面接で「そうですね」はNG?好印象な話し方4つのコツとNG口癖を直す練習方法

面接で「そうですね」「んーっと」——こういった口癖、自分では気づいていない人が実は多いです。練習では出ないのに本番で出てしまう…と悩む就活生も多いはず。

結論、面接で「そうですね」を質問への返答の冒頭で使うのはNGです。「準備不足」「同意しているだけ」という印象を与えてしまいます。代わりに「はい、私が考えますのは」「ご質問ありがとうございます」などの表現を使いましょう。焦って言葉を埋めるより、一拍置いて答える方がずっと好印象です。本記事では、面接で好印象を与える話し方のコツ4つ・NG表現3つ・口癖を直す具体的な練習方法・Q&A 13問を、認定機関の視点から徹底解説します。

岩元翔

日本次世代企業普及機構 代表理事

岩元 翔

累計3,625社以上を審査し、650社以上を認定してきました。「そうですね」は日常会話では自然な相槌ですが、面接で質問への返答の冒頭に使うと「準備不足」「同意しているだけ」という印象を与えます。口癖は自分では気づきにくいため、録音して聞き返す習慣が最も効果的な改善策。一拍置いてから答えるだけで印象は大きく変わります。

📋 この記事でわかること

  • 面接で「そうですね」を使うとなぜ印象が下がるのか
  • 「そうですね」の代わりに使える表現
  • 好印象を与える話し方の4つのコツ
  • 面接官の印象を下げるNG表現・口癖3つ
  • 口癖を直す具体的な練習方法
  • 面接後の振り返りチェックリスト
  • よくある質問Q&A(13問)

1. 面接で「そうですね」を使うのはなぜNGなのか

面接で質問された瞬間、無意識に「そうですね。私の志望動機は……」と話し始めていませんか?「そうですね」は日常会話では自然な相槌ですが、面接の場では違和感を与えやすい言葉です。面接官の質問に対して「そうですね」で返すと、まるで問われたことに同意しているような印象を与えてしまいます。

また「そうですね」を話し始めに使う癖があると、準備不足・考えが整理できていないという印象にもつながりかねません。

💡 「そうですね」の代わりに使える表現

✓ 標準的な切り出し

はい、私が考えますのは……」

✓ 丁寧な切り出し

ご質問ありがとうございます。私は……」

✓ 一拍置く切り出し

はい、(一拍おいて)私の志望動機は……」

✓ 考えがまとまらない時

少々考えをまとめさせてください」と一言添えてもOK

💡 ポイント:一拍置いてから答えることは、むしろ「落ち着いている人」という好印象につながります。焦って「そうですね」を挟むより、黙って考えてから答える方がずっと好評価。

2. 面接官に好印象を与える話し方のコツ4つ

結論から話す

面接では時間が限られています。まず結論を述べてから理由・具体例・まとめという流れで話すのが基本

ゆっくり話すことを意識する

緊張すると無意識に早口に。早口は「聞き取りづらい」「落ち着きがない」という印象。「自分が思っている以上にゆっくり」を意識

話し方に抑揚をつける

抑揚のない話し方は棒読みに聞こえ感情や熱意が伝わらない。強調したい言葉は声を大きく・高く、大事なポイントの前に一拍置く

語尾までしっかり発音する

「です……」「ます……」と語尾が消えていく話し方は自信のなさ・頼りなさを印象づける。最後まで気を抜かず発音

PREP法を意識しよう

📝 PREP法の構成

P(結論)R(理由)E(具体例)P(まとめ)

例:「私の強みはリーダーシップです(P)。なぜなら……(R)。例えば……(E)。だからこそ、御社でも……(P)

💡 練習方法:スマートフォンの録音機能で回答を録音し、後から聞き返すのが効果的。自分の話すスピード・口癖・抑揚・語尾の鮮明さを客観的に確認できます。

📎 関連記事:面接での話し方のコツ10選|抑揚・棒読み対策・PREP法で差をつける

3. 面接官の印象を下げるNG表現・口癖3つ

NG① 語尾の崩れた言葉遣い

「〜ですぅ」「〜なんですよ」など、語尾が崩れた話し方は面接の場では不適切に映ります。面接はビジネスの場です。普段の会話との切り替えを意識しましょう。

⚠ NG表現と言い換え例

「〜ですぅ」 → 「〜でございます」「〜です」

「〜なんですよ」 → 「〜でございます」「〜となっております」

「そうなんですね」 → 「おっしゃる通りです」「はい、承知しました」

NG② 相槌が単調・バリエーションがない

「はい」「はい」「はい」と単調に繰り返すだけでは「本当に聞いているのか」と疑われてしまいます。「はい」「おっしゃる通りです」「承知しました」など、バリエーションをつけながら相手の目を見て相槌を打ちましょう。

NG③ 話し始めの口癖(「そうですね」「えー」「んーっと」)

「そうですね」「えー」「んーっと」——これらは話し始めの口癖として非常によく見られます。本人が気づいていないケースがほとんどです。

🎯 口癖を直す方法

☑ 家族・友人と模擬面接

第三者から口癖を指摘してもらう。本人より気づきやすい

☑ スマホで録音して聞き返す

最も確実な方法。客観的に自分の話し方が分かる

☑ 鏡の前で話す練習

表情・姿勢・口の動きまで客観視できる

☑ 話す前に一拍置く習慣

口癖が出るタイミングを意識的に減らす

4. 話し方は練習すれば必ず上達する

毎回の面接後に「どんな話し方をしたか」を振り返る習慣をつけましょう。

📋 面接後の振り返りチェックリスト

☑ 「そうですね」「えー」などの口癖は出なかったか

☑ 結論から話せていたか

☑ 語尾まではっきり発音できていたか

☑ 抑揚をつけて話せていたか

☑ 早口になっていなかったか

5. よくある質問Q&A(13問)

Q1. 「そうですね」は絶対にダメ?

