昇格のチャンスが豊富!高い教育制度は従業員の未来を切り拓く、株式会社アスタリスク

2023.08.24
社員インタビュー

【インタビューを受けた人】
株式会社アスタリスク  足立 悠 様
株式会社アスタリスク  鈴東 孝弘 様

【インタビュアー】
ホワイト財団 金崎 綾香

株式会社アスタリスク

代表取締役   足立 悠 様

株式会社アスタリスク代表取締役社長。新卒の就職活動ではシステムエンジニアを志していたが、縁のあった営業代理会社に就職。自分のこれまでの経験をいかし、社員が働きやすく、人に紹介したくなる会社経営を心がけている。学生時代はアルバイトに没頭しており、コンビニ店員・工場・カラオケボックス・ピザの配達・ホストなど10種類以上を経験した。
株式会社アスタリスク

営業部AC課 課長  鈴東 孝弘 様

株式会社アスタリスク所属。元々同社でアルバイトとして勤務していた。前職ではお笑い芸人や整体師、パーソナルトレーナーをしていたが、施術などの技量よりも人と話すスキルをアップさせたいという想いが強くなり、営業職を希望した。

株式会社アスタリスクのポイント

・最新のシステムを駆使した高い生産性と営業力が強み
・会社成長のカギは、「1年で10年分の成長ができる」従業員への教育体制
・フランクな社風で従業員が明るくのびのびと働く環境

株式会社アスタリスクとは

 

ホワイト財団
ホワイト財団
貴社はどんな事業をしている会社ですか?

 

 

足立 様株式会社アスタリスクは、さまざまなメーカーの商品を代理で販売する営業代理会社です。

多様な商品・サービスを取り扱っており、業務用のコピー機や複合機、飲食店用のエアコンと言ったハード商材から、集客コンサルや経費削減のサービス提案まで行っています。

 

現在、業績に占める割合の内、もっとも大きいのは地図検索機能を活用して店舗のアピールを行い、来店につなげるMEO対策です。

 

このサービスは、主にSNSのダイレクトメッセージからコンタクトを取り、営業につなげていく手法でサービスを展開しています。

 

 

 

ホワイト財団
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アスタリスクの企業理念について教えてください。

 

 

足立 様「メーカーから選ばれる会社・お客様から選ばれる会社・従業員から選ばれる会社を目指す」です。

 

 

「メーカーから選ばれる会社」であるために、それぞれのブランドに恥じないようお客様へ質の高い営業を心がけています。そして、対価を払ってでも当社と付き合いを続けたいと思っていただけるようなサービスを実施しています。

 

 

「お客様から選ばれる会社」であるためには、魅力的な商品やサービスを取り扱うことはもちろんですが、セールススタッフへの信頼や信用を得て、2回目、3回目というリピートにつながるような営業を行うことが大事だと考えています。

 

この2つを実現するためには、取り扱う商品について徹底的に学び、丁寧な説明と対応で少しでも多くのお客様と商品をつなぐ、クオリティの高い営業を大切にしています。

 

 

そして、「従業員から選ばれる会社」は、「この会社で働いていて良かった」「友人や家族にも紹介したい」と、働くことにポジティブな印象を持ってもらえるような会社を目指しています。

これから入社する人には「この会社で働きたいな」と思ってもらえたら嬉しいですね。

 

営業代理会社ですが、数字のノルマは設けていません。

また、当たり前のことですが就業規則も遵守していて、残業の削減や休日日数の充実などプライベートとのバランスが取れるように工夫しています。

 

従業員がストレスなく長く働きやすい会社を目指しています。

 

 

アスタリスクが強みとしている「営業力」について

 

ホワイト財団
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営業の生産性を高めるため、足立社長がテレアポリストを精査されているとのことですが、その仕組みを教えてください。

 

 

足立 様1日に1万件のリストを、独自のシステムを活用して精査しています。

 

具体的にはまず、リスト上の企業様や個人事業主様にシステムが自動的にダイアルをします。

これは現在利用されている電話番号かどうかを判断するためです。

 

利用されている番号にはアンケート調査用の番号でダイアルし、回答内容に応じて商品・サービスや提案内容を再リスト化します。

 

例えば、業務用エアコンのアンケート調査であれば、「どのメーカーのエアコンが、何台あって、いつから利用している」ということまで回答していただいています。

 

アンケート内容からその会社を把握した上で営業ができるので、トークの内容も豊富になりますし、お客様にも信頼してもらいやすいんですよ。

 

他にも、電話番号からSNSのアカウントに遷移するようなシステムを作成し、個人事業主様の名前を知った上で営業を行ったりもしています。

 

 

ホワイト財団
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「クオリティの高い営業」について詳しく教えてください

