面接に落ちやすい人の共通点とは!?すぐに活用できる対処法をご紹介!

2023.02.15
#企業分析#働き方#就活基礎知識#筆記試験対策#自己分析#面接対策

面接で不合格が続くと、どんどん自分に自信がなくなり、以前よりもはっきりと話せなくなり負のループに入ってしまうこと、一度は経験された方々が多いのではないでしょうか?

 

今回の記事では面接に落ちやすい人の共通点と、すぐに活用できる対処法をあわせてご紹介させて頂きます。

 

面接で落ちやすい人の共通点をポイントに分けてまとめているので、自分が当てはまっているかどうか、この機会に確認してみましょう。

 

もし当てはまる内容が多い場合でも、対処法もいくつかご紹介いたしますので、これから面接のご予定がある方などは、是非参考にしてください。

1.面接に落ちやすい人の受け答え/5つの共通点

面接で落ちる人は、質問に対する受け答えに共通した特徴を持っています。

面接官は応募者の受け答えの内容はもちろん、受け答えの仕方や話し方にも注目しています。仕事では顧客とコミュニケーションを取らなければならない場面も多々あるので、話し方や聞き方はとても重要です。

面接に落ちる人の受け答えに見られる、5つの特徴を見ていきましょう。

1-1.声が小さい

面接に落ちる人によくみられる特徴の一つが「声が小さい」ことです。

声が小さいと、自信がないように見え、覇気が感じられません。面接官の質問にはっきりと答えていないように思われるため、印象が悪くなってしまいます。

活舌が悪い、吃音があるなどのコンプレックスがある場合にも、声が小さくなってしまうかもしれません。そんな時は、面接が始まる際にきちんと説明しておくと印象を悪くせずに済みます。

緊張のせいで声が小さくなってしまう傾向があるのなら、意識してはっきりと相手の聞き取りやすい話し方をするよう心がけましょう。

1-2.当違いな回答をする

面接に落ちる人にみられる傾向は、「質問の意図と異なる回答をする」点です。

面接官は、応募者が緊張していることは十分理解しています。多くの応募者を見てきているので、緊張しているという点だけで減点することはないでしょう。

 

多少つっかえたり言い間違いをしたりするくらいであればそれほど気にする必要はありません。しかし、見当違いな回答をしてしまうと、「コミュニケーション能力が低いのではないか」を思われてしまう恐れがあります。

さらに、聞かれていないことを長々と話すのも、面接に落ちる人にありがちな特徴です。確かに自分のスキルや経験は伝えた方が良いでしょう。しかし、面接はプレゼンテーションではなく会話で進めるものなので、相手の質問の意図を汲んで的確に答えることが求められています。

 

1-3.面接官と目を合わせない

面接官の目を見て話さないことも、面接に落ちる人の特徴として挙げられます。

面接は面接官が応募者の人となりを判断する場です。ずっと下を向いていたり、関係のない方向を向いたりして受け答えをしていると、印象は悪くなってしまいます。

緊張したり、準備不足だったりする場合には自信のなさから目をそらしてしまうことが多いので、注意が必要です。
目を見て話すのが苦手な方は、面接官の顔全体やネクタイの結び目、鼻などを見て話してみましょう。

1-4.答えに詰まる

面接では、答えに詰まってしまって落ちる人もいます。

面接で意外な質問をされて答えに詰まってしまったとしても、それほど大きな問題にはなりません。問題は、応募先の企業の業務内容やこれまでの実績などについて尋ねられたにもかかわらず、答えられなかったケースです。

 

応募者であれば当然知っているべき情報を知らない場合、本当にその企業に入りたいのか疑問に思われてしまうでしょう。

よく聞かれる質問は事前にしっかり調べておき、スムーズに答えられるようにしておくことが大切です。
緊張のあまり答えに詰まっているのであれば、一度深呼吸して落ち着きましょう。「少々お時間をいただいてもよろしいでしょうか?」と断りを入れるのも一つの手です。

1-5.文章の構成がバラバラ

面接で落ちる人にありがちな特徴は、文章構成がバラバラということです。

質問に対する回答は、簡潔でまとまりがあり、論理的でなければなりません。面接官は、応募者の回答の内容だけでなく構成もしっかり確認しています。

ダラダラと取り留めのない話をしてしまうと、面接官の印象は悪くなってしまうでしょう。一方で、回答があまりに短すぎると、企業に対する興味や仕事に対する熱意が低いのではないかと思われてしまう恐れがあります。

2.面接に落ちやすい人の見た目/3つの共通点

面接に落ちる人は、受け答えだけでなく見た目に特徴があるケースも少なくありません。なぜ面接に落ちたのかわからない方は、自分が面接に落ちやすい人の特徴に当てはまっていないかをチェックしましょう。

2-1.清潔感がない

清潔感がないと、面接に落ちる可能性は高くなるでしょう。

清潔感が判断される観点は、面接にふさわしい服装をしているか、身だしなみをきちんと整えているかなどの点です。

 

・髪の毛がしっかりとセットされている
・ネクタイが曲がったり緩んだりしていない
・シャツにアイロンがかけられている
・スーツがくしゃくしゃでない

 

