女性が働きやすい企業の見分け方|認定マーク完全活用を認定機関が解説

「女性が働きやすい企業」を選びたくても、何で判断すればいいか迷いますよね。結論として、①認定マーク②数値データ③口コミ④逆質問/OB訪問の4軸を組み合わせて総合判断するのが効率的です。

この記事では見分ける4軸・くるみん/えるぼし/なでしこ銘柄の違いと活用法・数値データの見方・口コミと逆質問のコツを、累計3,625社を審査した認定機関の視点で解説します。

岩元翔

日本次世代企業普及機構 代表理事

岩元 翔

累計3,625社以上を審査し、650社以上を認定してきました。女性が働きやすい企業選びのコツは、4軸を組み合わせることです。認定マークでフィルタリング→数値データで裏付け→口コミ・逆質問で実態確認という流れが効率的です。認定マークは国・専門機関の客観的なお墨付きなので、最初のふるい分けに最適です。

📋 この記事でわかること

  • 女性が働きやすい企業を見分ける4軸
  • くるみん/えるぼし/なでしこ銘柄の違いと活用
  • 数値データの見方・口コミの注意点
  • 逆質問のコツ・Q&A13問

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女性活躍・ダイバーシティの基礎女性管理職比率ランキング産休・育休制度の見方

女性が働きやすい企業を見分ける4軸

まず判断の枠組みを押さえましょう。次の4軸を組み合わせて総合判断します。

▶ 見分ける4軸

  • 軸① 認定マーク:くるみん・えるぼし・なでしこ銘柄。国・専門機関の客観的お墨付き。最も効率的なフィルタリング
  • 軸② 数値データ:女性管理職比率・産休育休取得率・復職率・男女賃金格差
  • 軸③ 口コミ:実際の社員の声(ただし主観に注意)
  • 軸④ 逆質問・OB訪問:面接やOB訪問で実態を直接確認

認定マークでフィルタリング→数値で裏付け→口コミ・逆質問で実態確認、の流れが効率的です。

認定マークの完全活用法

▶ 女性が働きやすい企業の認定マーク

  • くるみん・プラチナくるみん:子育てサポートが手厚い企業。所管は厚生労働大臣。育休取得率などの基準クリア
  • えるぼし・プラチナえるぼし:女性活躍推進に優れた企業。女性管理職比率・採用比率などをクリア
  • なでしこ銘柄:女性活躍推進に優れた上場企業。経産省・東証が選定。投資家にも紹介される優良企業

各認定マークの違いと意味

▶ 認定マークの違い

  • くるみん=「子育て」に強い:育休・産休・子育てサポートの充実度を評価
  • えるぼし=「女性活躍」に強い:女性管理職比率・採用・継続就業を評価
  • なでしこ銘柄=「上場×女性活躍」:投資家視点でも優れた女性活躍推進企業

くるみん+えるぼしの両方を取得している企業は、子育てサポートと女性活躍の両面で優れた最高水準の企業です。

数値データの見方

▶ 確認すべき数値データ

  • ① 女性管理職比率:20%以上が望ましい(女性管理職比率ランキング)
  • ② 産休・育休取得率・復職率:男性の取得率が特に重要(産休・育休制度の見方)
  • ③ 男女間賃金格差:2022年から開示義務化。格差が小さいほど良い
  • ④ 平均勤続年数(男女別):女性の勤続年数が長い=働き続けられる証

口コミの活用法と注意点

▶ 口コミ活用のコツ

  • 活用すべき口コミ:女性の働きやすさの具体的記述、育休復帰者のリアルな声、複数に共通する傾向
  • 注意すべき口コミ:極端に感情的な内容(主観バイアス)、1〜2件だけの少数意見、退職者の不満のみに偏った内容

面接の逆質問で確認する方法

▶ 好印象な逆質問

「女性社員の方が長く活躍されている事例を教えてください」「ライフイベントを経て管理職になった女性の方はいますか?」「御社が女性活躍推進で力を入れている取り組みは何ですか?」

女性が働きやすい企業に関するよくある質問(13問)

Q1. 見分け方は?