 

 

足立 様私たちが取り扱っている商品は、ネット上にたくさんの情報があり、中にはデメリットが記載されていることもあります。

 

お客様がネット上の情報だけで判断する前にアプローチを行い、豊富な商材知識を活かしたご提案をすることが私たちの仕事です。ただ、その機会を得るためにはお客様との信頼関係を構築することが第一です。

 

相手の情報を仕入れてからアプローチを行うことで、お客様に早期から信頼していただき、生産性の高い営業活動につなげています。

 

また、社員の成功体験にもつながりやすく、モチベーションにもなるんです。

 

 

 

ホワイト財団
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インサイドセールスなどの営業となると、失敗続きでモチベーションが下がってしまうイメージがあるのですが、貴社で取り組まれていることはありますか?

 

 

足立 様1日に150~200件はダイアルをしており、もちろん断られることも多いです。

特に新入社員だと、断られ続けることに心が折れそうになることもあると思います。

 

新入社員に限らず、煮詰まりすぎないよう、お昼休憩とは別に10時、15時、17時に10分間の休憩を挟んでいます。

 

この時間に、スマホゲームをしたり、一服したり、お菓子を食べたりと社員は思い思いの時間を過ごしています。

また、10分間の休憩後は各チームで成果報告を含めた作戦会議の時間を設けていますが、中には談笑しながら気分転換をしているチームもあります。(笑)

 

契約が取れた時には拍手を送ったり、面白い話をして肩の力を抜いたりと、チーム内でのコミュニケーションが気分転換になっているようです。

 

 

鈴東 様私のチームでは、一人ひとりエピソードトークをするようにしています。

個々人が考えていることや意外な一面を知る機会としても重宝していますね。

 

また、社内キャンペーンというものも開催されています。

例えば、契約を1件獲得したら社長がカフェのドリンクをおごってくれたり、会社に贈られたお中元をアポが取れた社員で山分けしたりと、さまざまなイベントがあるんです。

 

仕事はもちろん真剣ですが、楽しみもありながら取り組むことができるのでモチベーションを保ち続けられています。

 

 

足立 様社員がリラックスできる時間をつくり、メリハリのある働き方ができるよう、このような時間を作っています。

 

 

人材育成について

 

ホワイト財団
ホワイト財団
貴社の人材育成について取り組んでいることを教えてください。

 

 

足立 様アスタリスクは「1年で10年分成長できる会社」です。

社員をほったらかしにはせず、会社から仕事に関する情報を落とし込み、未経験でも自然と成長できる体制を構築しています。

 

入社後はまず2日間で基礎を固めます。

社会人やセールススタッフとしての基礎マナーや、取り扱い商材・サービスを座学でお教えします。

 

3日目からはOJT研修で現場に入っていただき、お客様との顔合わせに同行したり、インサイドセールスを実施してもらったり、先輩と変わらない仕事を経験してもらいます。

 

もちろん、その際には先輩社員がしかっりサポートしています。

例えばインサイドセールスであれば、1回ダイアルする度にフィードバックを行っています。

お客様に言われた内容を振り返り、先輩の経験を基にシチュエーションに合わせた対応方法をレクチャーしています。

1日つきっきりで指導すれば、電話に対する抵抗感がなくなります。そして、1週間もすれば自分から進んで電話ができるようになるんですよ。

 

 

鈴東 様アスタリスクは成長だけでなく、キャリアアップも早い会社だと感じています。

2年目の社員が1年目の社員をレクチャーするということもよくあることで、すぐに責任のある仕事を任せてもらえるのは魅力的です。

 

私自身、営業未経験で入社して早い段階でマネージャーを任せていただきました。

今までマネジメントはしたことがなく苦労しましたが、新しい仕事を任された喜びもあり、自分なりに頑張ろうとモチベーションがアップしたことを覚えています。

 

 

足立 様当社では、評価の基準を明確に定めて社員に明示しています。

結果をだせば正当にキャリアアップやインセンティブに還元しており、月間の売上に合わせてインセンティブの還元率を定めています。

 

昇格に関しても、例えば3ヶ月連続で売上100万円以上であればリーダーに昇格できます。

 

 

また、主任から上の役職に関しては強制ではなく、成果を出している人に声をかけて希望する人に任せています。

これは、営業スキルがあってもマネジメントは苦手という社員もいるからです。

 

もちろん、役職だけでなく、新規事業や新しい商材を取り扱うときなどには適宜声をかけ、社員一人ひとりの個性に合わせて、それぞれが輝いて働けるよう促しています。

 

男女や年齢関係なく成果次第でステップアップできる体制を整えています。

 

 

ホワイト企業認定について

 

