
【インタビューを受けた人】
オルターボ株式会社 中村 知倫 様
【インタビュアー】
ホワイト財団 金崎綾香
代表取締役CEO 中村 知倫 様
2026年1月13日に更新済み
オルターボ株式会社のポイント
【安心の待遇】
賞与年2回(実績2.2ヶ月)/ 待機中給与100% / 退職金あり
【健全な労働環境】
残業月平均15時間未満。勤怠管理とフォロー体制で不要な長時間労働を防止
【キャリアの選択肢】
「生涯現役エンジニア」の道を用意。スキルチェンジも支援
【納得感のある評価】
昇給年2回+インセンティブで頑張りを即還元
【ミスマッチ防止】
参画前に役割・働き方をすり合わせ。納得の上で決定
──金崎:まずは、オルターボ株式会社の事業内容について教えてください。
中村代表:
オルターボは、システム開発・インフラ設計構築を中心としたITソリューションサービスを提供している会社です。
クライアント先でのプロジェクト参画が中心で、エンジニア一人ひとりの技術力を活かせる環境づくりに注力しています。
また、自社プロダクト(ゲーム等)の開発事業も行っております。

──金崎:エンジニアが安心して働ける環境を実現するために、どんな工夫をされているのでしょうか。
中村代表:
オルターボではエンジニアが長く働けるよう「健全な労働環境」と「待遇に恵まれている状態」を提供することを目指しており、社員の声を積極的に取り入れながら人事制度の改定や評価基準の見直しを繰り返し行っています。
これらは、日々円滑なコミュニケーションを取れる組織づくりに注力しているからこそ進められる取り組みだと考えています。
実務面では、相談窓口をできるだけ一本化し、困りごとがあれば営業日24時間以内に初回連絡を行う運用を整えています。普段から社内全体やプロジェクトごとにSlackのチャットルームを設け、連絡事項を共有できる体制づくりにも取り組んでいます。
こうした「声のあげやすさ」が、待遇の改善や働きやすさにつながっています。
──金崎:残業についても取り組みを強化されているとのことですが、どんな取り組みなのですか。
中村代表:
社員の残業時間を抑える取り組みとして、勤怠管理システムの導入とフォローサポートを実施しています。
例えば、スケジュール全体の変更によって残業をせざるを得なくなる場合、サポート担当者が関係者と連携しながら状況確認と調整を行います。残業が増えている社員に対しては、本人にヒアリングを行い、体制・スケジュール等の要因があれば関係者と相談しながら調整を進めます。
毎月の残業チェックでは、勤務表のデータから残業時間を割り出し、その残業が「自責からくるもの」なのか「他責からくるもの」なのかを切り分けています。他責であれば会社からクライアント様へ是正の依頼をかけることもありますし、自責であれば残業を減らすために何をすべきかの相談を行います。
こういった取り組みで、月平均残業時間15時間未満の維持を目標としており、適正な就業時間とプライベート時間の確保を目指しています。

──金崎:待遇面や評価制度について教えてください。
中村代表:
弊社では、エンジニアが安心して長く働けるよう、待遇面の整備にも力を入れています。
過去3年間、賞与は年2回支給しており、前年実績は
昇給は年2回の機会があり、頑張りが報われる仕組みを整えています。

