「1分ほどで自己紹介をしてください。」面接ではこのようなことを言われることがあります。
いきなり『1分ほど』と言われても戸惑ってしまいうまく話せるか不安と感じてしまいますよね。
今日はたった1分で面接官を虜にする自己紹介のコツをお伝えします。
目次
面接官は事前に提出した履歴書を見ながら面接をおこなうことが多いため、手元の資料と自分の名前や出身地、出身校や学科などが合っているように正確に伝えましょう。
名前を言う際はきちんとフルネームで言うように気を付けましょう。
面接官が聞き取りやすいように、ハキハキと活舌よく話しましょう。
学生時代に頑張ったことや自分が1番聞いてほしいポイントをエピソードのあらすじとして伝えるように意識しましょう。
【例】
・学業の取り組み・アルバイト・ボランティア活動・ゼミや研究内容・部活やサークルの活動
自己紹介の最後の締めは意気込みは、どのように取り組みたいかやどのような思いを持っているかを伝えるのが良いでしょう。
面接は緊張してしまいますよね。そこでどのようにふるまうことが出来るかが、ポイントとなってきます。
緊張しやすい方や、面接が得意ではない方は自分自身が面接をやりやすくする為にあらかじめ緊張している事を伝えた上で、どのように取り組んでいきたいか伝えることがおススメです。
【例文】
「本日は非常に緊張していますが一生懸命お伝えしていきたいですし、相互理解を深めていきたいなと思っておりますので本日はどうぞよろしくお願いいたします。」など
自己紹介は最初の印象を決める時間になるので、長々と話してしまうとリスクになってしまう可能性があります。
自己紹介は自己PRとは異なりますので、簡潔に自己紹介が出来るように200字~300字にまとめましょう。
ですが、話し方や、話すスピードは人によって異なります。自分の話し方やスピードに合わせて文字数や内容を調節する必要があるでしょう。
自分にあった文字数で自己紹介文を作成する事が出来たら、何度も練習し1分に抑えられたか、内容がごちゃごちゃしていないかなどを周りの人に聞いてもらましょう。
タイミングが合わない方は、話している様子を録音して自分で聞いてみましょう。話している最中には気が付かなかったおかしな内容や自分の話し方の悪い癖を見つける事が出来るかもしれません。
そのようにして、自分にあった文字数を設定して、内容をまとめていくとやりやすいでしょう。
とりあえず一旦自己紹介を全て書き出します。
この時によく起こるのが過去の経験やアピールポイントを多く書きすぎてしまうということです。
多く話過ぎてしまうと時間が足りなくなり、1分を超えてしまいます。自己紹介はあくまであらすじを説明できれば良いので、必要な部分以外は省きましょう。
自己紹介でより良い印象を付けるために話を絞り、面接官に「もっと話を聞きたい」と思わせた状態で自己紹介を終えることが理想的です。
その為に面接官が興味を持つだろうフレーズ(自分の1番伝えたいアピールポイント)を簡潔に話しましょう。
そうすると面接官はあなた自身に興味を持ち、面接がスムーズに進むでしょう。
先程もお伝えした通り面接官があなたに興味を持つかがとても大事になってきます。
自己紹介の段階で100%伝えてしまうと面接はそこで終了してしまいます。
面接官にあなたの事を「もっともっと深く知りたい」、「気になるな」と思わせる為にも全ての情報を開示するのではなく小出しで開示するということを意識しましょう。
全ての情報を話してしまうとそこで終わってしまいます。
その為、情報を小出しにして面接の最初のスタートを切りましょう。
今からお話しする内容は自己紹介だけではなく面接全体においてとても重要なポイントとなっています。
それはマナー(言葉遣い)です。どんなに良い内容を話していてもきちんとした敬語が出来ていないと面接官にマイナスのイメージを与えてしまいます。
もう一度、敬語のおさらいをしておきましょう。
以上が1分間で周りと差をつける自己紹介の方法でした。
これまでに自己紹介で緊張してしまい、頭が真っ白になってしまう人もいるでしょう。
面接は練習をすればするほど、数をこなすほど上達していき自信をもって面接に挑むことが出来ます。
まず、上記でお伝えした内容をもとに自分なりの自己紹介の文章を作ってみてください。そして、学校の先生や周りの友人、家族やアルバイト先の店長など様々な人に練習を手伝ってもらい実際の面接を再現してみてください。
そこで、アドバイスをたくさんもらいアドバイスをもらった所を改善して最も良い状態で面接に行きましょう。
そうすれば自信をもって話すことが出来るでしょう。