アルバイトのガクチカの作り方と例文|ユニクロ・コールセンター・転々とした場合・リーダー経験別に解説

「これまで、頑張ってきたのはアルバイトです」

面接でこう答える就活生は多いのではないでしょうか。はじめはお小遣い稼ぎのために始めたアルバイトが、いつの間にか社会に出る前のお試しのようになっていた——そんな経験はありませんか?このお試し社会人の経験を就活で活かすにはどうすれば良いのでしょうか。

岩元翔

キャリアアドバイザーコメント

日本次世代企業普及機構 代表理事 岩元 翔

アルバイトのガクチカで大事なのは「役職名」ではなく「何を変え、何を達成したか」です。バイトリーダーをしたという事実だけでは評価されません。そこで何を考え・どう動いたかのプロセスを具体的な数字と一緒に語ることで、面接官の心に刺さるガクチカになります。

◆ この記事でわかること

  • 就活に有利なアルバイトの種類
  • 就活中のアルバイトとの両立方法
  • 面接官がガクチカで何を見ているか
  • アルバイトを転々とした場合・リーダー経験がある場合の活かし方

就活とアルバイト

就活 アルバイト

① 就職に有利なアルバイトとは

就活時、人事の方に好印象な、有利なアルバイトがあります。UNIQLOやマクドナルドは「就活で有利になる」と言われることがありますが、これらの企業の共通点は研修内容がしっかりしている・コミュニケーションが求められるという条件が当てはまります。

◆ 就活に有利なアルバイトランキング

  • 1位 IT系エンジニア(長期インターン形式が多い)
  • 2位 コールセンター
  • 3位 イベントスタッフ
  • 4位 営業
  • 5位 飲食店
  • 6位 居酒屋
  • 7位 データ入力
  • 8位 販売店

上位に来ているコールセンターやイベントスタッフなどはマニュアルだけではどうにもならない適応力を必要とする仕事です。自発的に動ける人材を求める企業には特に評価されやすいバイト経験です。

◆ 関連記事:面接の頻出質問と回答例まとめ|逆質問・NGパターンも完全解説

② 就活中のアルバイトはどうする?

就職活動でいつ面接が入るかわからない状態で、1カ月前などにシフトを出すことは難しいですよね。その対応策を2つご紹介します。

★ 現アルバイト先の場合

既に働いているアルバイト先の場合、経営者・店長にあらかじめ相談しておきましょう。事前に相談することで親身になってもらえるケースが多いです。相談内容の例:何月から何月までの予定か・シフトは週に何回くらいは入れそうか・急遽面接の予定が入った場合の対応方法。余裕を持って相談しておくことで突然バイトが全く入れなくなるのを防止できます。

★ 短期・単発アルバイトの場合

新たに何か始めることも1つの手です。短期や単発のアルバイトなら、突然1日予定が空いたからという理由で8時間アルバイトをすることが可能です。TaimiなどWebサービスを活用した隙間時間の有効活用が最近では多くあります。

就活中のアルバイト

ガクチカの考え方

① ガクチカから面接官は何を知りたいのか

なぜガクチカ(学生時代に力を入れたこと)について質問されると思いますか?就活生がこれまで何をどう頑張ったのかを知ることで人間性を知ろうとするというのが大まかな質問の意図です。面接官はあなたの人となりを知るために質問をしています。

「アルバイトリーダーをしていました」「サークルで幹部をしています」というのは毎年あふれかえっていて、聞き飽きていると思っていいでしょう。

大事なのはそこから先です。面接官が満足するのはサクセスストーリー、つまり「その経験で何を変え、何を達成したか」です。例えば「アルバイトリーダーをしていた結果、業績を□%アップさせました」「人間関係がうまくいかなかった時に打開策を実行した」——このような話こそが、あなたならではのガクチカになります。

② アルバイトを転々とした場合

アルバイトを転々とすることは悪いことでしょうか?合わない・人間関係がうまくいかなかったというところが理由であれば必ずしも悪いことではありません。自分が譲れないものは何かを考え、他の方よりも自分に合った働き方がわかっているということになり、就活において十分強みになります。

③ アルバイトリーダーを経験した場合

アルバイトリーダー ガクチカ

大事なのはアルバイトリーダーとして何をしたかです。アルバイトリーダーに指名されてから職場の見え方・人の動きに何か変わったものがないか、よく考えてみてください。その責任にどう向き合うかを考えられれば、自分だけのガクチカに必ずなります。

もしアルバイトリーダーとして指名されなかった場合でもできることはたくさんあります。役職がなくてもメンバーをまとめたり、何か改善を行うことは自主性になります。あなただけの経験を面接官に伝えましょう。

まとめ

就職活動は誰しもが初めての経験で、焦ってしまったり不安を感じてしまったりするでしょう。ですが面接官も突き詰めると「あなたはいったいどんな人なんだろう。一緒に働くとしたら何をしてくれるのだろうか」という視点で見ています。自己分析を難しいものと捉えずに、今まで自分はどう生きてきたのかを自分の心と向き合う機会にして楽しんでもらえればと思います。

◆ この記事のまとめ

  • 就活に有利なアルバイトはコールセンター・イベントスタッフなど「適応力が問われる仕事」
  • 就活中は現アルバイト先に事前相談・または短期単発バイトを活用する
  • ガクチカで面接官が見るのは「役職名」ではなく「何を変え何を達成したか」
  • 転々としたバイト経験は「自分に合う働き方を知っている強み」として活かせる
  • リーダー経験は「その役職で何をしたか・どんな責任を担ったか」まで語れることが重要
   
運営者情報

日本次世代企業普及機構 代表理事岩元 翔

東証1部上場企業の求人広告会社にて新卒・中途採用のコンサルティング業務を学び、その後ITベンチャー企業にて自社採用業務、教育業務に従事。2020年には一般財団法人日本次世代企業普及機構の代表理事に就任。これまでの経験、実績を活かし、経営者や従業員にとって道しるべとなる「ホワイト企業指標」を作り上げた。