【2023年4月20日 更新】
インターンシップへの参加を考えたことはありますか?
希望する企業のインターンシップへ参加するには、事前選考としてエントリーシートの提出を求められることがあります。
今回は、インターンシップへ参加したいと思う応募理由の作成方法とポイントについてご紹介します!
目次
インターンシップとは、学生や新卒者が実際に就労環境で仕事をしながら企業の文化や仕事の雰囲気を体験し、スキルや経験を積むためのプログラムのことです。
実務を体験することで仕事の世界への慣れや、企業や業界の様子を知ることができるためインターンシップへの参加はおすすめです!
企業がインターンシップを開催している理由は、
・企業認知度を上げたいから
・就活の早期化に対応するため
・ミスマッチを減らすため
などがあげられます。
また、インターンシップへの参加は企業によっては事前選考を設けています。
インターンシップにおいて事前選考をしている理由としては以下の通りです。
・応募多数の人気企業のため面接時間の削減
・少数精鋭性として、早い段階から採用に繋げたい
・ミスマッチを減らしたい
インターンシップのエントリーには、先着順や抽選で参加が決定する場合と、エントリーシートの提出や適性審査を求められる場合があります。
基本的に履歴書と同様の内容になります。
記載内容が履歴書と被ってしまっても大丈夫です。
玉手箱やSPIがそれに当たります。
エントリーシート提出後、又は適性審査後に行われる場合が多いです。
発言内容についてはもちろん、発言率やポジショニングなどが見られます。
「面談」や「顔合わせ」といわれることもありますがほとんどが1次選考までとなります。
会社の意図としては、社風と合うのかの見極めや、早期選考直結リクルーターとの相性を見ています。
初期段階では書類審査やエントリーシートの提出が求められていることが多いです。
インターンシップ開催の開始時期とされる6月頃には証明写真やメールアドレスを作成しておくようにしましょう。
人気の高いインターンシップであれば、応募したすべての学生を面接することは企業の採用担当者にとって現実的ではありません。そのため、効率よく人数を絞るためにエントリーシート(ES)の提出が課されるます。
ここで気をつけなければならないのがエントリーシートの内容です。
特技・趣味、自己PR欄には特に気を付けましょう。
近年ではエントリーシートもメールやWeb上での提出が多くなり、字の丁寧さなどでの判別はされませんが、これまで何百人、何千人と履歴書を見てきた人事担当者からは使いまわしの文面は見てわかります。
その企業で働くには自分をどう売り出せばいいのかを念頭に置いて作成しましょう。
その企業で本当に働きたいのか、憧れからなのか、有名企業だからなのか、インターン申込の時点ではどうして参加したいのか、明確に決まっていないこともあるでしょう。その場合は必要以上に取り繕う必要はなく、純粋な気持ちで作成しましょう。
インターンシップ参加用の志望動機の書き方について解説します!
まず、志望動機に必要なポイント結論から書くこと(PREP法)です!
1.どうして参加をしようと思ったのか(結論)
2.この業界へ関心を持った理由(応募理由)
3.自身の参加目的(結論)
▼PREP法についてはこちらを参考にしてください!
