
「就活にメイクは必要なの?」「すっぴんで面接に行ったら落とされる?」——就活中にこんな疑問を持ったことはありませんか。
就活においてメイクは「社会人のマナー」と言われることもありますが、近年はその価値観も変化しています。この記事では、すっぴんはNGなのか・証明写真でのメイクの重要性・就活メイクのポイント・Web面接での対策・時代の変化まで詳しく解説します。
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「メイクをすることは社会人のマナー」そんな言葉を耳にしたことはありますか?
就活大手やスーツ大手は様々な就活の身だしなみマナー記事を打ち出しています。その中で特に、2020年頃からは「顔」という項目が設けられ、女性には「厚化粧でもノーメイクでもなく健康的で自然なメイク」という記述があります。女性はメイクをする前提で話が進められているものが多いのが現状です。
男性は化粧をしていない方が当たり前なのに、どうして女性のすっぴんは失礼とされてきたのでしょうか。
「メイクをすることは社会人のマナー」と言われだしたのは江戸時代あたりからとする文献もあります。「女に生まれたからには一日も素顔でいてはならない」という価値観が、女性が化粧をするのは当然という認識の一因となってきました。ただし、こういった価値観は現在変化しつつあります。

すっぴんは失礼かどうか、現状明言することはできません。ですが、就職活動用の証明写真においてはメイクをすることをおすすめします。
株式会社マンダムが30〜60代の上場企業新卒採用担当者を対象にした調査によると、採用担当者は履歴書の証明写真も選考における評価の判断基準としており、面接での評価にも影響する可能性があることが示唆されています。証明写真は重要な評価基準となっています。
現在では半数以上の新卒就活生がフォトスタジオに証明写真を撮りに行っています。角度やレタッチ技術で印象が良くなるからです。すっぴんの状態は明らかに肌ムラがあり、血色感や活気がない印象になります。特にブルー背景だと健康状態も良くないのではないかという印象を持たれてしまう場合があります。普段はすっぴんの方も、男性も、証明写真ではメイクをすることをおすすめします。

就活の際、メイクは清潔感と第一印象を左右する重要な要素です。自分らしさを出しつつ、面接官に好印象を与えるためのメイクのポイントを押さえましょう。

コロナが流行り始めてから増えたのがオンライン上での説明会や面接です。オンラインであれば余計にすっぴんでも構わないのではないかと思う方も多いでしょう。しかし現在は「第一印象は0.2秒で決まる」と言われており、好印象であることは重要視されています。
メラビアンの法則からも第一印象における視覚情報の影響度は55%とされています。オンラインでは光の加減や前髪などによる影のでき方で印象も暗くなってしまいがちです。そこにすっぴんで血色感もない状態であれば面接官の印象は悪い方向へ向かってしまいます。

就活だけでなく、社会人になってからも女性の化粧は必要なマナーとされてきました。しかし、化粧に対する考え方は少しずつ変化してきています。2019年イギリスの航空会社ヴァージン・アトランティック社が、客室乗務員のメイク義務を廃止したことを発表し大きな話題となりました。
日本でも、2021年に発表されたスーツ会社×就職情報サイトの記事内で女性のすっぴんが「NGな行動」とされていましたが、SNSや署名運動での抗議が行われたところ、2022年に記事内容が一部変更され「すっぴんNG」の記述が削除されました。
男女が対等・平等にこの社会で生きようと努力し、多様なジェンダーへの認知や理解も徐々に広まってきている現在、女性のすっぴんはNGというのは時代遅れと言えるでしょう。
化粧はその人が自分をどう見せたいかというときに使うツールであって、誰かに強制をするべきことでもありません。すっぴんだからということで求職者の中身が変わるというわけでももちろんありません。就職活動を戦うための1つのツールとして活用してください。