
近年、活躍の場を海外に目を向ける就活生や社会人が増加しています。また、そういった学生や社会人をインターン生として受け入れることに積極的な海外企業も増加傾向にあります。大学生のうちに様々なことにチャレンジしスキルや経験値をあげたいと考える方は、ぜひ長期インターンシップに参加してみましょう。
日本次世代企業普及機構 代表理事
岩元 翔
私たちは累計3,625社以上を審査し、650社以上を認定してきました。海外インターンは、語学力だけでなく異文化適応力や主体性が身につく貴重な機会です。ただし渡航費や生活費など準備すべきことも多いため、「何を得たいか」という目的を明確にすることが何より重要です。目的が定まれば、最適なプログラム選びもスムーズになります。
目次
海外インターンシップとは、海外の企業や団体で一定期間働きながら、実務経験を積むプログラムのことです。語学力の向上はもちろん、異なる文化やビジネス習慣の中で働く経験は、国内のインターンでは決して得られない、大きな成長につながります。将来グローバルに活躍したい学生や、語学を実践の場で磨きたい学生にとって、非常に魅力的な選択肢といえます。

「海外インターンシップ」とは海外へ行き、現地の外資系・日系企業にて一定の期間インターン生として実践経験を積むことができる制度です。日本でのインターンシップと海外でのインターンシップには大きな違いがあります。
日本のインターンは数日〜数週間の短期が中心で、業界研究や企業理解を目的とするものが多いのが特徴です。一方、海外のインターンは数ヶ月単位の長期が一般的で、実際の戦力として、実務に深く関わることになります。報酬が支払われる有給インターンも多く、「働きながら学び、対価を得る」という色合いが強いのが、日本との大きな違いです。
すべてのインターンシップ先で給与が支給されるわけではありません。有給か無給かは期間が関係していることが多く「長期は有給」「短期は無給」となっている場合がほとんどです。
海外インターンシップは長期期間の実践型が多く、仕事の中でたくさんの経験ができます。自分の目指すキャリアプランが見えやすくなるなど、たくさんの参加メリットがあります。
海外インターンは費用も時間もかかるため、参加前に「何を得たいのか」をはっきりさせることが成功の鍵です。語学力を伸ばしたいのか、特定の業界を経験したいのか、グローバルな環境への適応力を養いたいのか。目的が明確であれば、最適なプログラムや渡航先を選びやすくなり、現地での日々の過ごし方にも一貫性が生まれます。
参加する際はインターンシップへの参加目的を明確にして、参加する国・期間・給与について慎重に検討しましょう。以下のような目的がある方は3カ月以上の長期インターンに参加するのがおすすめです。
3カ月以上の長期海外インターンシップでは、ネイティブのビジネスマンと共に長期間働くため、実践的なビジネス英語力の習得にもつながります。
海外インターンは誰にでも向いているわけではありませんが、特定のタイプの人にとっては非常に価値ある経験になります。将来グローバルに働きたい人、語学を実践で鍛えたい人、新しい環境に飛び込む行動力のある人には特におすすめです。以下のような志向や目標を持つ人は、海外インターンを通じて大きく成長できるでしょう。
必要な語学力はプログラムによって大きく異なります。現地スタッフと英語でやり取りする職場では、ある程度の会話力が求められますが、語学研修がセットになったプログラムや、日本語対応のサポートがある場合は初心者でも参加できます。自分の今の語学レベルと、プログラムが求める水準を照らし合わせて選ぶことが大切です。
海外インターンシップに参加するためには、一定の英語力が必要です。目安としてTOEIC600点以上の英語力があると望ましいとされています。インターンの業務内容によってはTOEIC800点以上を求められることもあります。英語力が不足していると業務に支障をきたすおそれがあるため、語学学校やオンライン英会話などで語学力を高めておきましょう。

アメリカ・カナダ・ヨーロッパに海外提携オフィスが設置されており、欧米地域での海外インターンシップを目指す人におすすめです。現地にオフィスがあるため困ったことがあればすぐに相談できます。https://www.intern-style.com/