中村代表:
また、待機期間中も給与は100%支給しています。
プロジェクト未参画時であっても給与を全額お支払いするのは、エンジニアの生活の安定があってこそ良いパフォーマンスが発揮できると考えているからです。
さらに、退職金制度も整備しており、長期的なキャリア形成を支援しています。
これらに加えて、評価制度の透明性も大切にしています。
年に2回の昇給機会にあわせて実施する評価面談では、技術力や業務での貢献はもちろん、会社やチーム、リーダーに対する貢献度も評価の対象となります。評価基準を明確にすることで、社員一人ひとりが納得感を持ちながら、次の目標に向かって成長していけるようサポートしています。
──金崎:インセンティブ制度についても教えてください。
中村代表:
弊社では、給与と賞与に加えて「第三の報酬」としてインセンティブ制度を設けています。
例えば、皆勤手当や、プロジェクト内でチーム形成・後輩フォローを担当する方へのリーダーインセンティブなど、頑張りがすぐに形として還元される仕組みを整えています。
特にチーム・リーダーインセンティブは、プロジェクト内でメンバーのフォローやチーム運営を担当する方に対して、役割の重さに応じて月額数万円を支給しています。これは、チームを支える役割の大切さを会社として評価し、報いるための制度です。
これらは月次で支給されるため、半年や1年待たずに努力が報われる実感を持ちやすく、モチベーションの維持にもつながっています。
──金崎:柔軟な働き方についてオルターボ様で取り組んでいることを教えてください。
中村代表:
勤務はクライアント先での業務が中心で、プロジェクトにより働き方は異なります。プロジェクトによりリモートワークを併用する場合がありますが、フルリモートのみを前提とした働き方は想定していません。
なぜなら、プロジェクトごとに求められる働き方が異なるため、会社として「フルリモートのみ」を約束することができないからです。

中村代表:
クライアント先のセキュリティ要件やチーム体制によっては、出社が必要になる場合があります。参画前にすり合わせを行い、働き方も含めて納得した上でプロジェクトを決める方針を大切にしているため、最初から「フルリモートのみ」と固定することは、私たちの約束の仕方に合わないと考えています。
もちろん、育児やご家庭の事情など、個々の社員の状況に応じた調整が必要な場合は柔軟に調整と相談の上で進めています。
──金崎:エンジニアが長く活躍するために、キャリアパスについてはどのようなお考えをお持ちですか?
中村代表:
一般的な企業では、40代、50代になるとマネジメントへの転向を求められるケースが多いかもしれません。
しかし私たちは、エンジニアが望むならいつまでも現場の最前線で手を動かし、技術を追求し続けられる「生涯現役エンジニア」という道を尊重しています。実際に、経験豊富なベテランエンジニアが若手と肩を並べて開発現場で活躍しており、その技術力と経験が会社の大きな財産となっています。
もちろん、マネジメントやリーダーを目指すキャリアも応援します。大切なのは、会社が一方的に道を狭めるのではなく、社員自身がキャリアの選択肢を持っていることです。

──金崎:キャリア形成のために、会社としてどのような支援をされていますか?
中村代表:
プロジェクト参画前の面談では、「どんな技術を学びたいか」「将来どうなりたいか」といったキャリアの希望を担当がヒアリングし、できる限り本人の意向に沿ったプロジェクトを提案します。
また、定期的なフォロー面談を通じて、現在のプロジェクトでの成長実感や今後の希望を確認し、次の配置に反映させる運用を行っています。
エンジニアが「この会社で長く成長できる」と感じられる環境づくりを目指しています。

──金崎:環境整備に取り組まれたきっかけや経緯を教えてください。
中村代表:
環境整備については、創業当初から意識をして取り組んでいました。その中でもコロナウイルスの影響は大きく、環境整備への意識はさらに加速しました。
エンジニアの技術力がIT企業の成長には必要不可欠で、それらの習得には「技術を学ぶ環境」が大きく影響します。
私自身、プログラミング技術の取得に何度も挫折を経験し、その中で技術を学ぶ環境の大切さを痛感してきました。
そのため、会社を経営するにあたり、当初からエンジニアが長期的に活躍できる環境づくりには特に力を入れています。
会社や自分自身が変化しながら社会に適応していくことが私のモットーです。現段階に満足せず、環境整備を随時更新していく意識を大事にしています。
──金崎:創業当初から取り組まれているとのことですが、環境整備について苦労されたことはありましたか?
中村代表:
すべての取り組みが功を奏している訳ではありません。
会社の組織体系にマッチしなかったり、制度として確立するにはまだ早計だったりすることもありました。こういった背景から、環境づくりで意識していることがあります。
それは、社員や時流に合わないと判断した制度は「廃止」することです。
会社にマッチしている制度に注力できるよう、早々に切り上げることで新たな制度にも目を向けることができます。
社会の流れに適応した、働きやすい組織を構築するために新しい取り組みにどんどん着手していきたいです。

