就活にはずせない一般常識とビジネスマナー一覧|言葉遣い・電話・行動基準を解説

就職活動では、様々な能力や経験とともに人としての常識や礼儀・マナーを見られています。採用担当者は、社会人になるにふさわしい準備がなされているかどうかを必ず確認しています。

結論として、就活マナーは一度に全部覚えようとするとしんどくなります。まずは「時間を守る」「言葉遣いを整える」「電話は名乗ってから」の3点だけ確実に身につけることから始めてください。土台があれば他のマナーは自然と身についていきます。

岩元翔

日本次世代企業普及機構 代表理事

岩元 翔

就活マナーは一度に全部覚えようとするとしんどくなります。まずは「時間を守る」「言葉遣いを整える」「電話は名乗ってから」の3点だけ確実に身につけることから始めてください。土台があれば他のマナーは自然と身についていきます。

◆ この記事でわかること

  • 就活で必須の常識ある行動の基本4項目
  • やってしまいがちな不適切な敬語・学生言葉・NG表現の具体例
  • 就活の電話マナー10項目
  • よくある疑問Q&A

◆ 関連記事:就活の敬語の使い方|尊敬語・謙譲語・バイト敬語・学生敬語のNG例を徹底解説

常識ある行動の基本

就活 マナー 常識

  • 【1】時間を守る:ビジネスでは遅刻厳禁。現地には約束時間の15分前に到着し、身だしなみを整えてから受付を訪れる。交通機関の乱れも予想されるため時間には余裕をもって行動する
  • 【2】後始末をきちんとする:試験会場では帰る時に椅子を机にしまう。筆記試験の際に出た消しゴムのカスはそのままにせず、手で集めてティッシュに包み持ち帰る
  • 【3】無責任な情報を発信しない:就職活動の試験情報や企業の印象をSNSに書き込み発信するケースが増えており、企業に迷惑をかけている。SNSへの投稿は誰にも迷惑をかけない常識ある内容にすることが社会人の行動
  • 【4】出席・欠席は必ず連絡する:参加希望や欠席・遅刻などは必ず事前に連絡する。無断欠席は社会人として非常にマナーの悪い行動。一人の学生の行いが大学全体の印象を悪くする

言葉遣い・敬語のマナー

就活 言葉遣い 敬語

就職活動では、採用担当者と敬語で話すことが基本です。聞いた相手が不快になるような軽薄な言葉遣いや学生言葉はやめましょう。

① 不適切な敬語(バイト敬語)のNG例

! よくある不適切な敬語の言い換え

  • ✕「ゼミナールのほうでは、商店街の活性化のほうを行いました」
    → ◯「ゼミナールでは、商店街の活性化について調べました」
  • ✕「こちらが履歴書になります」
    → ◯「こちらが履歴書です」
  • ✕「提出書類は以上でよろしかったでしょうか」
    → ◯「提出書類は以上でよろしいでしょうか」

② 学生言葉のNG例

! 使わないように注意する言葉

  • わたし的には〜・〜っていうか・〜みたいな・〜とか・やっぱ・〜のかたち・微妙です・〜じゃないですか など
  • ✕「自分は」「僕は」→ ◯「わたしは」
  • ✕「やっぱ」→ ◯「やはり」

③ 目上の方に使うと失礼な表現のNG例

  • ✕「御社の人たち」→ ◯「御社の方々」
  • ✕「社員の方々の前向きで努力を忘れない姿勢に感動しました」
    → ◯「社員の方々が、とても熱心に仕事に取り組まれている姿勢に感銘を受けました」
  • ✕「人事部の田中様はおられますか」
    → ◯「人事部の田中様はいらっしゃいますか」
  • ✕「工場見学は、すごく参考になりました」
    → ◯「工場見学は、大変勉強になりました」

就活の電話マナー10項目

就活 電話マナー

就職活動では、会社説明会や面接の予約で企業に電話をかけることがあります。逆に面接日時などは採用担当者から電話で連絡がくるケースもあります。落ち着いてきちんと対応できるように、普段から電話のマナーを身に付けておきましょう。

◆ 就活の電話マナー10項目

  • 【1】自分が誰かを名乗る:電話をかけた時もかかってきた時も、まず自分の氏名をはっきり言う
  • 【2】筆記用具・メモ・スケジュール帳を用意する:静かな場所を選び、メモをとりやすいように着席して電話をかける
  • 【3】時間に配慮する:企業の忙しい時間(始業直後・昼休み前後・終業時間間際)を避ける
  • 【4】相手の状況を確認してから用件に入る:「ただ今、お時間よろしいでしょうか」と確認してから話し始める
  • 【5】用件は「結論」から先に手短に話す:ダラダラ話して相手に余計な時間をとらせない
  • 【6】知らない番号にもはっきり名乗って出る:就職活動中はどこから連絡が来てもいいように、はっきりしっかり電話に出る
  • 【7】先方からの問いかけにはハキハキと答える:「はい」「かしこまりました」「ありがとうございます」など反応しながら対応する
  • 【8】最後に必ずお礼を言う:「お忙しいなか、ありがとうございました。それでは、失礼いたします」
  • 【9】受けた電話は先方より先に切らない:企業の方が切るのを待つ
  • 【10】留守電設定・呼び出し音も就活用に:メッセージ録音機能を設定し大切なメッセージを聞き逃さない。待ちうたは通常設定に戻す

よくある疑問Q&A

Q. 就活 一般常識で最低限押さえるべきことは?

「時間を守る」「言葉遣いを整える」「電話は名乗ってから」の3点が最低限です。この3点さえできれば「常識がない」と判断されるリスクは大幅に下がります。他のマナーはこの土台ができてから少しずつ身につけていきましょう。

Q. 常識 マナーは入社後でも学べる?

入社後に研修で学べる企業も多いですが、就活の選考中にマナーが欠如していると「入社後も問題が出るかもしれない」と判断されてしまいます。選考中から意識して実践することが重要です。

Q. SNSへの就活情報の投稿はどこまで許容される?

選考の詳細(試験内容・面接で聞かれた質問・企業の内部情報)の投稿は厳禁です。企業に発見された場合は選考取り消し・内定取り消しになるケースがあります。「この投稿は企業に見られても問題ないか」を常に意識しましょう。

Q. 就活 マナーで特に面接官が見ているポイントは?

入退室の動作・第一声・言葉遣い・スマートフォンの扱いの4点です。面接が始まる前(待合室・エレベーター内)から観察されているケースも多いため、企業に着いた瞬間から気を引き締めておきましょう。

まとめ

就活 一般常識 まとめ

◆ この記事のまとめ

  • 常識ある行動の基本:時間厳守・後始末・SNS管理・連絡徹底
  • NGな敬語:「〜のほう」「〜になります」「よろしかったでしょうか」
  • NGな表現:「御社の人たち」「参考になりました」「おられますか」
  • 電話マナー:名乗り→時間確認→結論から話す→お礼→先に切らない
   
運営者情報

日本次世代企業普及機構 代表理事岩元 翔

東証1部上場企業の求人広告会社にて新卒・中途採用のコンサルティング業務を学び、その後ITベンチャー企業にて自社採用業務、教育業務に従事。2020年には一般財団法人日本次世代企業普及機構の代表理事に就任。これまでの経験、実績を活かし、経営者や従業員にとって道しるべとなる「ホワイト企業指標」を作り上げた。