「自己PR」は就職活動の際に、ほぼすべての企業で求められるといっても過言ではありません。自分の強みをアピールできる機会なので納得ができるものを作成したいところですが、何をどう書いたら良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、自己PRの作り方や魅力的に仕上げるためのコツなどについて、例文とともに紹介します。
魅力的な自己PRを作るには、入念な事前準備が欠かせません。特に重要なのが下記の2つです。
・自己分析
・企業研究
上記の概要ややり方などについて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
そもそも自己PRとは、自分の経験や強みが企業のニーズとマッチしていることをアピールするためのものです。
仮に営業職を募集している企業に応募するとして、「大学で経済学を学んだ」とアピールしたとしましょう。これでは営業職でどう役立つのかがわからず、入社後の姿がイメージできません。
それよりも、販売系のアルバイトやサークル活動など、コミュニケーション能力を求められる経験が多いことをアピールしたほうが営業職の適性があると判断されやすいでしょう。
このように企業が求める人物像に当てはまることをアピールするには、自己分析によって自分の過去を振り返り、どのような経験や強みがあるのかを洗い出す必要があります。
しかし、どのように自己分析を進めたら良いのかわからない方もいるでしょう。そこで、自己分析の方法を3つ紹介します。
■モチベーショングラフ
モチベーショングラフとは、過去のモチベーションが上がった経験と下がった経験を洗い出し、グラフ化したものです。モチベーショングラフは下記の手順で作成できます。
1.縦軸にモチベーションの高低、横軸に年齢(小・中・高・大)を書く
2.過去の経験を洗い出す
3.洗い出した経験を「1」に当てはめていく
4.「1」に当てはめた経験を線で結びグラフの形式にする
過去の経験を書くときは何があったかの具体的な内容とともに、なぜモチベーションが上がったり下がったりしたのか、そのときの気持ちも書いておきましょう。気持ちまで書き出すことで、自分が何を楽しいと感じ、どのようなときに辛いと感じるのかを把握できます。
■自分史
自分史とは、自分の過去から現在の出来事を時系列でまとめた年表のようなものです。下記のように小・中・高・大の各学年で起きた出来事や勉強、部活動、人間関係などを記載していきます。
企業に提出するものではなく自分を知るために作成するものなので、「どうすればアピールにつながるか」などは考えず、淡々と書いていきましょう。このとき良い出来事だけでなく、失敗や挫折などのマイナスな出来事まで書くことが大切です。
思いつく出来事をすべて書き出したら、特に印象に残っている出来事やそのなかでの自分の役割、それぞれの共通点などを洗い出してみましょう。
この作業により自分の得意・不得意や役回り、価値観などが明確になるため、自分に合う仕事が見つけやすくなるほか、自己PRの内容に説得力が生まれます。
自分史の作成方法がわからない場合は、インターネットで配布されている自分史のテンプレートを活用するのもおすすめです。
■マインドマップ
マインドマップとはイギリスの教育者が考案した、自分が頭のなかで考えていることを「見える化」して整理し、客観的に見るための手法です。何らかのテーマを設定し、そのテーマについて「好きなこと→部活→目標達成」と連想ゲームのように深掘りしていきます。
この作業をすることで、自分の気持ちや価値観、重視していることなどを洗い出せます。自己分析にマインドマップを用いる場合は、テーマを「自分」にして作業を進めましょう。
1.紙とペンを用意し、真ん中にテーマを記載する
2.テーマについて思い浮かんだことを放射状に単語・短文で書き込んでいく
「好きなこと」「苦手なこと」など項目によって色分けすると、より整理しやすくなるので、カラーペンを用意しておきましょう。
自己分析の必要性について、下記の記事でも詳しく解説しています。ぜひこちらもご覧ください。
自己分析と並行して進めたいのが企業研究です。先述の通り、自己PRは自分が企業のニーズにマッチしていることをアピールするために作成します。つまり、企業側のニーズを把握しておかないと、魅力的な自己PRが作成できないということです。
企業の理念や事業内容、社風、業界内での立ち位置などの情報を集め、その企業がどのような人材を求めているのかを洗い出しましょう。
企業が求める人物像がわかれば、自分の経験や強みのうち、どれを自己PRに書くべきかが判断しやすくなります。また、企業の社風や事業内容が自分と合っているかもわかるので、入社後のミスマッチ防止にも役立ちます。
下記の記事で企業研究のやり方を詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
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自己PRの書き方は自由ですが、下記の構成で作成すると相手に伝わりやすくなります。