 

ホワイト財団
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足立様が株式会社アスタリスクを立ち上げた経緯について教えてください。

 

 

足立 様新卒で入社した会社も営業代理店でした。

 

営業はもちろん、マネジメントなどを学ぶことができ、とても勉強になりました。ただ、社内環境が決して良いとは言えず、朝から夜まで働きづめになることが常習化していました。

私が退職を決めたのは、体調を崩してからでした。

 

 

退職後しばらくの間、休養しながら過ごしていると、前職時代の上司から「会社をつくらないか」と声がかかり、立ち上げメンバーとして入社しました。とはいえ、前職で体調を崩したばかりだったこともあり、営業はもうしたくなくて…社内システムの構築やプログラミングを行いました。

 

1週間で作り上げた社内システムが取締役に評価され、入社から1週間で社長に任命され、私の経営者としての道はここから始まりました。

 

 

入社から4年後、私を誘ってくれた上司が亡くなったことがきっかけとなり前職を退職して、自身の会社を起業しました。

起業した際に、前職で一緒に仕事をしていた部下の数名が「一緒に働きたい」と連絡をくれ、人が集まり、社員を支えるために本格的に「アスタリスク」の会社運営がスタートしました。

 

 

ホワイト財団
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経営する上で大切にしていることを教えてください。

 

 

足立 様私は会社を経営するにあたって、自分が今まで経験してきたような会社とは真逆の会社をつくろうと考えてきました。

 

私がこれまで働いてきた環境は、いわゆる「ブラック企業」と呼ばれるものでした。

朝から晩まで働きづめだったり、社員が発言しにくかったり、休みも取れなかったり、意欲的に働くことができない環境でした。

 

自分が嫌だと感じてきた環境を反面教師としているからこそ、現在よりよい環境づくりに注力できているのかもしれません。

 

 

 

ホワイト財団
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社内改革に取り組んだ理由を教えてください。

 

 

足立 様一つは先程も申し上げたように、自分がブラック企業で働いていた経験を社員にさせたくなかったからです。

 

もう一つは、どれだけホワイトな会社にできるか挑戦してみたかったからです。

 

アスタリスクは営業会社の中でも稀にみる「ゆるい会社」です。

営業目標が未達成の場合でも、指摘することはあっても怒ることはありません。

降格したり、威圧的なことをいったりと恐怖を与えるマネジメントはしないんです。

未達成ならその社員を励まして、「明日から頑張ろう」と声をかけています。

 

 

また、上層部には偉そうにしている社員もいませんし、私自身、社長というよりも「40歳のおじさん」として接してもらえるような雰囲気を心がけています。

 

 

ただ、最近では「ゆるい」だけではだめだと感じています。

ビジョンのない会社で働き続けても、働く理由が分からなくなります。

 

そこで、「目的や目標を持って働ける会社づくり」を目指して、キャリアステップや新規営業など、アスタリスクでできることをさらに明確にし、社員に働き続けたいと感じてもらえるよう取り組んでいます。

 

 

 

ホワイト財団
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具体的に今後注力していきたい項目はありますか?

 

 

足立 様福利厚生を充実させていきたいですね。

 

現在、独自の福利厚生がなく、必要最低限のものしかありません。

今後はより幅広い福利厚生を整えて、ライフステージが移り変わっても働き続けられるような環境を整えたいです。

 

まだ検討段階ではありますが、住宅手当の導入をしたいと考えています。

現在、大阪の繫華街の近くに会社を構えており、その近くに住むとなるとどうしても家賃相場が高いんです。

しかし、社員がより快適に通勤でき、安心して生活を送るためにも会社側からなにかサポートがしたいと考えています。

 

さらに今後年数が経てば、結婚や出産などのライフイベントを迎える社員が今以上に増えてきます。

仕事と生活を両立する上での家族手当や、産休・育休制度などのさらなる拡充で社員のパートナーやお子様もサポートできるような制度を整えていきたいです。

 

 

株式会社アスタリスクの魅力

 

ホワイト財団
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社内の雰囲気について教えてください。

 

 

足立 様アスタリスクの平均年齢は約25歳ということもあり、賑やかな会社だと感じています。

社員みんなで飲みに行った際は、仕事の話よりプライベートの話がメインになることもよくあります。

 

 

鈴東 様フランクで明るく楽しい雰囲気だと思います。

 

足立社長を含め、とにかく楽しい人が多くてコミュケーションが盛んなので、高いモチベーションを保ちながら仕事に取り組める環境だと思います。

 

 

 

 

ホワイト財団
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鈴東様に質問です。

営業の仕事で大変だったことや苦労したことはなんですか?