4軸で総合判断します。
①認定マーク②数値データ③口コミ④逆質問/OB訪問。認定でフィルタリングし数値で裏付け、口コミ・逆質問で実態確認するのが効率的です。

Q2. くるみんとえるぼしの違いは?

くるみん=子育てサポート、えるぼし=女性活躍推進です。
くるみんは育休・産休、えるぼしは女性管理職比率・採用を重視。両方取得企業が最高水準です。

Q3. 認定マークがあれば必ず働きやすい?

大きな判断材料ですが過信は禁物です。
認定マークだけに頼らず数値データ・口コミ・逆質問と組み合わせるのが理想。実態も確認しましょう。

Q4. なでしこ銘柄とは?

経産省・東証が選定する女性活躍推進に優れた上場企業です。
投資家にも紹介される優良企業で、女性活躍が経営戦略に組み込まれている証です。

Q5. 認定マークはどこで確認?

採用ページ・厚労省/経産省の公式サイト・求人票です。
認定企業の一覧も公開されているので、認定企業から志望先を探すのも効率的です。

Q6. 数値データで何を見る?

女性管理職比率(20%以上)などです。
産休育休取得率・復職率・男女賃金格差・女性の平均勤続年数も確認。特に男性育休取得率と女性管理職比率が重要です。

Q7. 口コミはどこまで信用していい?

複数に共通する傾向は信頼度が高いです。
極端に感情的な内容や1〜2件の少数意見は鵜呑みにせず、認定マーク・数値データと併せて判断しましょう。

Q8. 男女間賃金格差はなぜ重要?

女性が公平に評価・昇進している証だからです。
2022年から開示が義務化。格差が小さい企業=女性が活躍しやすい企業と判断できます。

Q9. 中小企業でも働きやすい企業はある?

あります。
中小企業でもくるみん・えるぼし認定を取得している企業は多数。規模より取り組み姿勢で判断しましょう。

Q10. 認定マークがない企業は避けるべき?

必ずしも避ける必要はありません。
認定を申請していないだけで実態は働きやすい企業もあります。数値・口コミ・逆質問で丁寧に確認しましょう。

Q11. 女性が働きやすい=男性が働きにくい?

いいえ、逆です。
女性が働きやすい企業=男女ともに働きやすい企業。男性育休取得率が高い企業ほど誰にとっても良い環境です。

Q12. 服装・メイクも企業選びに関係する?

直接は別ですが基本マナーは押さえます。
身だしなみは女子就活完全ガイドで確認しておきましょう。

Q13. 最終判断基準は?

認定マーク+数値データ+活躍する女性社員の存在の3点です。
3点が揃えば本当に女性が働きやすい企業と判断できます。総合的な働きやすさは女性活躍・ダイバーシティの基礎も参照。

まとめ

📌 この記事のまとめ

  • 見分ける4軸:認定マーク・数値データ・口コミ・逆質問/OB訪問
  • 認定マーク:くるみん(子育て)・えるぼし(女性活躍)・なでしこ銘柄(上場)
  • くるみん+えるぼし両方取得企業が女性活躍の最高水準
  • 数値は女性管理職比率20%以上・男性育休取得率・男女賃金格差を確認
  • 口コミは複数共通の傾向を重視、少数の感情的意見は鵜呑みにしない
  • 逆質問は「長く活躍する女性社員の事例」を前向きに聞く
  • 最終判断は認定マーク+数値+活躍する女性社員の存在の3点

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運営者情報

日本次世代企業普及機構 代表理事岩元 翔

東証1部上場企業の求人広告会社にて新卒・中途採用のコンサルティング業務を学び、その後ITベンチャー企業にて自社採用業務、教育業務に従事。2020年には一般財団法人日本次世代企業普及機構の代表理事に就任。これまでの経験、実績を活かし、経営者や従業員にとって道しるべとなる「ホワイト企業指標」を作り上げた。

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