就活生向け|大学1年生から準備しておきたい就活対策

2022.12.27
#企業分析#就活基礎知識#自己分析

経団連主導のこれまでの就活ルールが廃止となり、昨今は就活の早期化を進めている企業も少なくありません。

 

実際、就活の入口となるインターンシップの実施企業数は年々増えて、参加学生も9割を超えているデータもあります。そんな中で、就活に不安や焦りで「早く準備をしなきゃ」と感じている大学1年生も多いのではないでしょうか。

 

いざ対策を立てて行動しようと思っていても、「どのような準備をすればいいのか分からない」と悩む人も多いでしょう。

 

そこで今回は、本格的な就活に向けて大学1年生のうちから始められる就活対策や、その際の注意点についてご紹介していきます。

 

就職活動の早期化

上記記事にあるように就職活動は早期化しています。

 

 

コロナ禍で採用計画を控えていた企業も全体的に業績は好調で見通しが見えてきたため、採用意欲は非常に高まっています。コロナでダイレクトに影響を受け新卒採用を見送っていた航空業界や旅行業界なども、採用を再開する企業も多くあります。

 

世界的な経済の先行きに不安はありますが、少子高齢化の日本において人口減少が進んでいる中、DX人材を含め、積極的に若い人材を採用確保したいという企業が多くなっているのが現状です。

具体的な就活対策(準備編)

就活成功のカギは何といっても情報量!

 

就活トレンドの最前線に立つことを意識しましょう。「いかに情報を集め、取捨選択するか」がポイントです。

 

大学1年生のうちから就活情報を入手する体制を整えておけば、情報量で大きなメリットを得られます。

 

コロナ禍で先輩たちがオンラインに対応した就活をしているのか、新卒求人情報はどのように入手するのか、どんな企業が伸びていて人気なのかなど、常にアップデートされる情報にアンテナを張っておくことが大切です。

 

もちろん、大学3年生からでも決して遅くはないのですが1年生から就活情報にアンテナを張っておけば、就活本番の年になって慌てて求人サイトに登録したり、就活情報の入手先に困ったりすることはないです。

 

常に就活情報の最前線に立つことで、周りを見て焦ることなく、就活本番を迎えても余裕ができ結果的に自信を持って面接や入社試験に臨めることにもつながります。

 

就活スケジュールをしっかり把握する

下記の記事で詳しい就活のスケジュールをまとめています。

 

合わせてチェックして自分なりに部活やサークル、アルバイトや課外活動などのスケジュールや優先順位と照らし合わせえて準備しましょう。

 

 

多くの企業や業界を知る

当然のことですが、就活を始めるのが早ければ早いほど多くの企業を知る機会があります。

 

しかし、世の中には知らない企業やサービスがたくさんあることに、多くの人たちが気づいていません。就活本番になると忙しくなって、内定欲しさから安易にあまり志望していない企業を選ぶ人もいます。

 

皆さんにはまだ多くの時間があります。

 

企業選びに妥協しないように大学1年生から自分の将来やキャリアを見据えて、より多くの業界や企業の事情を知っておくことをおすすめします。

 

長期インターンへの参加

大学3年生の夏から参加することの多いインターンシップですが、大学1年生から参加できる長期インターンも多くあります。

 

自己分析や業界分析をした中で、興味のある業界のインターンに参加すれば、業界への理解も深められます。

 

また実際働いている社会人とコミュニケーションが取れて、社会人としてのスキルを早期に身につけられるなどもメリットでアルバイトの経験と違った経験になります。

 

長期インターンに参加して得られた成功経験や、頑張ったエピソードなどは面接時の自己PRに使えて大きなメリットとなるでしょう。もし長期インターンに参加したいと思うなら、時間に余裕のある1年生からするといいと思います。

 

 

業界分析・企業分析

就活では、業界分析や企業分析は必須です。

 

たとえば業界分析には、「食品業界」「金融業界」「商社業界」などその特定の「業界」の分析をすることで、就職を希望する業界についての理解を深められることが出来ます。業界への正しい知識が身に付くので、自分に合う企業かどうかの判断も付きやすくなります。就活を始めたときに必ず役立つ情報なので、しっかりと確認しましょう。

 

企業分析とは、特定の企業についての理解を深めるための研究のことです。企業の内部環境・外部環境を調べたうえで、企業の業務内容などの理解を深めるのが目的です。

 

また、企業分析ができれば、企業への志望動機を明確にできます。

企業に入社後自分がどうなっていきたいのかなど、面接でのプレゼンテーションも具体性に話すことが出来ます。

 

まとめ

ここまで大学1年生からでも準備しておきたい内容を明記してきましたが、今すぐに就活をはじめなければいけないのか。

 

答えはNOです。

 

 

ですが、自分のためになる挑戦を大学1年生からたくさんしていれば、結果としてそれが就活で活きてきます。まずは、自分がやりたいと思ったことに手を伸ばしてみてはいかがでしょうか。