
インターンシップは、実際に働いている人から話を聞いたり仕事に参加させてもらったりと、就活生にとって非常に貴重な体験の場です。そんな貴重な機会をいただいた感謝の気持ちを「お礼状」という形で企業に伝えたいと思う人も多いでしょう。
結論として、インターンシップ後のお礼状は出した方がいいです。特に志望度の高い企業には必ず送りましょう。この記事では、お礼状の書き方・例文・封筒のマナー・メールと手紙の選び方までまとめて解説します。
日本次世代企業普及機構 代表理事
岩元 翔
私たちは累計3,625社以上を審査し、650社以上を認定してきました。インターンシップ後にお礼状を送る就活生は実はそれほど多くありません。だからこそ丁寧な行動が「礼儀正しい学生」として採用担当者の記憶に強く残ります。特に志望度の高い企業には必ず送りましょう。タイミングが命ですので、迷っているなら今すぐ書き始めてください。
目次
お礼状は「絶対に出さなければならないもの」ではありませんが、出すことで得られるメリットは小さくありません。インターンシップでは多くの学生が参加するため、企業の担当者は一人ひとりを細かく覚えているわけではありません。そんな中で丁寧なお礼状が届けば、それだけで「礼儀正しい学生だ」という良い印象を残せます。手間をかけた行動だからこそ、他の学生との差別化につながります。
結論から言うと、お礼状は出した方がいいです。必須とまでは言えませんが、出さないより出した方が確実にプラスになります。迷っているなら、送りましょう。
特に短期インターンでは参加した学生の印象はすぐに薄れがちです。お礼状を送ることで採用担当者が思い出すきっかけになり、その後の選考にも良い影響を与える可能性があります。
お礼状はインターンシップの印象が鮮明なうちに送るのが基本です。当日中に作成して翌日には送れる状態にしておくのが理想的です。どうしても翌日に間に合わない場合でも「遅れたから送らない」という選択はNGです。遅れてしまった場合は冒頭に「ご連絡が遅くなり、大変失礼いたしました」と一言添えましょう。
現代ではメールによるお礼状が主流です。手書きの手紙は企業側に丁寧な印象を与えられる一方で時間がかかります。丁寧さを優先して送るタイミングが遅れるくらいなら、メールで早く送る方が効果的です。
メールでお礼状を送る場合は、スピードが何よりの強みです。インターン当日の夜から翌日午前中までに送ると、担当者の記憶が新しいうちに感謝を伝えられます。件名で内容がすぐ分かるようにし、本文は長くなりすぎないよう簡潔にまとめるのがポイントです。以下の例文をベースに、自分が体験した具体的なエピソードを一つ加えると、テンプレートにない温かみのある内容になります。
手書きの手紙は、メールよりも準備に手間がかかる分、より深い丁寧さと熱意が伝わります。特に第一志望の企業や、長期インターンでお世話になった場合には、手紙を選ぶ価値があります。便箋や封筒の選び方、縦書きの作法など細かいマナーがありますが、形式の完璧さよりも「感謝を伝えたい」という気持ちが伝わることが大切です。
送り先を書く前に、住所の正確な情報をネットで事前に確認しましょう。企業からの書類ではビル名や階数が省略されているケースがあります。
重さによって切手の金額が変わるため、郵便局の窓口で計量・購入するのが確実です。キャラクターものや記念切手は避け、シンプルなデザインの切手を選びましょう。
お礼状を送ったら、それで関係が終わるわけではありません。むしろ本選考に向けたつながりの第一歩です。お礼状で伝えた内容と本選考の志望動機に一貫性を持たせると、「インターンからずっと当社を志望してくれている」という印象を与えられます。インターンで得た学びや気づきはメモに残しておき、その後のES作成や面接で具体的に語れるようにしておきましょう。
お礼状を送った後も、志望度の高い企業に対してはフォローアップを続けることが大切です。
お礼状はゴールではなく、企業との関係を築くスタートです。送って終わりにせず、インターンで得た経験を本選考に活かし続けましょう。
Q1. インターンのお礼状はメールと手紙どちらがいい?
翌日までに送れるならどちらでも構いません。
迷うならまずメールを送り、後日手紙を送る二段構えも効果的です。特に志望度の高い企業には手紙も送ることで「この企業を大切にしている」気持ちが伝わります。
Q2. お礼状はいつまでに送るべき?
インターン翌日までに送るのがベストです。
印象が鮮明なうちに届くほど効果的です。当日中に作成して翌日に送れる状態にしておきましょう。
Q3. お礼状を送るのが遅れてしまった場合はどうすればいい?
遅れても必ず送りましょう。
「遅れたから送らない」が最も印象を悪くします。冒頭に「ご連絡が遅くなり、大変失礼いたしました」と一言添えれば誠意は伝わります。
Q4. 1Dayインターンでもお礼状は必要?
送った方がいいです。
志望度が高い企業なら他の参加者と差をつける絶好のチャンスです。1Dayの場合はメールで十分で、手紙にする必要はありません。
Q5. お礼状の封筒はどんなものを使えばいい?
白無地の封筒が基本です。
便箋サイズに合わせて「長形4号」(B5三つ折り)または「角形6号」を選びましょう。「〒」マークなしがより丁寧です。
Q6. お礼状にふさわしい便箋は?
白無地・B5サイズの便箋が適切です。
キャラクターものや色付きは避けます。手紙は縦書きが推奨で、万年筆や筆ペンを使うとより丁寧な印象になります。
Q7. お礼状とお礼メールの両方を送ってもしつこくない?
しつこくありません。
「当日中にメール→後日手紙」という流れはむしろ丁寧と受け取られます。ただし同じ内容の繰り返しにならないよう、手紙では具体的なエピソードを足すと良いでしょう。
Q8. お礼状に書く内容が思いつかないときは?
「印象に残った場面」を一つ思い出すところから始めましょう。
社員の方の言葉、体験した業務、気づいた学びなど、具体的な場面を一つ盛り込むだけで、ありきたりでない心のこもったお礼状になります。
Q9. 宛名は誰宛てにすればいい?
お世話になった担当者個人宛て(○○様)が基本です。
担当者が複数いた場合は、代表者宛てか「採用ご担当者様」とします。部署宛ての場合は「御中」を使い、「様」との併用はしません。
Q10. お礼状を送った後にすべきことは?
志望度の高い企業なら本選考に向けたフォローを続けましょう。
ESにインターンでの学びを反映させたり、説明会で印象的だった話題に触れると記憶に残ります。お礼状は関係構築のスタートです。