近年、活躍の場を海外に目を向ける就活生または社会人が増加しています。
また、そういった学生や社会人をインターン生として受け入れることに積極的な海外企業も増加傾向にあります。
大学生のうちに様々なことにチャレンジし、スキルや経験値をあげたいと考える方は、是非長期インターンシップに参加してみましょう。
今回は海外インターンシップの参加条件や、海外インターンシップができる国についてご説明します。
目次
「海外インターンシップ」とは、その名の通り「海外」で行う「インターンシップ」です。
海外へ行き現地の外資系・日系企業にて一定の期間、インターン生として実践経験を積むことができます。
日本でもインターンシップを実施する企業は多くありますが、日本でのインターンシップと海外でのインターンシップには大きな違いがあります。
日本:短期間
期間は短く、数日間や長くて1週間という短期のものがほとんどです。
日本でのインターンシップは、選考も兼ねた「職場体験の場」としていることが多いです。普段の業務にふれたり、社内の雰囲気を見ることができますが、短期間で終了します。
海外:長期間
海外でのインターンシップは数週間から数か月といった長期間のものが多いです。
短期インターンシップ自体が日本特有の文化とされ、海外でのインターンシップは実践型で本格的な長期間の就労経験を積むことができるのが特徴です。
短期間のインターンシップもありますが、給与が発生しないことが多いので注意しましょう。
海外インターンシップに参加する際に注意したいのは、すべてのインターンシップ先で給与が支給されるわけではありません。
インターンシップの有給か無給かは、インターンシップの期間が関係していることが多く「長期は有給」、「短期は無給」となっている場合がほとんどです。
●長期インターンシップの場合
企業の一員として業務にあたり、会社に貢献することで給与がもらえます。アメリカはインターンシップ専用のビザもあるので、長期のインターンシップは学生の間でも人気です。
期間は1年~1年半と長く、参加するには休学や休職が必要ですが大きく成長できるチャンスとなります。
●短期インターンシップの場合
職場体験が主な目的となっており短期間のインターンシップはほとんどの場合、給与は発生しません。仕事現場を実際にみせてもらい、普段の業務について説明をしてもらうためのプログラムだと考えるとよいでしょう。
期間は1~3ヶ月ほどで、企業によっては数週間から参加できることもあります。
報酬がもらえる有給インターンシップに参加するための条件などは事前に調べておく必要があります。
海外インターンシップは長期期間の実践型が多く、仕事の中でたくさんの経験ができます。そのため自分の目指すキャリアプランが見えやすくなるなど、たくさんの参加メリットがあります。
メリット
・実践的な就労を経験することができる
・企業、業種・職種などの適性を測る
・企業が求める人材(力)を身につける
・エントリーシートや履歴書でアピール
・語学力の向上
・海外で働くという経験の獲得
海外でのインターンシップへの参加は、人生の中でとても貴重な経験を積むことができます。
参加する際はインターンシップへの参加目的を明確にして、参加する国、期間、給与について慎重に検討しましょう。
下記のようなことを目的としている方は、3カ月以上の長期インターンに参加するのをおススメします。
目的
・将来的に海外で仕事がしたい
・英語を活かせる仕事がしたい
・就活に活かしたい
・社会人として基礎スキルを習得したい
・英語力を向上させたい
3カ月以上の長期海外インターンシップでは、ネイティブのビジネスマンと共に長期間働くため、実践的なビジネス英語力の習得にもつながります。
学生
外資系の企業で働きたい
海外で活躍したい
英語を使った仕事がしたい
就職活動に活かしたい
社会人
これまでのキャリアを海外で活かしたい
自分の活動の場を海外に広げたい
転職活動に活かしたい
アメリカ、カナダ、ヨーロッパに海外提携オフィスが設置されていることもあり、欧米地域での海外インターンシップを目指す人におすすめです。また、現地にオフィスがあるため困ったことがあればすぐに相談できるので非常に安心です。
https://www.aiesec.jp/outgoing
アイセック・ジャパンは世界126の国と地域で活動する世界最大の学生組織AIESECの日本支部として、海外インターシップ事業を運営する学生団体です。環境問題や教育問題、人権問題などをテーマに取り組むインターシップなど様々な充実したプログラムが用意されています。
http://www.intern-gate.com/overseas.html
ビジネスの本場であるアメリカのNew Yorkやロサンゼルス、サンフランシスコで国際ビジネスを体験できます。また、近年成長目が覚ましいアジア各国のベトナム、インド、マレーシア、シンガポールや、伝統深いヨーロッパなど約25か国から選べる豊富なプログラムが用意されています。
http://www.jica.go.jp/recruit/intern/index.html
国際協力に関心のある学生や社会人に、JICA 各部署と開発コンサルティング企業におけるインターンシップの機会を提供し、JICA 事業への理解を深め、幅広い分野での国際協力人材を志向することを目的です。
※2023年度のJICAインターンシップ・プログラムの募集は、2023年4月下旬~5月中旬頃~
http://www.internship-world.com/
アメリカ、カナダ、オーストラリアの様々なインターンシップが用意されています。有給、無給のプログラムがあり幅広い企業提携と丁寧なサポートが好評です。
難易度の高い有給のアメリカインターシップの派遣率も95%以上で、アメリカを中心に海外で働きたい人におすすめです!
タイガーモブは、主に東南アジア諸国やアフリカや南米など急成長する市場で海外インターンシップに挑戦する機会を提供しています。オンラインでのコミュニケーションが活発で、定期的に実施されるオンラインイベントや、インターンシップ生同士の繋がりの場が設けられています。
限られた時間を有意義に使うため、海外インターンシップに挑戦してみてはいかがでしょうか。
様々なことにチャレンジできるため自身のスキルや経験値をあげたい方におすすめです。