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インターンでグループワークを取り入れる企業はとても多いです。
まず、グループワークの内容や、グループワークで人事の方に求められることやに役立つ事前に準備しておく内容を徹底解説していきましょう。
グループワークとは企業にもよりますがインターン生を3~7名程度のグループに分けそれぞれのグループで制限時間内に話し合ったり、実際に作業をしたりして最後にその内容についてのプレゼンテーションを行う取り組みです。
主にグループワークとグループディスカッションではグループを組んで行う、制限時間が決められている、といった点は共通していますが、グループディスカッションは作業をするのではなくテーマに沿って行う『話し合い』がメインとなります。
一方でグループワークは『力を合わせて出題された課題を達成する』というのを目的としていてそこが1番の違いです。
まず人事の方が1番注目する所は、1人1人の社会人基礎力です。
社会人基礎力とは主に3つの能力がありますので特徴をご紹介します。
主体性や実行力に優れていて、チームのリーダー的存在に立って周りを引っ張ったり積極的に自分の意見を発言し発表が出来るなどの行動力に優れている人。
何事にも疑問を持ち、その疑問を分析し課題を明らかにします。
そしてその課題を解決するための方法を考える「計画力」や「創造力」を持った人。
社会人として多様な人と一緒に目標や課題に向けて、自分の意見を相手に分かりやすく伝えたり、相手の意見を丁寧に聞き客観的に判断し物事を判断できる力のある人。
このような自分が持っている能力を最大限に活かし、自分に合った役割をしっかりと担っているかなどが求められます。
主に「プレゼン型」「作業型」「ビジネスケース型」「ゲーム型」といった4種類に分かれています。
与えられた課題について正しく把握する力、それをそれぞれが積極的に発言しその情報を分析してまとめる力やプレゼン能力などが求められます。
与えられた課題やテーマについてグループでそれぞれの意見を共有し、意見をまとめそれを発表(プレゼン)する形式のグループワーク。
例
「働く上で必要な能力はなにか」
「15年後、この業界はどのように変化しているのか」など…
グループ内で意見を出し合い協力しながら限られた時間内で何かを作り完成させる形式のグループワーク。
例
「配られたカードを口頭のみでメンバーに伝えその絵をを完成させなさい」
「100枚のカードを使って制限時間内に出来るだけ高いタワーを作りなさい」など…
実際、その業界のビジネスで想定されるテーマが与えられ、アイデアを議論してそれを発表する形式のグループワーク。
例
「就活生向けのアプリの機能を考えなさい」
「どこの地域にどの様な施設を建てれば収益が上がるか考えなさい」など…
「協調性」「積極性」「思考力」を見るためのゲーム形式のグループワーク。
例
NASAゲーム
十人十色ゲーム
ヒアリングチャレンジなど…
最後にグループワークを効率的に進めるためのポイントをおさえておきましょう。
自分の考えを伝えることがあまり得意ではなかったり、他人と違う意見だと本当に考えていることが上手く伝えられなかっったりする方もいるかもしれません。
ですが、グループワークは1人1人が意見を積極的に出して話し合いを広げていくのが重要です。
しっかりと自分の意見を伝えることで評価にも大きく影響する為、遠慮せずに積極的にアイデアを出しましょう。
例えば制限時間が30分なら、テーマの分析に5分、アイデアの共有(グループ内での意見交換)に10分、共有した意見をまとめる時間を10分、まとめた意見の発表練習に5分など、どの作業にどれくらいの時間を使うと制限時間内に間に合うかという時間配分を決めることがポイントです。
どれだけ優秀な人でも協調性が足りなかったり、自己中心的な人は企業からも一緒に参加しているインターン生からも印象は良くありません。
協調性はグループワークだけでなく社会人としても最も求められるポイントです。
自分の意見ばかりを押し通そうとせず周りの意見も聞きチームワークを大事にしていきましょう。
以上がインターンでのグループワークにおける攻略法でした。
このようなことをポイントとしてインターンのグループワークに積極的に取り組んでいきましょう!