1.結論
2.エピソード
3.結果や学んだこと
4.入社後の活躍
なぜ上記の流れで作成すると良いのか、理由を解説します。
自己PRは結論から始めることを心がけましょう。最初に自分の強みやアピールポイントを端的に伝えると、相手がその後の話を予想しやすくなります。すると、要点を押さえつつ話を聞けるようになるため、内容が理解しやすくなるのです。
結論を後回しにすると要点を捉えにくくなり、「話が長い」「説明がわかりづらい」とマイナスのイメージを与える場合があるので注意しましょう。
次に結論の裏付けとなるエピソードを伝えましょう。仮に「自分の強みはリーダーシップがあること」という結論から始めた場合、なぜリーダーシップがあると思うのかを解説することで内容の説得力が高まるためです。
目標や課題に対して何を考えたのか、どのように取り組んだのかなど、具体的なエピソードを盛り込みましょう。
続いて、自分の行動がどのような結果をもたらしたのかを伝えます。「TOEIC〇〇点を達成」「○○の大切さが理解できた」のように、数値も交えながら具体的に述べると結果の重大性が伝わりやすくなります。
自己PRでは、採用担当者に入社後の姿をイメージしてもらうことが重要です。「この就活生は自社に貢献してくれそうだ」と思ってもらえるように、1~3の内容を仕事にどう活かせるのかを伝えましょう。
自己PRの構成は把握できたものの、何を書いたら良いのか思いつかない方もいるでしょう。そこで、強み別に就活の自己PRの例文を紹介します。
なお、ここで紹介するのはあくまでも例文であるため、丸写しするのは避けて自分の言葉で書くことが大切です。自分が考えた文章でないと熱意が伝わりにくくなる上に、どこかで辻褄が合わなくなって採用担当者に違和感を与える可能性が高くなるからです。
また、インターネット上に公開されている文章は簡単に検索できるため、丸写ししたことがバレる可能性もあります。例文はあくまで参考程度に留め、自分なりの自己PRを作っていきましょう。
私の強みは主体性をもって積極的に行動できることです。
大学時代のアルバイト先には多くの外国人のお客様が来店されるため、英語が話せないことの不便さを痛感しました。
また、他のスタッフは英会話が得意な方が多く悔しさも感じたため、毎週オンライン英会話スクールに通うことにしました。さらに夏休みを利用して短期留学にも行き、英語力を身に付けるために努力しました。
その結果、TOEICで○○点を獲得できるくらいの英語力を身に付けることができました。スクールや留学先では積極的に話すことを意識していたため、コミュニケーション能力も高まったと感じています。
現在も英語の学習を継続しており、ビジネスレベルの英語力を身に付けるレッスンも受講しています。
貴社に入社後も目標に向かって積極的に努力する行動力を活かし、成果を出したいと考えています。また、将来的には身に付けた英語力を活かして海外事業部に挑戦したいです。
私の強みは、チーム全員が目標達成に向けて動くためのサポート役になれることです。
大学時代に所属していたサークルは人数が多く、企画を立てても誰が何の役割を担当するのかがなかなか決まらず、話が進まないまま流れてしまうことが多々ありました。
このままではサークル活動が成り立たないと思い、メンバー一人ひとりと対話して、やりたいことや得意・不得意などをヒアリングして割り振りを考えました。また、任せたら終わりにするのではなく、各メンバーとこまめにコミュニケーションを取り、困っていることがあれば他のメンバーで助け合うように環境を整えました。
その結果、メンバーそれぞれが自分の得意分野を活かして企画に携われるようになり、せっかく考えた企画が流れてしまうことが減りました。さらにメンバーがお互いに相手を気遣うようになって、サークル内の雰囲気も良くなりました。
貴社でもこの経験を活かし、組織の一員として周囲の方と協力しながら、より良い成果を得られるよう努力する所存です。
私の強みは、現在地から目標までの距離を明確にして計画を立て、着実に目標達成に向かう計画性です。
高校受験・大学受験の際には、早いうちから学習計画を立てて勉強し、無事第一志望の学校に入学することができました。
また、大学入学後に所属したゼミで研究発表の機会がありましたが、発表の日までに確実に準備を終えられるよう計画を立て、他のメンバーと協力し合いながら作業を進めた結果、優秀賞をいただきました。
計画通りに研究が進まない可能性も考え、臨機応変に対応できるようにスケジュールを組んでいたため、余裕をもって細部まで入念に調査できた点が評価につながったと思います。
貴社に入社後も持ち前の計画性を活かし、やるべきことを着実にこなしながら利益に貢献していきます。
私の強みは、結果が出るまで諦めずに努力し続けられることです。
昨年参加していた長期インターンシップで、新サービスのアイデアを出すというプログラムがあり、8名の学生それぞれに2回ずつプレゼンする機会が与えられました。企画を考える経験がなかったためまったくアイデアが思い浮かばず、1回目のプレゼンでは良い評価が得られませんでした。
