【ブレない自分軸作り】就活におけるBe-Do-Have

2024.06.26
#企業分析

この時期になってくると、就職活動の第一歩として夏休みに参加するインターンシップや仕事研究&インターンシップなどの様々な業界の企業から話が聞ける大型イベントが各地で開催されます。

 

 

就職活動が本格化する前に、自分の将来(キャリア)を時間かけて考える期間にしてもらえたらと思います。

 

なぜなら、就職して3年以内に転職する人は3割以上で、特に後悔してることとして、

 

①業界や企業の情報を十分に調べきれなかった。

②目的や軸が曖昧で”なんとなく”就活をしていた。

 

などがあげられます。

この記事では、6月~8月の期間にしっかり就活軸を作る上での考え方をお伝えできればと思います!

 

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1.業界研究が必要な理由

 

就職活動は、自分の軸で選択することがとても重要になります。

 

人それぞれかもしれませんが、自分の将来に影響する選択においてイメージしやすいのは”受験”かと思いますが、就職活動と受験には大きな違いがあります。

 

何が違うかというと、受験は高校や大学を選択する際に”偏差値”という「自分がどの位置にいて、どこを目指せることができるのか分かりやすく評価する指標」があります。

 

 

一方、就職活動には”偏差値”のような「周囲と比較して高いのかな? それとも低いのかな?」というような基準はありません。

 

就職活動は、自分に合った企業を見つけるために重要です。そのためには、就職活動の軸を定め、業界研究をしっかり行うことが必要です。他者と比較することなく、自分に合った企業と出会うための就職活動ができます。

 

ここから、業界研究をする為の第一歩として、就活軸を考えるフレームワークについて説明します!

自己分析については、こちらの記事を参考にしてください!!

2.自分に対して就活における重要な質問

 

就職活動で自己分析における自問自答する際に、「どんな仕事をしたいか?」これ実は、あまりよくない質問だと筆者は思います。

 

なぜよくないかというと、冒頭で述べたように、「ミスマッチ」の後悔につながりやすいからです。逆に良い質問はというと「誰/どんな人・環境で仕事をしたいか?」や、「誰を喜ばせたいか?」 というものです。

 

 

ちょっとイメージしてみましょう!

どんなに希望の仕事内容ができたとして、社内環境、とくに人間関係が最悪で、嫌みな人や怒鳴ってばかりの上司のもとで、働き続けるのは大変です。

 

逆に、最初はやりたいとそんなに思っていなかった仕事内容でも、人間関係がよくて、みんなで楽しく仕事ができれば、どうでしょう?

 

「そこで続けて行きたい!」と思うようになると思いませんか?

 

だからこそ、業界研究をする際に、業界や職種、企業を絞り込む前に、自分の個性や強みである「自分らしさ」の見つけ方を知ることから始めましょう。

 

そのやり方として「Be-Do-Have」フレームワークは目標達成のための思考モデルで、

 

「どうあるべきか(Be)」

「何をするか(Do)」

「何を持ちたいか(Have)」

 

 

の3つの要素から整理することができます。

3.生きてる半分は『仕事』

次に、働く人のごく標準的な1日の流れを見てみましょう。

 

シフト勤務などもありすべてが同じではないですが、とりあえず9時間として・・・。

日本の社会人で8時間寝る人はほとんどいませんが、起きてる16時時間のうち、半分は仕事をしているわけですから、これから大学を卒業したら、皆さんの人生の半分は仕事をしているということになります。

 

 

言い換えれば、みなさんの寿命の半分を使って、仕事をしていくということになります。

 

単純に22歳から65歳までで、43年。

 

そして人生100年時代と言われて平均寿命も伸びていることから、たぶんですが、80歳位まで(58年位)働くことになると思います。

 

 

でないと国が破綻してしまうと言う現在の、国家の財政状況です。
皆さんがこれまで生きてきた21年の3倍近く!!!長いですね・・・。

 

そう考えると、仕事選びって、ものすごく重要なことだと思いませんか?
だからこそ、ファーストキャリアを選択する際に【自分自身】を知ることで、業界研究を有意義にできるようにしましょう!