私は、人々のくらしを豊かにしたいと思い、実際に商品企画へ携わることのできるこのインターンシップへ応募いたしました。
私は昔から家にいることが好きで、それはどうしてかと考えると居心地がいいからでした。
この居心地の良さを作る要因の1つが家具にあると考えています。
貴社の製品は使い心地と使い勝手が良く、それでいて環境への配慮に基づいた持続可能な製品開発を目標に掲げていることに感銘を受けました。
このような商品がどのように生まれるのか、業界最大手である貴社の企業理念についてインターンを通して学ばせていただければと考えています。
「創造性」が求められる広告業界において革新的な広告を社会に送り出し、飛躍を続ける貴社の創造力に魅力を感じており、この度インターシップへの参加を志望しました。
中学生の頃に貴社の○○という広告見て、衝撃を受けたのを今でも覚えています。
それ以来、広告は『人々の心を動かすことができる』と考えており、貴社のようにマーケティングやデザインなど多くの技術や知識を活用して、社会をより良いものにするためのサービス提供ができる仕事に携わりたいと考えております。
貴社は、顧客ニーズを的確に満たす業界トップクラスの技術を持つ企業です。今は未熟ですが、いずれそのレベルで活躍できるよう、精一杯インターンに取り組ませていただきます。
何卒よろしくお願いいたします。
貴社の製品の開発、設計、そして市場への展開を学ばせていただきたくインターンシップに応募いたしました。
私は、新しい技術や製品開発に携わる仕事に従事したいと考えており、
製造業において大手企業である貴社の最新技術と最新機械を駆使して生み出される製品の品質の高さに感銘を受けています。
インターシップに参加することができましたら、成長意欲を持ってさまざまなことを吸収していこうと考えております。
何卒よろしくお願いいたします。
私は、IT業界に貢献できるようなプロフェッショナルになることを目標としています。そのため、IT業界で実践的な経験を積むことが重要と考え、高い技術力を持つ貴社のインターンシップにご応募させていただきました。
IT業界では、技術的な能力だけでなくビジネス的な視点も重要であると学んできました。貴社は人材教育にも熱心に取り組まれており、インターンシップを通じて技術と経営的な要素を学ばせていただきたいと考えております。
また、新しい環境や新しいチームの中で仕事をする能力も磨きたいと思っています。他の人と協働して問題を解決する能力を身につけ、多様な状況下で仕事をする能力を磨きたいと思っています。
貴社のインターンシップを通じて、多くのスキルを身につけることができれば幸いです。 新しい知識や技術を習得できる機会を活用し、IT業界に貢献できるようなプロフェッショナルになることを目指しています。
金融機関では、金融市場や金融商品、金融業務などについて多くの知識が必要だと思います。
金融商品を豊富に取り扱われている貴行でのインターンシップは、金融市場の知識を深めると同時に、主体的な学びを通して、将来のキャリアに活かせるプロフェッショナルスキルを身に付けることができると考え志望いたしました。
また、金融業界における仕事の仕組みを把握できるだけでなく、金融機関ならではの知識とノウハウを学び、働く方々と関わりあいながら、新たな知識や経験を得て、今後の金融業界でのキャリアを担う上で非常に有益な経験を積むことができると考えています。
貴行のインターンシップを通して、現場での業務やノウハウのを学び、企業をサポートするメソッドを吸収させていただきたいと考えております。
インターンの目的はあくまでも就業体験や職場見学を通じて仕事や業界を学生に理解してもらうためのものであり、選考を実施するのは受け入れられる人数に限りがあるため設けられています。
上記のように、インターンと本選考では選考を行う理由が違ってくるため、気にする必要はないと言えます。
また、就活初期にはあまり考えができていなくても就活を続けるうちに業界などへの理解が深まったり、興味のなかった職種に興味を持つことも十分あり得ます。
ですので、インターン選考での落ちはあまり気にすることなく本選考をのぞむのであれば堂々と受けましょう。
ただ、あまりにもその業種と自身の理想が合わないという場合もありますのでその点は就職活動中にしっかり自己分析しましょう。
気にせず堂々と受ければいいとお伝えしましたが、何も変わっていなければ、また落ちるだけになります。
なにがよくなかったのか、しっかりと振り返ることが大切です。
かといって、就活初期は何が悪いのかわからないことも多いので振り返りポイントを参考にしてください!
1.丁寧にできていたか
誤字や脱字はありませんでしたか?
社会人としてふさわしい、丁寧な文章を心がけましたか?
2.内容はどうだったか
文字数は指定通りに作成していましたか?
音読してみて読みづらかったり、伝わらりづらい文章になっていませんでしたか?
企業ならではの魅力をエントリーシートに反映させた文章となっていましたか?
インターンの選考時期が複数の企業と被ってしまうこともあるでしょう。
どちらも初歩的なポイントにはなりますが、ここが抜けてしまうとインターンシップには進めません。
「なぜこの企業に興味があるのか」を結論から簡潔に、丁寧な文章を心がけましょう!
インターンシップは学生のうちから企業の中を知ることができるとても貴重な機会です。
何かと忙しいや、面倒だと思うこともあるでしょうが、自分のために・将来のために多くの業種・業界のものに参加して頂いた方がいいと思います。