──金崎:今回ホワイト企業認定を取得した背景を教えてください。
中村代表:
人材採用が背景としてあります。
この度のホワイト企業認定取得を通じ、より多くの人に【オルターボ株式会社】を認識いただき、1人でも多くのエンジニアと出会いたいです。
──金崎:組織としての課題や目標を教えてください。
中村代表:
常日頃から環境改善に注力し、エンジニアの力を集結して事業の拡大につなげていきたいです。

──金崎:貴社の求める人物像について教えてください。
中村代表:
自分の好きな分野、得意な分野にコツコツと継続できる人であれば是非応募いただきたいです。オルターボに入社して継続することで技術を高め、価値を創り、キャリアを拓いてもらえる社員が多いです。
──金崎:実際に活躍しているエンジニアはどのような方がいらっしゃるんでしょうか?
中村代表:
オルターボで活躍している方の事例として以下のような方が多いです。
● 長期で手に職を付けて技術を積み上げていきたい方
● 「役割・期待値・働き方」を事前に会社とすり合わせする方
● 一人で抱え込まず、相談しながら前に進める方
私たちが採用において重視しているのが、プロジェクト参画前の「すり合わせ」です。

中村代表:
営業担当が必要に応じてフォロー担当も交え、候補者の方と丁寧な面談を行います。そこでは、具体的な業務内容、求められる技術レベルや役割、チームの文化や雰囲気、働き方(リモート比率や残業の見込み)、そしてご自身の今後のキャリアプランとの整合性など、気になる点をすべてクリアにしていきます。
私たちは、候補者の方に心から納得いただいた上でジョインしてほしいと強く願っています。ですので、「少し違うな」と感じた場合は、正直にそうお伝えいただきたいです。ご本人が納得できないプロジェクトに無理やり参画していただくことは決してありません。
新しい環境で、最初からハイパフォーマーはいませんので、短期目線ではなく「長期目線で成長機会を作れる会社でありたい」と、私たちは考えています。
今は熱い想いがなくてもOKです。入社後に自分の好きなこと、得意なことを見つけてほしいと思っています。
──金崎:最後に、求職者の方へメッセージをお願いします。
中村代表:
私自身、プログラミング技術の習得に何度も挫折を経験し、その中で「技術を学ぶ環境の大切さ」を痛感してきました。
だからこそ、オルターボでは「エンジニアが長期的に技術力を高め、キャリアを築ける環境」を提供することに力を入れています。
今すぐ熱い想いがなくても構いません。入社後に「この技術を深めたい」「こんな仕事がしたい」という目標が見つかれば、それを実現できるよう会社としてサポートします。
短期目線ではなく、長期目線で成長機会を作れる会社でありたい。そのために、制度や環境を随時アップデートし続けることが私たちの役割だと考えています。
「手に職をつけて、安心して長く働きたい」
そんな想いを持つ方と、ぜひ一緒に働きたいです。

取材者のレビュー
エンジニアが安心して長く働ける環境づくりに注力しているオルターボ株式会社。その背景には、代表の中村様ご自身が挫折経験から学んだ「技術を学ぶ環境の大切さ」という考え方が色濃く反映されているように感じました。
賞与の「利益を社員へ分配する」方針、チーム・リーダーインセンティブ制度など、エンジニアの貢献を具体的な報酬で評価する姿勢が印象的でした。また、プロジェクト参画前の徹底したすり合わせにより、ミスマッチを防ぐ姿勢も、求職者にとって大きな安心材料となるでしょう。
合わない制度は廃止し、必要な制度は柔軟に取り入れていくという同社で、皆さんも手に職をつけながらキャリアを拓いてみませんか?
日本次世代企業普及機構 金崎綾香
小売業界でバイヤーとして、商品買付けや企画などの店舗管理業務に従事しつつ、販売メーカーの営業として法人営業にも携わってきました。2022年より株式会社ソビアに入社し、これまでの経験を活かし、ホワイト企業認定を取得された企業様の魅力をホワイトキャリアでたくさんの方に発信していきます。