といったことがチェックされています。

服装は面接官の第一印象に大きくかかわってくるポイントです。きちんとした服装と身だしなみは、社会人としての最低限のマナー。清潔感がある服装・身だしなみに配慮しましょう。

2-2.雰囲気が暗い

面接で落ちる人にありがちな特徴の一つは、雰囲気が暗いことです。

雰囲気が暗いと面接官の印象は悪くなります。暗い雰囲気の人と仕事をしたいと思う人は少ないでしょう。顧客とコミュニケーションを取る業種であれば、なおのこと明るい雰囲気が重要です。

雰囲気を明るくするためには、話し方や表情などに気を配る必要があります。自分が他の人からどのように見えているのかを分析して、改善しましょう。

2-3.態度が悪い

面接での態度が悪いと判断された場合も、合格するのは難しくなります。

 

基本的なビジネスマナーが守れていないと思われないよう、面接中の態度には十分注意を払いましょう。

・挨拶がきちんとできない
・正しい敬語が使えない
・時間が守れない

 

といった行動は、面接官への印象を非常に悪くします。
当日に遅刻するのは面接に落ちる直接的な原因となるので、注意してください。直前での日程の変更なども、「態度が悪い」と判断されることがあります。

 

3.面接を突破するための4つの対処法

ここでは、面接を突破するための4つの対処法を紹介します。

面接の不合格が続いている方/悩まれている方は、是非参考にしてみてください。

3-1.徹底的に自己分析を行う

面接に落ちる人が行うべき最初の対策は、徹底的な自己分析です。

自己分析には、自分の志望動機や本当にやってみたい仕事は何か熟考することが含まれます。自分がどのような仕事がしたいのか、どのような環境で働きたいのかがしっかり決まっていれば、面接官の質問に対しても自信を持って答えられるようになるでしょう。

 

自己分析を行うのが苦手という方は、自己分析を行うのに役立つツールや参考書などを使うのがおすすめです。

3-2.企業研究を熱心に行う

面接に落ちる人は、企業研究に力を入れてみましょう。

会社の概要や業務内容について質問された時、スムーズに答えるためには企業研究が不可欠です。企業についてしっかり調べていれば、熱意があるとみなされる可能性は高くなります。

また、企業研究を進めていくことによって、希望する企業とほかの企業との違いが明らかになり、「この企業で働きたい」という気持ちがますます強くなっていきます。その熱意は、受け答えの際の態度に表れ、面接にプラスにはたらくでしょう。

企業研究の方法には、会社のパンフレットやホームページを調べることのほか、企業説明会やOB訪問などがあります。可能なかぎり企業の情報を調べて、契約社員の面接に向けて準備しましょう。

 

3-3.面接の練習を重ねる

特に面接の際に緊張してしまったことが理由で落ちる人に関しては、面接の練習が効果的です。

面接に臨んだときに緊張してしまうのは仕方ないことですが、練習を重ねることにより自信がついて、緊張を和らげることはできます。

 

できるだけスムーズに回答できるよう何度も練習してください。特に、頻出質問は事前に回答を考えておき、詰まらずに答えられるように声に出して練習しましょう。

さらに、面接のときに自分がどんな風に見えるかをチェックしましょう。背筋を伸ばしてきちんと座ると、堂々として自信があるように見えます。家族や友人などに服装や身だしなみ、姿勢を見てもらい、アドバイスをもらうのも良い方法です。

面接の雰囲気に慣れることが重要なので、周りの人の協力を得ながら練習を重ねていく必要があります。

3-4.逆質問の準備を万全にする

面接に落ちる人は、逆質問の対策も行いましょう。

 

「最後に何か質問したいことはありますか?」と聞かれたときの回答が、合否を左右する場合もあります。

ここで、「特にありません」と答えたり、面接官がすでに説明してくれたことを再度尋ねてしまったりするのはNGです。さらに、給与や休日、残業、出張など、待遇面に関する質問だけを投げかけるのも避けたほうがよいでしょう。
仕事に対してポジティブな気持ちを抱いていることを伝えるために、入社前に勉強しておくべきことや必要な資格、企業が求めている社員像などについて尋ねるのがおすすめです。

 

4.まとめ

面接に落ちた理由がわからないとき、企業に問い合わせをしてもかまいませんが、回答してくれる可能性はほぼゼロです。

 

不採用の際に理由を教えないことを明記している企業もあります。

面接などで用いられる採用の基準は企業によって大きく異なり、会社の機密情報でもあるからです。

自分なりに面接に落ちた理由について分析し、次の面接に活かしてください。

ただし、転職エージェントを通して選考に進んでいた場合は、担当アドバイザーが企業から不採用の理由を知らされていることがあります。その場合は担当アドバイザーに聞いて、不採用の理由を教えてもらいましょう。

 

面接前ももちろんですが、面接後の自己分析を通して、次回の面接への改善ポイントを把握し、活用していくサイクルを作っていくことがおすすめです。

 

今回の記事が、少しでも面接対応の参考になっていれば幸いです。

皆さんの就職活動が納得のいく形で進まれるよう、応援しております。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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