4.業界研究における「Be-Do-Have」

 

まず「Be-Do-Have」とは、目標達成のために自分の考えを整理するためのフレームワークです。

 

「Be」は自分がどのような人になりたいかを考えることです。

 

例えば、【責任感のある社会人】や【リーダーシップを発揮できる人】を目指すとした場合「Be」にあたります。

 

これは、目標達成に必要な価値観や態度、性格を明確にする段階になるので、自分の理想像を思い描くことで、日々の行動の指針になります。

 

次に「Do」はその理想を実現するために具体的に何をするかを決めることです。

例えば、【責任感のある社会人】になるために、毎日、自己啓発の本を読む、社会人のコミュニティ参加して勉強する、クラブ活動でリーダーシップを発揮するなどです。

 

これにより、目標達成に向けた具体的な行動計画が立てられます。

最後に、「Have」は目標達成によって得られる成果や報酬を明確にすることです。例えば、成績が上がる、先生や友達からの信頼を得るなどです。具体的な成果をイメージすることで、モチベーションを維持しやすくなります。

 

 

Be(どうあるべきか)

 

業界研究をする際の「Be」は、その業界や企業がどのような価値観や文化を持っているか、また、自分がどのようなキャリアを築いていきどのように成長していきたいかを整理します。

 

 

【業界の価値観と文化】

その業界で働く人々が共通して持っている価値観や文化を理解する。

 

例:IT業界ではイノベーションやスピードが重視されることが多い。

 

【自分の価値観と適性】

自分の価値観や性格がその業界にマッチするかを考える。

 

例:クリエイティブな環境で働きたいと思っている人は、広告業界やデザイン業界に向いているかもしれません。

 

 

 

Do(何をするか)

 

「Do」は、その業界で成功するために必要な行動やスキル、業務内容を理解し、それに基づいて自分が何をすべきか何ができるかを考えます。

 

【必要なスキルと経験】

業界で求められる具体的なスキルや経験をリストアップする。

 

例:金融業界では分析力や数理的な知識が重視される。

 

【業務内容の理解】

その業界での典型的な職務や日常の業務内容を調査する。

 

例:マーケティング業界では市場調査やプロモーション戦略の立案が主要な業務となる。

 

【行動計画の策定】

必要なスキルや経験を身につけるための具体的な計画を立てる。

 

例:IT業界で働くために、プログラミングのオンラインコースを受講する。

 

 

Have(何を持ちたいか)

 

「Have」は、その業界で働くことで得られるものや、達成したい目標について考えます。

 

【キャリアの成果】

その業界でのキャリアパスや昇進の可能性、報酬について調べる。

 

例:コンサルティング業界では、成果に応じた高い報酬が期待できることが多い。

 

【仕事の満足度】

その業界で働くことで得られる満足感や達成感を考える。

 

例:医療業界では、人々の健康に直接貢献できる満足感が得られる。

 

【ライフスタイルへの影響】

その業界で働くことが自分のライフスタイルにどのような影響を与えるかを考える。

 

例:旅行業界では、様々な国や地域を訪れる機会が多い。

 

 

まとめ

 

改めて本記事では、業界研究をすることの目的は自分自身が納得して自分の軸で選んだ企業に就職することを目指すうえで自分自身を整理する為の手段をお伝えさせていただきました。

 

「Be-Do-Have」のフレームワークを活用することで、上記の図で示しているように”本当にやりたいこと”が明確になると思います。

 

皆さんの業界研究が有意義になるように頑張ってください!

 

 

Be(どうあるべきか)

業界の価値観や文化、自分の価値観と適性を理解する。

 

 

Do(何をするか)

必要なスキルや経験、業務内容を理解し、具体的な行動計画を立てる。

 

 

Have(何を持ちたいか)

その業界で働くことで得られるものや達成したい目標を明確にする。

 

 

 

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