面接に受かる人には、いくつかの特徴があります。
例えば、受かる人と受かりにくい人では話し方や姿勢に違いがあり、受かる人からは自信や清潔感を感じるのに対し、受からない人からは消極的な印象が漂っているなどの話を聞くことがあります。
今回は、面接に受かる人が取り組んでいる内容を見ていきましょう。
自分自身の見せ方などを工夫すれば、面接に受かる確率を飛躍的に高めることができます。
ぜひポイントを押さえて、面接で受かるよう工夫をしてみてもらえればと思いますので特に面接予定がある方は、ぜひご覧ください。
目次
結論からお伝えしますと、面接に受かる人と受かりにくい人に本質的な違いはありません。
特に新卒面接では「これから弊社で活躍してくれそうか」「自社と合った人材か」という将来を見据えて合否を判断されることが多いので、面接に受からないからといってあなた自身に問題があるわけではありません。
とはいえ、面接に受かりやすい人がいれば受かりにくい人がいるのも事実であり、なかなか面接試験を突破できず苦しんでいる方々も多いかと思います。
そこで、今回は面接に受かる人が取り組んでいる内容などをお伝えしていきます。
面接に受かる人の共通点は、自信と清潔感があるかという点がよくあげられます。
また表情や声色も明るく、相手にポジティブな印象を与えています。
今回ご紹介する内容は面接における基本的なことではありますが、意外と身に付いていない人も数多くいらっしゃいます。
自分に当てはまるものがないか、この機会に再確認していきましょう。
面接突破に最も効果的となるのが、第一印象です。
・聞き取りやすい声ではきはきと話している
・背筋が伸び、姿勢が綺麗
・服装、髪型、メイク等に清潔感がある
・基本的な敬語や会話のマナーがきちんとしている
・笑顔で話している
第一印象を良くするためには、上記などを意識することが効果的です。
これから一緒に働きたいと思ってもらうためにも、ふさわしい振る舞い、身だしなみ、言葉遣いができているかどうか今一度チェックしてみましょう。
面接に受かる人は相手に伝えようとする意識を強く持っているので、必ず面接を担当する人事の目を見て話します。
面接では緊張感や不安が原因で相手から目をそらしたり、俯いたりしてしまう学生もいますが、それでは熱意や意欲を伝えることはできません。
面接担当者の目を真正面から見るのは緊張するかもしれませんが、きちんと目を見て志望理由や入社意欲を述べることで、主張に説得力を持たせられます。
第一印象でも述べたように、明るさ・笑顔・人当たりの良さは面接突破において必要最低限の大切な要素です。
同様に、人事との会話を楽しむ姿勢からは人柄の良さが感じられやすくなり、面接官の心をつかむことにつながります。言葉のキャッチボールを楽しみながら自然にアピールできる人が「受かる人」となるかと思います。
逆に、隙あらば自分のアピールをして人事との会話ができていない人は、コミュニケーション能力も低く見られる可能性があります。
アピールの量よりも好感度の高さで評価されることを意識すれば、面接の突破率を上げることができます。まずは面接官の質問にしっかり答え、自然な会話ベースで面接が進められるように心がけてみましょう。
みなさんが企業の面接を受けているということは、その企業に入りたいという意思があるということになります。
面接官もそのつもりで質問をしているのに、企業についての知識がなかったらどのように感じるのでしょうか?
おそらく、次の面接官に会わせたいとも思われないでしょう。
面接の際に企業のことについて詳しく知っているということは、面接を通過する上での最低条件になります。しかし、これができていない人が多いのも現状です。
事業内容や理念、募集要項など、収集できる情報は最低限インプットしておきましょう。
できるなら早いうちからOB・OG訪問をして、現場の人の声を聞いておくのも有効です。
これによって会社のホームページには載らない、価値のある情報を知り、それを志望動機に反映させることも出来ます。
面接で受かる人の特徴として、入社後に活躍しているイメージを持たせられるかです。
中途採用とは異なり、新卒採用では前職の実績を見て会社で活躍してくれそうか判断することはできません。
そのため新卒採用の場合、面接官は学生の自己PRや学生時代に頑張ったことを聞いて活躍してくれそうかを判断しているのです。面接で評価されるためには、企業の求めている人材像を理解し、それに合わせて自分の強みをアピールする必要があるのです。
無理に自分を求めている人材像に近づける必要はありませんが、それを念頭に置いて自己PRやそれを裏付けるエピソードの選定をするようにしましょう!
面接に受かる人と受かりにくい人に根本的な違いはないとはいえ、面接に受かる人は準備に余念がありません。面接練習を繰り返し行ったり、業界・企業分析や自己分析を深めたりすることで、自信を持った状態で面接に臨んでいます。
面接に受かる人と受かりにくい人の本質的な違いはありませんが「準備」をするかしないか、これらの取り組みで合否は変わってくるので、自分次第だとも言えます。
昨年の選考倍率をみて自信をなくす前に、できる限り面接に備えた準備を行い全ての言動に自信をもって面接に取り組んでいきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
みなさんの就職活動が、納得のいく形になることを願っております。