
女性が活躍できる環境づくりに本気で取り組む会社は、ホワイト企業である可能性が高いといえます。数値目標の公開・柔軟な働き方・女性管理職の登用などに積極的な企業を、企業選びの軸にしましょう。
この記事では女性が活躍する会社が取り組んでいること・具体的な企業事例・就活/転職での見分け方を、累計3,625社を審査した認定機関の視点で解説します。
日本次世代企業普及機構 代表理事
岩元 翔
累計3,625社以上を審査し、650社以上を認定してきました。女性が活躍する会社を見極める最大のポイントは「経営トップの本気度」です。トップが明確にコミットしている企業は、必ず数値で結果が出ます。社長メッセージで女性活躍について語っているか、行動計画と数値が公開されているかをチェックしましょう。
📋 この記事でわかること
📎 あわせて読みたい
女性活躍・ダイバーシティの基礎 / 女性が働きやすい企業の見分け方 / 女性管理職比率ランキング
女性が活躍できる環境を整えるため、企業は次のような取り組みを進めています。
▶ 女性活躍推進に積極的な企業がしている6つのこと
▶ ① 東京急行電鉄|スライド勤務で離職率0%
始業時刻を7:30〜10:30の間で30分単位で選べる「スライド勤務制度」を導入。総合職の離職率が男女ともに0%となり、3年連続「なでしこ銘柄」に選定。長期スパンでキャリアを考える女子学生の積極採用や、女性管理職フォーラムも実施しています。
▶ ② ノバレーゼ|復職率ほぼ100%
ブライダル事業を展開。産休・育休後の復職率がほぼ100%。育児と仕事の両立を支援する制度を整え、女性が結婚・出産を経ても働き続けられる環境を実現しています。
▶ ③ 博進堂|数値目標の明確化
明確な数値目標を掲げて女性活躍推進に取り組み、行動計画を公開。中小企業ながら計画的に女性登用を進め、働きやすい環境づくりを実現している例です。
「女性が働きやすい会社に就職したい」と思ったら、次のポイントで企業を比較・評価しましょう。
▶ 女性が活躍する会社の見分け方
具体的な認定マークの活用法や数値の見方は女性が働きやすい企業の見分け方で詳しく解説しています。
Q1. 女性管理職比率の業界別平均は?
日本全体で約12〜14%です。
サービス・小売は20%超、製造・建設は5%程度と業界差が大きいため、業界内での相対比較が重要です。
Q2. 育休取得率はどれくらいが優良?
女性90%以上、男性30%以上が目安です。
男性育休30%超は現在ではかなり進んでいる企業といえます。
Q3. 「制度はあるが使われない」を見抜くには?
実際の利用者数と利用後のキャリアパスを確認します。
口コミや現役社員へのヒアリング(OB訪問)も有効です。
Q4. 女性が少ない業界はどう選ぶ?
「女性活躍推進計画」を公開している企業を選びます。
少ないながらも本気で増やそうとしている企業はチャンスが多いです。
Q5. 結婚・出産後も働きたい場合のチェックは?
復職率・時短勤務利用率・両立支援制度の3つです。
事業所内保育所・ベビーシッター費用補助があれば理想的です。
Q6. 女性が活躍できる職種は?
業界・職種より企業選びが重要です。
同じ職種でも企業によって女性活躍度が大きく異なります。
Q7. なでしこ銘柄とえるぼしの違いは?
なでしこ=経産省・東証(上場のみ)、えるぼし=厚労省(全企業)です。
両方取得している企業は女性活躍への本気度が高いです。
Q8. 中小企業でも女性活躍企業はある?
多数あります。
むしろ意思決定が早く柔軟な働き方を導入している中小企業も多い。えるぼし認定の中小企業も狙い目です。
Q9. 女性活躍推進法とは?
2016年施行で101人以上の事業主に行動計画策定を義務付けた法律です。
計画と数値は厚労省データベースで公開されています。
Q10. ロールモデルの女性社員を見つけるには?
採用ページの社員インタビューやOB訪問です。
「ライフイベントを経て管理職になっている女性」がいる企業は、実態として女性活躍が進んでいる証拠です。
Q11. 面接で結婚・出産について聞かれたら?
本来は指針で禁止されている質問です。
聞かれた時点で要注意。「仕事への意欲をお伝えしたい」とかわすか、その企業は避けるのが無難です。
Q12. 男性育休取得率の高い企業の見つけ方は?
統合報告書や女性活躍推進DBで確認できます。
男性育休が浸透している企業は女性が活躍する環境も整っています。
Q13. 女性が活躍する会社で最も大切な要素は?
経営トップの本気度です。
トップが明確にコミットしている企業は必ず数値で結果が出ます。社長メッセージをチェックしましょう。
📌 この記事のまとめ
📚 あわせて読みたい記事