ホワイト企業認定を展開する一般財団法人日本次世代企業普及機構(本部:大阪市北区、代表理事:岩元翔、通称:ホワイト財団)は、ホワイト企業認定を取得した企業の中で注目すべき人事制度や取り組みを表彰・発信する『ホワイト企業アワード』を開催しています。
今回は全234社からエントリーいただき、1月25日「第9回ホワイト企業アワード」が開催されました。
【ホワイト企業アワードとは】
現代社会の「働き手不足」は、日本社会の深刻な問題のひとつとされています。
労働人口の減少や雇用のミスマッチなど、様々な問題が絡み合い大小問わず多くの企業に影響を与えており、優秀な人材の確保と定着のため、福利厚生や健康経営、D&Iなど働き方改善についての取り組みを実施・強化に努める企業が増えています。
また、インターネットの普及により情報収集が容易になり、求職者は企業の働き方に対する取り組みや社風・口コミサイトなど様々な情報から「働きたい企業なのか」を判断しています。
そのため従来のやり方だけでは今後の採用活動は困難を極めます。
これからの採用活動は、検索エンジンやSNSをうまく活用し、求職者へ「その企業で働く魅力」を発信することが重要となります。
『ホワイト企業アワード』は、企業の魅力を発信する『採用広報』として大きな効果を見込めるイベントです。
第9回ホワイト企業アワードは2023年1月25日に開催され、今回は延べ234社を超えるエントリーをいただきました。その中で、第9回ホワイト企業アワード最優秀賞企業として「株式会社サンテック」と「スワロー工業株式会社」の2社が選ばれました。
尚、ホワイト企業アワードの概要や過去の受賞企業についてはコチラで紹介しています。
最優秀企業
株式会社サンテック
(特別審査員:ホワイト財団)
株式会社サンテック様は、従業員だけではなく、従業員の家族の幸せまで考えた「ウェルビーイング経営」を体現されている点を評価され、働きがい部門を受賞されました。 今回残念ながら受賞とならなかった企業様も含め、大変すばらしい取り組みが多かった中で、我々ホワイト財団が最優秀賞に選出した理由としては、このウェルビーイングを地域社会・国際社会に向けてしっかりと発信されている点に注目いたしました。 具体的には、地元の自治体が開催している田んぼの用水路を掃除する、井出ざらいの地域イベントにスタッフが参加したり、JICAインターンシップ生の受け入れなどを積極的に行っています。 株式会社サンテック様は「All for the Family」の理念のもと、自社の従業員とその家族を幸せにするという信念を大切にされています。それだけでも大変すばらしいことですが、そこにとどまることなく、取り組みを外部へ展開し継続して行っていることを評価させていただきました。
スワロー工業株式会社
(特別審査員:ホワイト財団)
スワロー工業株式会社様は、制度・取り組みのすべてにおいてコミュニケーションを軸に設計・運営されていることが評価され、人材育成部門を受賞されました。 ホワイト財団が最優秀賞に選出した理由は、「働きがいがある会社」を目指す施策に連動性を持たせ、継続的に改善を続け、大きな成果をもたらすことに成功したという点です。 素晴らしい会社が必ずしも求職者に選ばれるとは限らない現状だからこそ、世の中の中小企業は人材確保に向けて様々な施策を展開しています。スワロー工業株式会社様はそのような状況の中で、単に見栄えのいい露出を増やすということではなく、定点観測による具体的な数値を用いた社内分析、分析結果に基づく社内改善、そしてその内容について広告・広報への展開をするという、予算がかぎられている場合が多い中小企業のモデルケースを体現している施策だと評価したため、最優秀賞へ選出いたしました。
次回開催
第10回ホワイト企業アワードとなる次回は、2023年秋ごろの開催を予定しています。皆さまからのご参加を心よりお待ちしております。
≪本件取材申し込み、報道関係者からのお問い合わせ先≫
一般財団法人日本次世代企業普及機構(ホワイト財団) 広報担当:金崎
電話:0120-514-461 メール:jimukyoku@jws-japan.or.jp