運用)、クリエイティブ(WEB製作・システム開発)、HR(SES・IT人材紹介)事業を展開しています。また2021年からは新規事業として、フリーランスエンジニア向けの案件サイト「テックタレントフリーランス」をリリースしました。
全行程を内製化しメディアを軸とした事業シナジーの創出を計画しています。
またIT領域に専門性を持った、当社人事・研修講師から就職活動やキャリアに役立つ情報の発信やセミナーを定期開催中。社内外問わずキャリア支援を推し進めています。
もともとWEBマーケティングの事業から始まり、顧客のニーズに合わせてクリエイティブやHRの事業展開を行ってまりました。顧客の課題をコーボーがワンストップの一気通貫型で解決出来る強みを持っています。
代表の成田は仲間と『喜怒哀楽』を共にしたいという想いから2011年に株式会社コーボーを設立。
会社設立前はフリーランスとしてIT業界にいた成田。当時は自身も周りも終電後も仕事をするような長時間労働が当たり前の環境にいました。
この頃の経験があるからこそ「仕事は真剣に、かつプライベートの時間も充実させることが大切」という考え方が生まれました。
2016年頃から社員が集いはじめましたが、上記のような背景からコーボーでは「濃密な仕事と、良質な休息」「一人ひとりの大切な時間を大切にする」「働きづらさを解消する制度と福利厚生」というようなテーマを掲げ会社運営を行っています。
新型コロナウイルスが流行した際もリモートワークに対して障壁なく対応できたのは、創業時からあるこのような価値観からだと思っています。
<今後注力していく取り組み>
今後リモートワークと出社というハイブリット型の勤務が続く中で、「いかに生産性高く働くか」「いかに会社としての一体感を保つのか」に注力をしていきます。そのために、スキームの見直しや新しい取り組みを進める1年になると想定しています。
直近の取り組みでも、会社のグループウェアをGoogle Workspace(Googleが提供しているグループウェアツール)に統一したり、社内のコミュニケーションツールをSlackに移行する取り組みも行っています。リモートワークでも出社でも、よりコミュニケーションを活性化し生産性を高くすることで成果が残せるような環境を作っていきたいです。
<今後の目標>
現在自社メディア、SES事業の事業を行っていますが、今年は受託開発事業に関しても新たに取り組み始めています。
現在エンジニアの中途採用を通年で行っていますが、例えば最先端の技術を学びたいのであればSES事業。自社のプロダクトを育んだり新規事業を立ち上げるなら自社メディア事業。お客様の課題をチームで解決したいなら受託開発。というように、様々なエンジニアの志向性や希望を社内で叶えていける世界を作っていきたいです。
私たちは以下のような要素を持っている方々と一緒に働きたいと思っています。
一つ目は、「何事も自分事として捉え、主体的に行動できること」です。
企業規模がまだまだ小さいので、自分の頭で考え、主体的に行動できることがとても重要だと思っています。また、「自分の仕事は目の前の業務だけ」という思考ではなく、自分の価値貢献できることを広い視野で気付き行動に移せる方はとても素敵だと思います。
二つ目は、「ポジティブ思考」です。
物事はさまざまな捉えることができます。例えば、失敗をした時、「失敗してしまった・・・」で思考を止めてしまったり、その要因を外部のせいにすることもできますが、それはとても勿体ないことだと思います。失敗も【次に活かすために自分には何が出来るか?】とポジティブにも捉えることで、成長に繋がります。
三つ目は、当社の大切にしている価値観の一つでもある「職人魂の体現」です。
プロフェッショナルとしての自覚を持ち、付加価値の追求と自己成長に挑み続けること。そして、お客様、仲間、家族に誇れる仕事を創造していくということをコーボーでは職人魂と定義しています。この価値観に共感し体現できる方はとても魅力的です。
仲間を大切にしてくれる社風が良いところだと思います。
仲間を大切にするといっても、色々な形があるかと思うので、いくつかをピックアップしてみました。
●仲間の意思や意見を尊重する
何か提案したときに頭ごなしに否定されるということはありません。一人ひとりの意思や意見が尊重されます。また、各事業の方針は各事業部長が決めており、事業の運営方針もチームに相談しながら決めています。
●仲間や仲間の家族を大切にする
例えば体調不良が起きたときなどは業務に支障がなければ積極的に休むように促します。
また、私には子供がいますが、子供が熱を出した際には「〇〇ちゃん早く治るといいね!お大事に!梁瀬さんも看病頑張って!」などのメッセージをもらいます。仲間はもちろん仲間の家族も大切に思ってくれることはとても心強く嬉しい気持ちになります。
●仲間への還元を重視する
「おめでたい焼き」「おめでとうなぎ」などのネーミングでたい焼きやうなぎを皆で食べ、事業の成果を称え、喜び合う時間があります。
また、ゴールデンウィークにBBQを、年に1度の社員旅行も実施していました。
※現在は新型コロナウィルスの流行により実施が出来ておりません。
会社の生み出している利益を仲間のモチベーションがあがるような施策を通じて還元しよう!という気持ちや行動がとても良いなと思っています。
まずは、「自分がワクワク楽しく働けそうか」という点は一番大切にしてほしいです。
そのために「社員が働いていることを楽しんでいるか」を自分で見て判断してほしいですね。
面接の対応をする人事担当や社長だけではなく、現場の方にたくさん会って見極めていただきたいです。
特に現場の方からそう感じられたらおそらく本当に素敵な企業なんだろうなと思います。反対に現場の方に会いたいという要望をはぐらかすようだと怪しいと思ってほしいですね(笑)
また、自分がいま何を求めているかによって企業選びのポイントも全く異なると思います。いま自分が本当に何を求めているのかについて、しっかり目を向けて考え切ってほしいなと思います。そしてそれが変わっていくことは十分ありえますので、変化していくことを受け入れてその時々の自分の気持ちに目を向け続けて欲しいと思います。
ホワイト財団事務局
私たちは「家族に入社を勧めたい 次世代に残していきたい企業」を発見し、「ホワイト企業」として認定しています。 ホワイト企業認定を取得している企業で、個性を活かし、楽しく、創造的に働く人々にインタビューをして、次世代に残すべき素晴らしい企業の社内制度の発信をしています。 ホワイト企業認定は、明日が楽しみに思える社会の実現を目指しています。