 

 

鈴東 様数字を追うことが好きだったので、社内で1番になれないことが悔しかったですし、そこからレベルアップすることに苦労しましたね。

 

そこで私はランキングの上位にいる社員の方と「違うことをする」という工夫をしました。

視点やお客様に対するアプローチ方法を変えることで客層も他の人と異なるようになり、差別化をすることができました。

 

 

ホワイト財団
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現在のお仕事のやりがいを教えてください。

 

 

鈴東 様お客様に「あなただから買うよ」と言われた時にやりがいを感じます。

商品やサービスだけでなく、自分の人柄も判断した上で契約いただけたときは、それまでの営業の苦労や大変さを大きく上回る達成感があります。

 

 

ホワイト財団
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貴社の好きなところを教えてください。

 

 

鈴東 様頑張りが認められる環境に魅力を感じています。

 

アスタリスクの個々人の成長速度が早いのは、頑張りや成長がしっかりと評価され、昇格や昇給に直結しているからだと思います。

 

また、上司部下関係なくコミュニケーションが取りやすいので、仕事の相談やプライベートの話もしやすいところに魅力を感じています。

 

特に社長は、社員からの誘いを絶対に断らない人で、気軽に食事に誘えるほどフランクで信頼できる存在です。もちろん、仕事の相談もしやすく、本当に頼りがいのある人ですね。

 

 

ホワイト財団
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今後の目標を教えてください。

 

 

鈴東 様インセンティブをより多く獲得し、今年中に月収100万円を達成することが目標です。

 

インセンティブや昇格の基準が明確なので、モチベーションも保ちやすいです。

成果を正当に評価してくれるので誰にでもチャンスがあり、頑張る人に対してはどんどんレクチャーしてくれるので、しっかり自分の頑張りで還元していきたいですね。

 

 

今後のアスタリスクについて

 

ホワイト財団
ホワイト財団
貴社の今後のビジョンや目標を教えてください。

 

 

足立 様責任者の輩出と売上の増加が今後の目標です。

 

マネジメントができる社員層を厚くすることで、会社の拡大や業績のアップにつなげることができるのではないかと考えています。

 

そして、鈴東も言っていたように、当社では早期からマネジメントに携われます。

しかし今まで経験がなかったということから途中で辞任を申し出ることもあるんです。

マネジメントができる社員をすぐに役員にあげてしまうと、次の管理層を育てる間、穴を開けることになります。

 

常に管理層の人材を輩出し続ける仕組みづくりに注力し、目標に向けてより強固なつながりのある組織を構築していきたいです。

 

 

 

 

ホワイト財団
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目標を達成するために一緒に働きたい人物像を教えてください。

 

 

足立 様「主体性を持ち、考えて行動ができ、改善を進める事ができる人」と一緒に働きたいです。

 

言われたことをやることももちろん大事だと思います。

しかし、会社がそれをよしとしても、お客様やメーカー様がそれ以上を求めることもあります。

これから入社してくださる人には、単に契約を取るだけじゃなく、「何をしたらお客様は喜ぶか」「何をしたら2回目、3回目のリピートにつながるか」を考えて行動していただきたいです。

 

アスタリスクは、お客様に感動を与えることを大事にしています。

 

商品やサービスを売る仕事は誰が担当しても同じかもしれません。

ただ、関わり合いの中で感動を与えることができればお客様はその顧客体験を覚えてくれると考えています。

 

お客様に選んでもらえる人になるために進んで行動を起こすことができれば、人としても大きく成長できるのではないでしょうか。

 

 

 

 

取材者のレビュー

 

自らの経験をもとに、社員が働きやすい会社づくりに取り組んでいる足立悠社長。インタビュー内では、社員の方に対する謙虚な姿勢が印象的でした。特に印象的なのは「自分の社内カーストは一番下だと思っている」という発言。営業や経理など、それぞれの部署の社員に能力があることを認めているからこそ、社員のサポートに回る意識が強いのだと感じました。そしてそれは、仕事だけでなくプライベートでも同じ。また、インタビューにご参加いただいた鈴東様は、足立社長のお人柄についてとても楽しそうにお話されていました。仕事の垣根を越えた関わり合いが鈴東様をはじめとした社員の方々がにぎやかに楽しく働ける雰囲気を生み出しているのかもしれませんね。

 

 

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  • 取材者

    日本次世代企業普及機構金崎 綾香

    小売業界でバイヤーとして、商品買付けや企画などの店舗管理業務に従事しつつ、販売メーカーの営業として法人営業にも携わってきました。2022年より株式会社ソビアに入社し、これまでの経験を活かし、ホワイト企業認定を取得された企業様の魅力をホワイトキャリアでたくさんの方に発信していきます。