
「OB訪問って本当に選考に有利になるの?」「リクルーター面談と何が違う?」「行かないと不利?」——OB訪問が選考に与える影響は、就活生が最も気になるテーマの一つです。ネットには「有利になる」「関係ない」と両論あり、何が本当か分かりにくいのが実情です。
結論、OB訪問は「直接の加点にはならないが、間接的に選考を有利にする」のが実態。企業によってはリクルーター面談として実質的な選考の場になっているケースもあります。本記事では、累計3,625社を審査してきた認定機関が、採用の本音・リクルーター面談との関係・OB訪問を選考に活かす方法・Q&A 13問まで解説します。
日本次世代企業普及機構 代表理事
岩元 翔
累計3,625社以上を審査し、650社以上を認定してきました。採用側の本音をお伝えすると、OB訪問は「それ自体が直接の合否を決めるわけではないが、確実に印象に残る」ものです。特に学生の数が多い大手では、OB訪問で好印象を残した学生の情報が人事に共有されることも珍しくありません。一方で、OB訪問を「実質的な一次選考」と位置づけ、リクルーター面談として運用する企業もあります。どちらにせよ、誠実な姿勢で臨むことが最大の武器です。
📋 この記事でわかること
📎 OB訪問シリーズ:OB訪問とは(総合ガイド) / 聞くべき質問30選
📎 採用視点:採用担当者の本音|内定を出したくなる学生
目次
結論から言うと、OB訪問は「直接の加点にはならないが、間接的に選考を有利にする」のが実態です。OB訪問をしたから合格、しなかったから不合格、という単純なものではありません。しかし、適切に活用すれば確実にプラスに働きます。
⚖ OB訪問と選考の関係
○ 間接的に有利になる
志望動機の説得力UP・好印象が人事に共有・企業理解の深化
× 直接の加点ではない
「OB訪問〇回で加点」のような明確な仕組みは基本ない
🎯 選考への3つの影響
① 志望動機の説得力が上がる
現場の声を反映した志望動機は「なぜこの企業か」の説得力が段違い。面接で差がつく
② 好印象が人事に共有される
受け答えや態度が良ければ「優秀な学生がいた」と人事に伝わることも
③ 志望度の高さが伝わる
OB訪問をしたという事実が本気度のアピールになる
企業によっては、OB訪問が「リクルーター面談」という実質的な選考の場になっているケースがあります。リクルーター面談とは、企業が選んだ社員(リクルーター)が学生と面談し、評価する仕組みです。
📊 OB訪問 vs リクルーター面談
OB訪問(学生主導)
学生が依頼し情報収集が目的。原則は選考とは別
リクルーター面談(企業主導)
企業から声がかかる。実質的な選考の一部のことが多い
⚠ 注意:企業から「面談しませんか」と声がかかった場合はリクルーター面談=実質選考の可能性大。学生主導のOB訪問より気を引き締めて臨みましょう。
⭐ 選考に活かす4つの方法
① 得た情報をES・面接に反映
「OB訪問で○○と伺い」と具体的に志望動機に盛り込む
② 誠実な姿勢で印象を残す
時間厳守・丁寧なお礼など基本マナーを徹底
③ 面接で「OB訪問をした」と伝える
志望度の高さと行動力をアピールできる
④ 選考のヒントを得る
「選考で重視される点」を聞いて対策に活かす
⚠ 選考にマイナスになる行動
①準備不足で臨む(調べればわかることを質問)
②遅刻・無断キャンセル・お礼を送らない
③馴れ馴れしい・敬意を欠いた態度
④選考目当てが露骨すぎる(情報収集の姿勢を忘れる)
💡 ポイント:悪い印象も人事に伝わる可能性があります。「選考に影響するかも」と考え、常に誠実に。それが結果的に最良の選考対策になります。採用側の視点は採用担当者の本音も参照。
OB訪問をしないこと自体が直接の不利になるわけではありません。OB訪問は必須ではなく、行かなくても内定を得る学生は大勢います。ただし、OB訪問で得られる「現場の生の情報」は他では得にくいため、活用した学生のほうが志望動機に深みが出やすいのは事実です。
💡 結論:行かなくても不利にはならないが、行ったほうが有利になる可能性は高い。特に第一志望群の企業には積極的に活用するのがおすすめです。
Q1. OB訪問は選考に有利になる?
直接の加点にはならないが、間接的に有利になるのが実態です。志望動機の説得力UP・好印象の共有・企業理解の深化を通じてプラスに働きます。
Q2. OB訪問をすれば必ず合格する?
しません。「OB訪問○回で加点」のような明確な仕組みは基本ない。あくまで選考を有利にする一要素と捉えましょう。
Q3. OB訪問をしないと不利?
しないこと自体は直接の不利にならない。行かなくても内定を得る学生は大勢います。ただし行ったほうが志望動機に深みが出やすいです。
Q4. リクルーター面談とOB訪問の違いは?
OB訪問は学生主導の情報収集、リクルーター面談は企業主導の実質選考。企業から声がかかった面談は選考の一部の可能性が高いです。
Q5. 企業から面談に誘われたら?
リクルーター面談=実質選考の可能性大。学生主導のOB訪問より気を引き締めて、面接同等の準備で臨みましょう。
Q6. OB訪問の内容は人事に伝わる?
伝わることがあります。好印象も悪印象も人事に共有される可能性があるため、常に誠実な姿勢で臨むことが大切です。
Q7. 面接で「OB訪問をした」と言うべき?
言うべきです。志望度の高さと行動力のアピールになります。「OB訪問で○○と伺い、さらに志望が強まった」と具体的に伝えましょう。
Q8. OB訪問を選考に活かすには?
①得た情報をES・面接に反映 ②誠実な姿勢で印象を残す ③面接で言及 ④選考のヒントを得る。情報を志望動機に落とし込むのが最も効果的です。
Q9. 選考にマイナスになる行動は?
準備不足・遅刻/無断キャンセル・お礼なし・馴れ馴れしい態度・選考目当てが露骨。これらは悪印象として人事に伝わる恐れがあります。
Q10. 選考目当てだと思われない?
情報収集の姿勢を忘れなければ大丈夫。「選考に有利だから」が露骨だと印象が悪いです。純粋に企業を知りたい気持ちで臨みましょう。
Q11. 何社くらいOB訪問すべき?
決まりはありませんが第一志望群の企業を中心に。志望度の高い企業ほど積極的に活用し、複数人に会うと理解が深まります。
Q12. OB訪問は選考の前後どちらがいい?
選考前(ES提出前)が理想。得た情報をES・面接に活かせます。選考が進んでからでも、疑問解消や志望度確認に役立ちます。
Q13. OB訪問と選考で最も大切なことは?
「誠実な姿勢で臨み、得た情報を志望動機に活かすこと」です。選考目当てに偏らず、純粋に企業を知る姿勢が結果的に最良の選考対策になります。OB訪問全体はOB訪問とはを参照。
OB訪問は「直接の加点にはならないが、間接的に選考を有利にする」のが実態です。企業によってはリクルーター面談として実質的な選考の場になっているケースもあります。得た情報をES・面接に活かし、誠実な姿勢で印象を残すことが最大の武器。行かなくても不利にはなりませんが、第一志望群には積極的に活用するのがおすすめです。選考目当てに偏らず、純粋に企業を知る姿勢で臨みましょう。
📌 この記事のまとめ
📚 OB・OG訪問シリーズ
【採用担当者の本音】