インターンシップは何社参加すればいい?目安と企業の選び方を解説

夏のインターンシップは、就活生にとって業種・職種・企業風土の違いを実際に体験できる重要な機会です。しかし「どの企業を選べばいいのか」「何社参加すればいいのか」「どうやって探せばいいのか」と悩む就活生は多いでしょう。

この記事では、インターンシップの企業の選び方・効果的な探し方・情報収集の方法・インターンシップの種類を解説します。

岩元翔

日本次世代企業普及機構 代表理事

岩元 翔

インターンシップは「なんとなく」ではなく、目的を持って参加することが大切です。志望業界が決まっている人も、まだ決まっていない人も、複数のインターンシップに参加することで「自分に合う仕事」が見えてきます。ホワイト企業認定を取得している企業のインターンシップは、実際の働き方や社風を体験する良い機会です。ぜひ積極的に活用してください。

◆ この記事でわかること

  • インターンシップの企業の選び方7つのポイント
  • インターンシップ情報の入手方法(就活サイト・企業HP・キャリアセンター・口コミ)
  • 就活準備サイトでの効果的な検索方法
  • インターンシップの種類と特徴

インターンシップの企業の選び方

インターンシップを選ぶ際には、慎重な検討が必要です。選択する企業があなたのキャリア目標や学習目的に合致しているかどうかを確認することが重要です。

① キャリア目標の合致

企業が提供するインターンシップがあなたの将来のキャリア目標や関心に合ったものであるか確認してください。その企業での経験が、あなたのスキルや知識を発展させるのに適しているかどうかを考えてみましょう。

② 業界や職種の選択

あなたが興味を持つ業界や職種を重視して、それに関連する企業を探してみてください。関心を持って取り組むことが、インターンシップをより価値あるものにする一つの要因です。

③ 企業の評判と信頼性

インターンシップを提供する企業の評判や信頼性を調査しましょう。過去のインターンの経験や企業の評価・口コミをチェックすることで、その企業がインターンシッププログラムに本気で取り組んでいるかどうかを判断できます。

④ 学習機会とプロジェクト内容

企業がどのようなプロジェクトや業務を提供しているか確認してください。具体的なプロジェクトに関わることで、実践的なスキルを身につけることができます。

⑤ 指導者や同僚との連携

インターンシップ中に指導者や同僚との関係がどのように形成されるかも重要です。優れた指導者や協力的な同僚がいる環境であれば、成長の機会が増える可能性が高まります。

⑥ 企業の文化と価値観

企業の文化や価値観があなたに合うものであるかどうかも検討してください。職場の雰囲気や働く人々との相性も重要です。

⑦ キャリアの展望

インターンシップを終えた後に、その企業での雇用の可能性や他の企業でのキャリア展望を考慮に入れてみてください。これらのポイントを考慮しながら複数の企業の情報を収集し、比較検討することで最適なインターンシップを選ぶことができます。

インターンシップ情報の入手方法

① 就活準備サイト

ほとんどの方が、マイナビ・リクナビ等の就活準備サイトから情報を入手しています。こういったサイトでは業種・職種はもちろん、実施時期や場所の条件を指定したり、フリーワード検索ができる場合もあるので、より効率的に見つけることができます。

! 就活準備サイトに掲載されているインターンシップは不特定多数の方が見るため、参加にはエントリーシートの提出などの選考が必要な場合も多くあります。

② 企業HP

参加したいと考えている企業がある場合、その企業がインターンシップを実施しているかどうかを企業HPや採用サイトから確認することが可能です。企業の公式SNSで周知している場合もあるので、興味がある場合はフォローしておくことも時には必要です。企業HPに見慣れていない場合は「株式会社〇〇 インターン」などで検索するのがおすすめです。

インターンシップの探し方

③ キャリアセンター・紹介

大学のつながりを利用して、優先的にインターンシップに参加できる場合があります。「企業が該当大学宛にインターンシップ募集を出す=該当大学の卒業生を採用したい」と考えているので、自分が参加したい企業・業種があれば、キャリアセンターからの申し込みを検討しましょう。希少枠に申込ができるほか、キャリアセンターのスタッフに就職活動についての相談ができるメリットもあります。

特に理系の学生は教授経由でインターンシップ情報を得られる場合もあります。教授経由の場合、単位認定や選考免除など有利に進めることができる可能性もあるので、縦のつながりを大切にしましょう。

④ 口コミサイト・書籍

就活の口コミサイトがインターンシップに特化した口コミまとめや人気ランキングを掲載している場合があります。また、就職四季報のインターンシップ版も企業研究・参加検討の材料として活用できます。

就活準備サイトでの効果的な検索方法

インターンシップ検索方法

志望業界が決まっている場合はそちらに絞ってインターンシップに参加することも良いですが、行きたいと思っていた業界と別の業界のほうが実は合っていたという可能性も十分あるので、たくさんのインターンシップに参加してみることも就活において重要です。

◆ 検索方法のポイント

  • 行きたい業界が決まっている場合:業界検索で絞り込む
  • 行きたい業界が決まっていない場合:日時や開催場所から知っている企業やインターンシップの内容を確認して参加を決める
  • ホワイト企業を探したい場合:ホワイト企業認定取得企業一覧から気になる企業をピックアップする

インターンシップの種類と特徴

現在のインターンシップの種類は大きく分けて4つあります。

◆ インターンシップの4種類

  • ① オープンカンパニー:情報提供やPRが目的。複数参加して情報収集に活用
  • ② キャリア教育:働くことへの理解を深める。自己形成のため複数参加がおすすめ
  • ③ 汎用的能力・専門活用型インターンシップ:就業体験を含む。選考に直結するものが多く参加人数に限りあり
  • ④ 高度専門型インターンシップ:大学院生を主な対象。選考に直結するものが多い

特に②のキャリア教育型は、その企業で活躍できる人をもとにインターンシップが開催されると思われるので、求職者と企業のミスマッチ防止につながる場合もあります。自分の働きたい業界が決まらない・どういう企業が自分に合うかわからない場合は、まずは参加してみるという選択肢を持ちましょう。

まとめ

◆ この記事のまとめ

  • インターンシップ選びはキャリア目標・業界・企業の信頼性・プロジェクト内容・文化の合致を確認する
  • 情報収集は就活準備サイト・企業HP・キャリアセンター・口コミサイトを組み合わせて活用する
  • 志望業界が決まっていなくても複数のインターンシップに参加することで自分に合う仕事が見えてくる
  • インターンシップは4種類あり、①②は複数参加・③④は選考直結で参加枠に注意が必要
  • 目的を持ち・積極的に取り組むことが就活成功のカギ

インターンシップへはなんとなくではなく、目的を持って、自覚をもって参加することが大切です。慎重な選択と積極的な取り組みを通じて、自身の成長と成功につなげましょう。

   
運営者情報

日本次世代企業普及機構 代表理事岩元 翔

東証1部上場企業の求人広告会社にて新卒・中途採用のコンサルティング業務を学び、その後ITベンチャー企業にて自社採用業務、教育業務に従事。2020年には一般財団法人日本次世代企業普及機構の代表理事に就任。これまでの経験、実績を活かし、経営者や従業員にとって道しるべとなる「ホワイト企業指標」を作り上げた。