世界126の国と地域で活動する世界最大の学生組織AIESECの日本支部。環境問題・教育問題・人権問題などをテーマに取り組むインターンシップなど、充実したプログラムが用意されています。https://www.aiesec.jp/outgoing

アメリカのNew York・ロサンゼルス・サンフランシスコでの国際ビジネス体験や、ベトナム・インド・マレーシア・シンガポールなどアジア各国、ヨーロッパなど約25か国から選べる豊富なプログラムが用意されています。http://www.intern-gate.com/overseas.html

国際協力に関心のある学生や社会人に、JICA各部署と開発コンサルティング企業におけるインターンシップの機会を提供しています。幅広い分野での国際協力人材を志向することを目的としています。http://www.jica.go.jp/recruit/intern/index.html

アメリカ・カナダ・オーストラリアの様々なインターンシップが用意されています。有給・無給のプログラムがあり幅広い企業提携と丁寧なサポートが好評です。難易度の高い有給アメリカインターンシップの派遣率も95%以上です。https://internshipworld.jp/

主に東南アジア諸国やアフリカ・南米など急成長する市場で海外インターンシップに挑戦する機会を提供しています。オンラインでのコミュニケーションが活発で、定期的に実施されるオンラインイベントやインターンシップ生同士の繋がりの場が設けられています。http://www.tigermov.com/
Q1. 海外インターンに語学力は必須?
プログラムによります。日常会話レベルが求められるものが多いですが、語学力不問のものや、語学研修付きのプログラムもあります。目安としてTOEIC600点程度あると選択肢が広がります。
Q2. 海外インターンの費用はどのくらい?
渡航費・滞在費・プログラム費用で数十万円かかることが一般的です。無給のものが多く、有給でも生活費を賄える程度です。事前に総額を把握し、資金計画を立てましょう。
Q3. 海外インターンは就活で評価される?
評価されます。語学力・異文化適応力・主体性のアピール材料になります。ただし「行ったこと」自体より「何を学び、どう成長したか」を具体的に語れることが重要です。
Q4. 未経験・語学力に自信がなくても参加できる?
できます。語学研修付きや日本語サポートのあるプログラムを選べば、初心者でも挑戦可能です。むしろ現地で語学力を伸ばす目的で参加する学生も多くいます。
Q5. 海外インターンの期間はどのくらい?
1週間程度の短期から、数ヶ月〜1年の長期まで幅広くあります。短期は体験重視、長期は実務スキルや語学力の習得に向いています。学業との兼ね合いで選びましょう。
Q6. どの国が人気?
アメリカ・オーストラリア・フィリピン・東南アジア諸国などが人気です。英語圏は語学力向上に、東南アジアは費用を抑えつつ成長市場を体感できる点が魅力です。目的に応じて選びましょう。
Q7. 海外インターンの探し方は?
専門の仲介サイト・大学の国際交流課・現地企業への直接応募が主な方法です。初めてなら、サポートが手厚い仲介サイトやエージェントを利用すると安心です。
Q8. ビザは必要?
多くの場合インターン用のビザや就労ビザが必要です。国やプログラムによって条件が異なるため、早めに確認しましょう。仲介サイト経由ならビザ取得をサポートしてくれることもあります。
Q9. 海外インターンと留学の違いは?
留学は「学ぶ」、インターンは「働く」のが主目的です。海外インターンは実際の職場で働くため、実務経験とビジネス英語が同時に身につくのが特徴です。
Q10. 海外インターンで失敗しないコツは?
目的を明確にし、信頼できる仲介先を選ぶことです。「語学力を伸ばす」「特定業界を経験する」など目的が定まっていれば、プログラム選びもぶれません。口コミや実績の確認も忘れずに。
限られた時間を有意義に使うため、海外インターンシップに挑戦してみてはいかがでしょうか。様々なことにチャレンジできるため、自身のスキルや経験値をあげたい方におすすめです。