
Web面接が増えたことで、就活生の悩みとして特に多いのが「Web面接でイヤホンを使っても失礼にならないのか」「有線と無線はどちらが良いのか」「マイクはどう設定すればいいのか」といった音声まわりの疑問です。
結論から言うと、Web面接でイヤホンを使うこと自体は失礼ではありません。むしろ面接官の声が聞き取りやすくなり、会話がスムーズになるためおすすめです。ただし、イヤホンの種類や見た目・マイク設定によっては印象が悪くなる可能性もあるため、事前準備が重要です。
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Web面接とは、パソコンやスマホなどを使用し、インターネットを通じて行われる面接のことです。自宅など好きな場所から面接を受けられる点が特徴で、移動の必要がない分、時間・距離の制約に縛られずに面接日時を調整しやすいメリットがあります。遠距離の企業に応募する場合も、移動時間や交通費を気にせず面接を受けることが可能です。
Web面接はZoom・Teams・SkypeといったWeb会議システムを使うことが多く、面接の内容や質問されることは対面と大きく変わらず、自己紹介・志望動機・職務経歴・自己PRなどが一般的です。
事前準備として、以下の点を確認しましょう。
スマホでもWeb面接は可能ですが、音声や映像が安定しやすいパソコンがおすすめです。パソコンなど画面が大きいデバイスを使用すると、自分がどのように面接官に見えているか・面接官の姿や表情・企業からの説明資料もしっかり確認することができます。
イヤホンは外部の音を遮断でき、面接官の声が聞きやすくなるため使用がおすすめです。パソコンに内蔵マイクがついていない場合は、マイク機能がついたイヤホンを必ず用意しましょう。極端に大きなヘッドフォンは目立つため避けた方が無難です。
就活のWeb面接では「イヤホンをつけている=失礼」と見なされることは基本的にありません。むしろ音声が聞き取りやすくなることで受け答えがスムーズになり、印象が良くなるケースもあります。ただし、光るゲーミングイヤホンや派手なデザインは面接官の意識がそちらに向いてしまう可能性があるため、白や黒などのシンプルなものが無難です。
Wi-Fiや有線接続を利用し、インターネット接続が安定している場所を選びましょう。バックアップとしてモバイルデータ通信も準備しておくと安心です。音声が途切れる・画像がフリーズ・大きなタイムラグが出てしまうと話が進まず印象も良くないので注意しましょう。
静かで整理整頓された場所を選び、背景がシンプルであることが望ましいです。光の具合も確認し、顔がしっかり見えるようにしましょう。家族と同居している場合は、面接の時間を共有し「面接中には部屋に入らない」「掃除機などの電化製品の使用を控えてもらう」などをお願いしておきましょう。
余計なものがなく、はっきりとした背景にしましょう。背景を壁にするとすっきりとした印象にすることが可能です。

対面の面接と同様に、企業から「私服」などの指定がない場合はスーツなどのビジネスカジュアルを着用しましょう。上半身しか映らないことが多いですが、画面の角度調整などで下半身も映る可能性があります。スウェットやジーンズなどカジュアルな服装ではなく、スーツをしっかり着用する必要があります。また、WEB面接の場合でもメイク・髪型・ひげなど身だしなみを油断しがちです。清潔感のある恰好を心がけましょう。
はっきりと普段より大きい声で話し、ゆっくりと明瞭に話すことが大切です。画面ではなくカメラを見て話すように心がけましょう。手振りや相づちなどのリアクション・笑顔などの表情も大きめに行うと相手に伝わりやすいです。
入室は面接の5分前ほどがおすすめです。企業から「10分前から入ってください」「オンタイムで入ってください」など指示があった場合は企業の指示に従ってください。
Web面接の開始時には礼儀正しく挨拶を行い、面接官が複数人いる場合はそれぞれが入ってきた段階でしっかり挨拶をしましょう。退室は面接官の退室を確認してから自分も退室します。企業より先に退出することを促された場合は一言お礼をお伝えし退出しましょう。
オンライン面接では、通信環境やマイク・スピーカーの精度により対面より声が聞き取りにくいことがあります。できるだけ大きな声でハキハキと、ゆっくり丁寧に話すことを意識しましょう。また、相手の反応がつかみにくく話が長くなってしまうことも多いため、話す内容をコンパクトにまとめる訓練をしておくと相手の理解も深まります。
オンライン面接では会話中に間が生じることがあります。話し始めるタイミングや終わりのタイミングがうまくつかめず、会話がかぶってしまったり沈黙が生じたりするのはよくあることです。できるだけゆっくりと間を置いて話し始めるようにしましょう。
自分の会話のスタート時に「お話ししてよろしいですか」、終了際には「以上となります」といった始まりや終わりの合図を伝えることで、会話を円滑に進めることができます。
オンライン面接では対面以上に熱量が伝わりにくいため、少々大げさなアクションを取った方が良いとされています。ただし、あまりに不自然に大きい動きを続けると面接担当者の意識がそちらに移ってしまうため注意してください。
デバイスの多くは上部にカメラが付いているため、画面に映る相手を見ながら話すと自然と目線が下に向いてしまい、目をそらしているように映ります。相手との視線を合わせるには常にカメラを見て話すことが大切です。明後日の方向を見たり、いたずらに目線を動かすと評価を下げる原因になりかねません。
カメラ位置が低すぎると相手に偉そうな印象を与え、高すぎると上目遣いに映ります。目線と同じ高さにカメラが来るように設定すると違和感なく映るためおすすめです。面接開始前に一度、カメラに映る自分の表情や姿勢をチェックしておくと安心です。
カメラに近すぎたり遠すぎたりして、画面内の顔の面積が適切でない方が多いようです。顔の面積は画面の1/3程度が良いとされています。事前に距離を確認しておきましょう。

不安な場合は、面接の冒頭で「聞き取りやすさのためイヤホンを使用しています。音声に問題がなければこのまま進めさせてください」と一言添えると丁寧な印象になります。
ライトで顔を照らすことで顔にかかった影を消し、表情をより明るく見せることができます。最近ではオンライン面接用のリングライトも人気で、リーズナブルな価格で購入可能です。1つ持っておくのもおすすめです。
スマートフォンやタブレットも可能ですが、パソコンがベストです。画面が大きく見やすい・据え置きできて手ブレの心配がない・操作がしやすいといった点が理由です。ただし最も重要なのは通信環境の安定です。通信環境に問題がなければ、いずれのデバイスを使用しても大きな問題はありません。
Web面接には特有の準備やマナーがありますが、しっかりと対策を取ることで対面の面接と同様に良い印象を与えることができます。準備を万全にして、自信を持って臨みましょう。