質問への返答の冒頭に使うのはNGです。ただし、面接官の話への相槌として自然に使う分には問題ありません。「そうですね、おっしゃる通りだと思います」のように使い分けましょう。

Q2. 考える時間が欲しい時は何と言えばいい?

「少々お時間をいただいてもよろしいでしょうか」と一言断るのが最も丁寧です。「〜について整理させてください」という言い回しも使えます。沈黙を恐れず、落ち着いて考えましょう。

Q3. 口癖が出てしまう瞬間、どう対処する?

口癖が出た瞬間、慌てず一拍置いて話を続けましょう。本人が思うほど面接官は気にしていません。気にしすぎて話が止まる方が印象を悪くします。

Q4. 自分の口癖に気づく方法は?

スマホで自分の声を録音して聞き返すのが最も確実です。家族・友人に指摘してもらうのも効果的。自分では気づかない口癖が発覚することがよくあります。

Q5. 口癖はどれくらいで直せる?

2〜3週間の継続的な練習で改善を実感できます。ただし本番で完全に出さないレベルまで定着させるには1〜2ヶ月が目安。意識し続けることが一番の近道です。

Q6. 早口を直す具体的な方法は?

「、」と「。」で意識的に間を取るのが効果的。1分間に300字程度のスピードを目安に。アナウンサーの話し方を参考に練習するのもおすすめです。

Q7. 「えー」「あのー」が出てしまう

「沈黙を恐れる気持ち」から出てしまうケースが多いです。「沈黙=悪」ではなく「考えている時間」と捉え直すこと。話す前に深呼吸する習慣も効果的です。

Q8. 緊張で声が震える、どうすればいい?

面接前に深呼吸を3〜5回・首と肩のストレッチを行うと緊張が和らぎます。声が震えても気にせず、内容を伝えることに集中しましょう。震えること自体は減点対象になりません。

Q9. オンライン面接でも口癖は同じくNG?

むしろオンラインの方が口癖が目立ちます。通信のタイムラグで間が空きやすく、意識的にゆっくり・はっきり話す必要があります。録画機能で振り返る練習は特に有効。

Q10. 関西弁・方言は直すべき?

無理に直す必要はありません。あからさまに方言で話すのは避けるべきですが、語尾やイントネーションが多少残る程度なら問題なし。誠実さの方が重要です。

Q11. 質問の意図がわからない時は?

「恐れ入りますが、〇〇というご質問でお間違いないでしょうか」と確認するのが正解。誤解したまま答えるより遥かに印象が良いです。

Q12. 模擬面接ではどこに頼めばいい?

大学のキャリアセンター・就活エージェント・友人・家族がおすすめ。最低5回は受けて場慣れすることが大切。録画してフィードバックをもらえる場が最も効果的。

Q13. 話し方より内容が重要では?

両方が必要。良い内容も伝わる話し方でなければ評価されません。逆に話し方が良くても中身が薄ければ印象は残りません。面接対策完全ガイドもあわせて確認してください。

まとめ

面接の話し方は「結論から・ゆっくり・抑揚あり・語尾明確」の4点を意識すれば必ず改善します。「そうですね」「えー」などの口癖は録音で確認し、2〜3週間の意識的な練習で必ず直せます。話し方が変われば面接官の印象も大きく変わります。

📌 この記事のまとめ

  • 面接で「そうですね」は準備不足・自信のなさを印象づけるためNG。一拍置いて答えるのが正解
  • 代わりに「はい、私が考えますのは」「ご質問ありがとうございます」を使う
  • 好印象な話し方のコツは「結論から・ゆっくり・抑揚あり・語尾明確」の4点
  • NG表現は「語尾の崩れ」「単調な相槌」「話し始めの口癖」の3つ
  • 口癖を直すには録音・第三者からの指摘が最も効果的
  • 話し方は意識して練習すれば2〜3週間で変化を実感できる
  • 面接後の振り返り(口癖・結論・語尾・抑揚・スピード)を習慣化する

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運営者情報

日本次世代企業普及機構 代表理事岩元 翔

東証1部上場企業の求人広告会社にて新卒・中途採用のコンサルティング業務を学び、その後ITベンチャー企業にて自社採用業務、教育業務に従事。2020年には一般財団法人日本次世代企業普及機構の代表理事に就任。これまでの経験、実績を活かし、経営者や従業員にとって道しるべとなる「ホワイト企業指標」を作り上げた。

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