就活中のネイルはどうする?デザインや色など好印象な指先のポイント

2022.09.30
#就活基礎知識#自己分析#面接対策

好きな色やデザインで、指先をきれいに彩るジェルネイルは、手や指が綺麗に見えるだけでなく、気持ちやテンションも高めてくれます。

 

しかし就職活動においては、ジェルネイルがふさわしくない場合もあるので、注意が必要です。

髪色や服装・メイクなどにもルールが存在するように、ネイルにおいても当然ルールやマナーは存在します。

 

 

この記事では、就活中にネイルをしてもいいのか、ネイルを避けた方がいい業界などを詳しく解説していきます。

面接官は就活生のネイルをどう思っている?

 

採用担当者は就活生のネイルをどのように見ているのでしょうか?

 

リクナビが行った調査によると、約8割の採用担当者が「就活生と接する際、ネイルが気になる」と回答しています。

 

 

 

爪は身体の部位としては小さいですが、意外と見られていることを意識しましょう。

では、採用担当者は、どのようなネイルが気になるのでしょうか。

 

①清潔感がない

・爪が伸びている

・ネイルが剥がれている

・爪の間が汚れている

 

不衛生さやだらしなく見えてしまう指先はNGです!

 

 

②派手すぎる

・派手なカラー

・ストーンや飾りの多いネイル

・爪が長すぎるネイル

 

オシャレ重視のデザインは意欲や意識が低いと思われてしまうのでNGです!

 

就職活動中にネイルは、してもいいの?

結論からお伝えすると、就活中のネイルは避けた方がいいでしょう。

 

 

 

面接官によっては就活への意欲や意識が低いと思われてしまう可能性があります。ネイルをしている就活生の手元を見て、「ふざけている」「常識がない」などと感じることもあるでしょう。

 

また、職種や社風によって、「ネイルはご法度」という企業もあるため注意が必要です。

 

 

ただし、色や長さなどがビジネスシーンにふさわしいネイルであれば、細かい部分まで気配りのできる人として見てもらうことができるので、「きれいに整えられた指先」が好印象になることもあります。

 

もし、ネイルをするのであればオシャレを重視したデザインではなく、健康的なイメージや清潔感を出すための『お手入れ』であることをアピールできる、シンプルで清楚なデザインにしましょう。

 

大切なのは爪や手の「清潔感」

面接でフレッシュで清潔感のある印象を持ってもらうことは、とても大切なことです。

 

ビジネスシーンにおいてはオフィスネイルというジャンルが存在し、シンプルで控えめなデザインは清楚で清潔感があり働く女性に人気です。就職活動中は、たとえシンプルで控えめであっても、デザインやスートンの付いているネイルは決していい印象を与えません。

 

しかしスーツや髪の毛などの身だしなみに気を配っているように、爪の先まで気を配ることで清潔さをアピールすることができます。クリアネイルやネイルケアをすることで、面接官に書類を手渡すときや、座って膝に手を置いているときなど、小さなパーツですが指先をきれいにしていると清潔感や気配りをアピールするポイントになり得るのです。

 

就活におすすめネイル

就活におけるネイルは、あくまでも「お手入れ重視」となります。

透明なクリアネイルや肌の色に近い淡いピンクやベージュなどのヌーディーカラーを選びましょう。

 

●ネイルの色

クリアネイルや肌の色に近いピンク・ベージュ

ラメやストーンの付いたネイルや、グラデーション、マーブル、フレンチなどのデザインネイルは避けましょう。

 

 

 

●ネイルの形

ナチュラルに見せるために、短めで先端部分に丸み(カーブ)がついているラウンド型にしましょう。指先とほぼ同じようなカーブがついているイメージです。

 

 

長さの目安は手のひら側から見て、爪が1mmほど見えるか見えないか程度にとどめてください。

ファッション性が高く、華やかな印象を与えるポイント(アーモンド)型や、スクエア型はビジネスシーンには不適切です。自然な爪の形に近いネイルに仕上げましょう

 

 

ネイルNGの業界もあるので注意が必要

衛生面が重視されたり、真面目さや信頼性が求められたりする業界・職種は、面接時のネイルは避け、自爪をおすすめします。

 

ネイルを避けた方がいい業界・職種

 

食品関連

医療関連

介護関連

教育関連

公務員

金融・保険業界

衛生面が重視される接客業

など

 

 

また、アパレルや美容業界ならOKと思う人もいるかもしれませんが、実は一概にOKとは言えません。企業によってはネイルNGの会社もあるので、業界業種で判断をしないように注意しましょう。

 

 

 

就活に備えたネイルの準備

派手なネイルや就活に不向きなネイルをしている場合は、就活をスタートさせたタイミングでネイルについても準備しておきましょう。

 

ネイルのオフ

ジェルネイルはオフのときが一番爪を傷めてしまいます。そのためオフをする場合は、サロンへ行きプロに落としてもらうことをおすすめします。

サロンでオフのみしてもらう場合の料金の相場は、3,000~4,000円ほどで、施術時間は30分から1時間程かかります。

 

ワンカラー(ベース)

ワンカラーとは、好きなカラーを1色選び、それを10本すべての爪に施すジェルネイルのことです。デザインやスートンは付けずにシンプルに仕上げることができます。

料金相場は、3,000~6,000円程度といわれています。

 

クリアネイル(ベース)

クリアネイルとは、10本すべての爪にクリアジェルを塗っていくジェルネイルのことです。爪に光沢感やツヤ感を出すことができるため、清潔感を与えることができます。ワンカラーと施術の手順・方法はさほど変わらないので、色つきよりも特別安く済ませられるということはほとんどなく、料金相場は4,000円程度といわれています。

 

 ハンドケア

ハンドケアは、甘皮の処理や爪磨き、ハンドクリーム・ネイルオイルでの保湿など、上記のジェルネイルは施さず手のお手入れのみのため、金額は高くなく相場は2,000円程度となります。

 

 

 

サロンに行く時間がないときの応急処置

「急な面接の予定でサロンに行く時間がない」や「予約がいっぱいサロンに行けない」という場合の応急処置として以下のような方法をご紹介します。

 

自宅でのセルフオフ

自力でできる人は、ジェルリムーバーを使って自分で落としましょう。

 

無理に剥がすと爪がボロボロになってしまうので、必要な道具を揃えてから行いましょう。ドラッグストアにはリムーバーキットが販売されているため、そちらを活用するのも良いでしょう。

 

 

マニキュアを上から塗る

自宅でのオフが難しい場合は、肌の色に近いベージュ系のマニキュアを上から塗ります。

 

上から塗ったマニキュアを落とすときは、アセトンリムーバーはジェルネイルを傷めてしまうのでノンアセトンのリムーバー(除光液)を使いましょう。

 

 

1日だけ隠せるアイテム

1日だけネイルを隠せるアイテムも多く販売されています。塗って簡単に剥がせるので、急な面接などに活用できそうです。

 


■1Dayネイル隠し DAILY NAILLY (デイリーネイリー)

引用:https://liberta-online.jp/shop/products/02181001


 

■カモフラネイル femme

引用:https://proidea-shop.com/c/cosme/0070-3577


 

まとめ

就活中のネイルは、NGとなる場合があることを覚えておきましょう。

 

「目指している企業がどのような人材を求めているのか」をしっかりと見極めることが大切です。業種や社風などの企業研究を行い、そのうえで自身の指先が就活向きのネイルなのかを判断するとよいでしょう。

 

また自爪を磨くだけでも清潔感のある美しい爪にすることができます。自爪や手先のセルフケアから行ってみてはいかがでしょうか。

 

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