株式会社中西製作所

「ホワイト企業認定で知名度を向上し、求職者からの関心を獲得できました」

株式会社中西製作所

課長 長澤英俊さま

転職フェアや合同説明会などで弊社の説明を行う際、興味を持って聞いていただけるようになりました。
また、「メーカーは就業環境が厳しい」といった印象を払拭できたと感じております。

会社概要

中西製作所は1946年創業以来、学校給食・医療福祉施設・外食チェーンなどに業務用厨房機器を提供してきました。
特に大量調理分野では国内有数の実績を持ち、近年はアジア圏への展開も強化しています。
お客様の課題に応じたオーダーメイド製品を企画・設計から製造、販売、アフターサービスまで一貫対応する体制が特長です。
ベテラン職人の技と最新のIT技術を融合し、高品質・高耐久・安全性を追求したモノづくりで、国内外から厚い信頼を得ています。

認定取得前のお悩み

採用活動における最大の課題は、「業界イメージの壁」でした。製造業、それも厨房機器業界は“3K”の印象が根強く、学生や若手の関心を集めにくい現状がありました。
実際には、当社は早くから働き方改革や制度整備に取り組んできましたが、その魅力がうまく伝わらず、先入観によるミスマッチや早期離職も生じていました。「良い会社であること」をどう発信すべきか悩む中、信頼性あるかたちで可視化・表現できる手段を模索していました。

認定取得のきっかけ

ホワイト企業認定は、第三者の視点で当社の取り組みを客観的に評価し、それを社会的に信頼ある形で発信できる手段として魅力を感じました。
特に製造業は保守的な印象が強く、イメージ転換のきっかけが必要でした。
認定の取得にあたって社内制度の棚卸しを行う過程では、改善点や強みにも改めて気づくことができました。
経営陣とも「これからの採用には、働き方への明確な姿勢が求められる」と認識を共有し、取得を決断しました。

認定取得後の効果

認定取得後は、採用活動に大きな変化が見られました。
説明会では「業界の印象が変わった」との反応が増え、当初20名だった新卒採用計画を途中で40名に倍増したにもかかわらず、ほぼ充足する成果を達成。
インターン応募数も前年比2倍に増加しました。
社内では「しっかりした会社」という意識が浸透し、エンゲージメントも向上。副業を認める柔軟な制度のもと、プロアスリート社員が活躍するなど、多様な働き方も根付き始めています。