インターンシップで学べること・得られるもの完全解説|面接「学びたいこと」の答え方も

◆ この記事でわかること

  • ◎ インターンシップで学べること・得られるもの(具体的に3つ)
  • ◎ インターンシップ参加のメリット(社会人基礎力・人脈・グローバル経験)
  • ◎ 面接・ESで「インターンで学びたいこと」を聞かれた時の答え方と例文
  • ◎ インターンシップで学んだことを就活でどう活かすか

インターンシップへの参加学生は年々増加しており、今では約8割の学生が参加しています。しかし「インターンシップで実際に何が学べるの?」「面接で『インターンで学びたいこと』を聞かれたらどう答えればいい?」と疑問を持つ就活生は多いです。

この記事では、インターンシップで学べること・得られるものを具体的に解説するとともに、「学びたいこと」を面接・ESで問われた際の答え方と例文まで徹底解説します。

岩元翔

日本次世代企業普及機構 代表理事

岩元 翔

インターンシップで「学びたいこと」を面接で問われたとき、「何でも学びたいです」と答えるのは最もNGです。「〇〇の業務を通じて△△のスキルを身につけたい」と具体的に答えることが大切です。この記事で紹介する3ステップで準備しておけば、どの企業にも応用できます。

◆ 関連記事:インターンシップとは?種類・時期・準備・当日の流れを完全解説【27卒・28卒版】

1. インターンシップで学べること・得られるもの3選

① 社会人としてのマナー・コミュニケーション力

学生として日常を過ごしていると、企業に勤める社会人と接する機会はアルバイト以外ではあまりありません。しかしインターンシップに参加すると受け入れ先企業の社員とコミュニケーションをとれるため、社会人としてのマナーやコミュニケーションの取り方を実践の中で学ぶことができます。

インターンシップのコンテンツによっては、電話対応・来客対応・営業同行・企画会議の参加などの模擬体験ができる場合もあります。これらはすべて社会人として必要なスキルであり、インターン参加は習得の大きなチャンスです。

具体的に身につくスキル:ビジネスメールの書き方・電話応対の基本・報告・連絡・相談(ホウレンソウ)・会議での発言マナー・名刺の渡し方など

② 業界・企業への深い理解

インターンシップに参加すると、企業の人事や社員に直接質問ができるため、インターネットや本では得られない一次情報を収集できます。企業のホームページにはいいことしか書かれていないため、実際の職場を体験することで本当の企業・業界の姿を知ることができます。

どの業界・企業が自分に一番合うのかを確かめる機会にもなります。実際の職場の雰囲気・社員の働き方・評価制度の実態などを見ることで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。

③ 自己分析の深まり

インターンシップを通じて実際の業務に取り組んだりグループディスカッションをすることで、自分自身の長所・短所を見つめ直すことができます。インターンシップ先の人事からフィードバックや評価をもらえる機会もあるため、自分では気づけなかった強みや改善点を発見できることもあります。

自身の長所・短所が明確化されることで、自分が将来活躍できそうな業界や業種が選びやすくなります。面接でも自分の価値観や人間性に照らし合わせた回答ができるようになり、テンプレートではなく自分の言葉で話せるようになります。

 

2. インターンシップ参加のメリット3つ

① 社会人基礎力が身につく

長期インターンシップに参加すると、実際に社会人と同じ環境で仕事に取り組むことになります。インターン生を戦力として期待している企業もあり、営業・マーケティング・新規事業の企画立案などの業務を経験できることもあります。

実務をやり抜くことで学生のうちに社会人基礎力を身につけられ、就活の面接でアピールできます。長期インターンシップで実績・成果を残すことで、企業も「自社で活躍してくれるイメージ」を持ちやすくなります。

② 就活仲間との人脈形成ができる

インターンシップに参加している他の大学生とのつながりができることも大きなメリットです。お互いに就活情報を共有したり、面接対策やフィードバックなど高め合える仲間と出会えることもあります。将来的に一緒に起業する仲間に出会えたというエピソードも多数あります。

③ グローバルな経験ができる

インターンシップは日本国内に限らず、海外で参加することもできます。将来グローバルに活躍したい人は海外インターンシップも視野に入れてみてはいかがでしょうか。社会人になってからは時間の確保が難しくなるため、学生のうちに参加することで有意義な経験を積めます。

3. 面接・ESで「インターンで学びたいこと」を聞かれた時の答え方

上位クエリを見ると「インターンシップ 学びたいこと」「インターン 学びたいこと」への検索需要が高く、インターンのES・面接でこの質問に答えられず困っている就活生が多いことがわかります。

企業が「学びたいこと」を聞く意図

企業がこの質問をするのは「目的意識を持って参加しているか」「自社のインターンで提供できる経験と合致しているか」を確かめるためです。「何でも学びます」「とにかく経験したいです」という漠然とした答えは評価されません。

答え方の3ステップ

  • Step1 学びたいことを具体的に述べる:「〇〇の業務を通じて、△△のスキルを身につけたい」と明確に
  • Step2 なぜそれを学びたいのか背景を話す:自分の経験や志望キャリアとの関連を示す
  • Step3 学んだことをどう活かすか述べる:「インターンで得た〇〇を、将来△△の場面で活かしたい」と締める

回答例文(営業・マーケティング志望の場合)

私がこのインターンシップで学びたいことは、顧客のニーズを引き出すヒアリング力と、それを提案につなげる営業スキルです。

大学のゼミで地域の中小企業へのヒアリング調査を行う中で、相手のニーズを正しく聞き出すことの難しさを実感しました。社会人として活躍するためには実際のビジネスの現場でこのスキルを鍛えることが必要だと考えています。

貴社のインターンシップでは実際の顧客対応を体験できると伺い、現場でのリアルな経験を通じて、自分の課題を克服したいと考え志望しました。インターンで得た経験を就職後の営業活動に直接活かしていきたいです。

4. インターンシップで学んだことを就活でどう活かすか

インターンシップは参加して終わりではありません。参加後の振り返りと就活への落とし込みが重要です。

★ インターン後の活かし方

  • ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)のネタにする:具体的な業務・成果・学びをセットで言語化しておく
  • 志望動機に深みを加える:「実際にインターンで体験した〇〇を通じて、この業界を志望した」と説得力が増す
  • 自己PRの具体的エピソードにする:インターンで発揮した強みを自己PRのエピソードとして活用する
  • 業界・企業理解のアップデートに使う:実際に体験した内容を企業研究に反映させ、面接での説得力を高める

まとめ

インターンシップで学べることは非常に多くあります。社会人マナー・業界理解・自己分析の深まりという3つの学びに加え、社会人基礎力・人脈・グローバル経験といったメリットも得られます。参加することで就活が有利になるだけでなく、入社後の自信にもつながります。

◆ この記事のまとめ

  • ◎ インターンで学べること3つ:社会人マナー・業界への深い理解・自己分析の深まり
  • ◎ 参加メリット3つ:社会人基礎力・就活仲間との人脈・グローバル経験
  • ◎ 「学びたいこと」の答え方は「具体的な学び→背景→活かし方」の3ステップ
  • ◎ インターン後はガクチカ・志望動機・自己PRに落とし込んで就活に活かす
   
運営者情報

日本次世代企業普及機構 代表理事岩元 翔

東証1部上場企業の求人広告会社にて新卒・中途採用のコンサルティング業務を学び、その後ITベンチャー企業にて自社採用業務、教育業務に従事。2020年には一般財団法人日本次世代企業普及機構の代表理事に就任。これまでの経験、実績を活かし、経営者や従業員にとって道しるべとなる「ホワイト企業指標」を作り上げた。