【適性検査「SPI」とは?テストの内容と事前準備ご紹介!!】

2023.02.28
#就活基礎知識#筆記試験対策#自己分析#面接対策

就活を進めていくと、多くの人が受ける可能性がある適性検査「SPI」。

 

 

SPIというワードはよく耳にすると思いますが、

 

実際にどんなテストなの?

どのように対策、準備すればいいの?

 

などといった疑問が出てくるかと思います。

そんな疑問を、今回の記事で解消してもらえたら嬉しいです!!

 

 

適性検査「SPI」とは?

 

 

SPIとは、企業が人事採用を行う際、応募者の能力や人となりを把握するために「適性検査」と呼ばれるテストを行う場合があります。その適性検査の一つが、リクルートマネジメントソリューションズが開発した「SPI」と言われるものです。

 

適性検査SPIの受検結果から、応募者の人柄や仕事への適性、どんな組織になじみやすいのかなどを知ることができます。

 

企業側はこのSPIの結果を以下の情報として活用しています。

 

●選考・面接で応募者を理解するための参考情報
●入社後の配属先を決めるための参考情報
●入社者を配属先の上司に理解してもらうための参考情報

 

そして採用活動ごとの適性検査SPIの実施率は以下の通りです。

 

 

 

80%以上の実施率で、企業はほとんどの割合でSPIを実施していると言えますね。

 

適性検査「SPI」とはどんな内容?

 

 

次にSPIとは一体どんなテストをするのでしょう?

内容を見ていきましょう。

 

適性検査(SPI)は大きく2つに分類されます。

 

➀能力検査

1つ目は、働く上で必要となる知的能力を測る「能力検査」です。

 

能力検査とは、どんな仕事をする上でも必要とされる、知的能力を測る検査です。

具体的には、「言語分野」と「非言語分野」の2種類の問題を通して、コミュニケーションや思考力、新しい知識・技能の習得などのベースとなる能力を測ります。

 

言語分野では、言葉の意味や話の要旨を的確に捉えて理解できる力を測る問題が出題され、非言語分野では、数的な処理や論理的思考力を測る問題が出題されます。

 

企業では検査の結果を、その企業が求める能力水準を満たしているかどうかという観点で参考にしています。求める能力水準は、企業によって異なります。

企業によっては、能力検査に英語や構造的把握力の問題が出題される場合もあります。

 

②性格検査

2つ目は、応募者の人となりを把握するために行う「性格検査」です。

 

性格検査は、日ごろの行動や考え方に関する質問から、その人がどんな人なのか、どのような仕事や組織に向いているのかなどが把握できる検査です。

 

具体的には、日常の行動や考え方について複数の質問項目が提示され、どの程度自分にあてはまるかを選択していきます。

 

 

適性検査「SPI」の4つの受験方法と事前準備

 

適性検査(SPI)の受検方法は以下の通り4つに分かれています。

どのような受検方法を取り入れているかは、応募先の企業によって異なるので一通り確認しておきましょう!

 

➀テストセンター

1つ目は、リクルートが用意する専用会場のパソコンで監督者の監督のもと受検する(リアル会場)、または、自宅などのパソコンで専用のシステムを通して監督者の監督のもと受検する(オンライン会場)形式です。

 

 

指定された受検期間から都合の良い日程・会場を予約し受検します。

※オンライン会場は2022年10月より新設されます。

 

②WEBテスティング

2つ目は、インターネット環境に接続できるパソコンから受検する形式です。

 

指定された受検期間内で都合の良い時間に自宅や学校などのパソコンから受検します。な

 

 

お、スマートフォンからの受検は認められていませんので、注意しましょう。

※テストセンターの「オンライン会場」での受検とは異なります。

 

③ペーパーテスティング

3つ目は、応募先の企業が用意した会場で、マークシートで受検する形式です。

 

 

上記の2つの受検方法からSPIはパソコンやオンライン上で受検するものだと思う方の多いと思います。実は、以外にも筆記で受検する場合もあります。

 

 

試験が開始される前に、問題文が掲載されている冊子が配布され、その冊子を見ながら、制限時間内に問題を解いていき、マークシートの解答欄の答えを塗りつぶしていきます。

 

④インハウスCBT

4つ目は、応募先の企業に出向いて、企業内のパソコンで受検する形式です。

 

 

こちらの受検方法は会場やPCを手配するという労力がかかるため、この形式を導入する企業は非常に少ないですが、Webテスティングに比べて不正をしにくいといったメリットから実施する企業も複数あります。

 

※SPIの所要時間別の受検方法の見分け方

多くの企業でこのSPIが導入されていて、受検方法も一通り確認できたかと思います。

では次にSPIを受けるにあたって、受検にはどのくらいの時間を要するのかを見ていきましょう。

 

 

選考が近づけば、企業側から受検方法が正式にアナウンスされますが、上記の様に所要時間を予め把握しておくと、SPI対策をしていく中で時間配分の目安がわかるかと思います。

 

 

これで、計画的に勉強のスケジュールも立てやすいですね!!

 

 

この記事のまとめ

 

 

就活していく中で、学生の時の様に勉強をしたり試験を受けたりといった感覚が薄れていくのではないでしょうか?しかし、適性検査SPI受検では事前に問題を解くといったことに慣れておく必要があります。

 

 

学生の頃はスラスラ解けていたのに、なんてことにならないように、能力検査の言語テストでは時間をかけて対策をしましょう!

 

 

また、性格検査では特にこれといって準備することはありませんが受検の際はありのまま自分を出して、

自分の持ち味にあった企業に出会えるように、率直に回答するように心掛けてみましょう!

 

事前に対策できることはしておき、適性検査SPIに備えて就活に挑んでみてください!

 

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