このまま終わるのは悔しいと思い、競合他社のサービスを調査したりアイデアを出す方法について学んだりした結果、2回目のプレゼンは高い評価を受け、最優秀賞をいただきました。
この経験から、自分が知らないことだからとすぐに諦めず、努力を続けることが成果につながると学びました。
貴社に入社後も、忍耐強く諦めずに続ける精神力を活かして、さまざまな業務に取り組みたいと考えています。
私の強みは、コツコツと物事を続ける継続力です。
子どものころから料理することも食べることも好きで、祖父母や両親に料理を習ったり料理教室に参加したりしていました。大学は栄養学部を選択、アルバイトも飲食店を選び「食」に向き合ってきました。
その結果、管理栄養士や食品衛生監視員任用資格などの資格も取得できました。「食」に対する情熱は誰にも負けないと自負しています。
貴社に入社後は、これまでの経験や資格を活かして商品企画・開発に携わりたいと考えています。
私の強みは、現状で満足せずに、さらに高い目標に向かって努力できる向上心です。
大学時代に在籍していたゼミで研究発表の機会があり、教授からは良い評価をいただきました。しかし、今以上の内容にできるはずと思い、教授からアドバイスをいただいたりテーマについてさらに深掘りしたりして内容を改善しました。
また、同じ内容でも言葉の使い方や話し方などで伝わり方が変わると感じ、プレゼンテーションについても学んだ結果、学内の研究発表会にて最優秀賞を受賞しました。
貴社に入社後もこのときの経験を忘れずに、より良いものを目指して努力を重ね、企業の成長に貢献してまいります。
私の強みは、人が避けたがることや手を抜きがちなことでも積極的に取り組む真面目さです。
大学時代に飲食店でアルバイトしていましたが、お手洗いの清掃やゴミ箱の片付けなどを率先して行う人がいませんでした。いつも最低限の清掃しかされておらず、お客様に汚れていると指摘されることもありました。
やりたくないと感じる方が多い仕事であることと忙しさも相まって改善される見込みが薄かったため、自分が率先してお手洗いとゴミ箱の清掃をしました。
その結果、お客様からの指摘が減り、私の姿を見た他のスタッフもお手洗いやゴミ箱の清掃をするようになりました。以前よりスタッフ同士の連携も良くなり、店長からも感謝されてとても嬉しかったです。
この経験から、何事も真面目に取り組めば周囲にも良い影響を与えられること、信頼関係が築けることを学びました。
貴社においても、どのような業務にも真面目に取り組み、信頼される社員になれるよう努力する所存です。
私の強みは、チームの士気を高めてメンバーをまとめ、目標達成に導く力があることです。
大学時代は音楽系のサークルに所属し、3年生のときにはリーダーを務めるようになりました。学祭でのパフォーマンスのためにメンバー全員で練習を重ねていましたが、メンバー間で意見が異なったり練習に対する姿勢に温度差があったりして思うような演奏ができないことが課題でした。
そこで、定期的にメンバー一人ひとりとコミュニケーションを取り、悩みやつまずいているところがないかを確認しました。また、定期的にミーティングをして目標や課題を共有し、各メンバーが楽しみつつ自分の能力を発揮できるよう努めました。
その結果、学祭でのパフォーマンスは大成功に終わりました。この経験から、チームで目標を達成するにはリーダーが明確な目標を示すこと、丁寧にコミュニケーションを取って信頼関係を築くことが重要だと学びました。
貴社に入社後も統率力とリーダーシップを発揮し、メンバー一丸となって企業の発展に貢献できるよう努力してまいります。
私の強みは、どのような属性の方でも物怖じせず接することができる、コミュニケーション能力の高さです。
大学時代は販売系のアルバイトやリゾートバイトなどを経験しましたが、お客様の状況や希望を汲み取り接客するよう意識した結果、私に対応してほしいと指名していただけることもありました。
また、短期の海外留学や海外旅行にも行きましたが、現地の方と積極的にコミュニケーションを取って仲良くなりました。留学から2年ほど経ちましたが、今でもやり取りが続いている友人がいます。
貴社に入社後もこのコミュニケーション能力を活かして、社内の人間関係はもちろん、取引先企業の方やお客様と良好な関係を築いて利益に貢献したいと考えています。
私の強みは、最後まで投げださずにやり遂げようと努力できることです。
大学時代は学祭の実行委員長として、1,000人以上が参加するイベントを企画・運営しました。規模が大きいだけにスケジュールや予算を管理したり、スタッフ同士の人間関係がスムーズに行くよう気を配ったりとやるべきことが山積みでした。
入念に計画を練ったつもりでもトラブルが発生し、時には投げ出したくなることもありましたが、自分が実行委員長を引き受けたのだからと最後までやり遂げました。
結果としてイベントは大成功に終わり、参加者に喜んでいただけただけでなく、運営側のスタッフにとっても思い出深いものになりました。
この大きなイベントの企画・運営に携わったことで、責任をもってやり遂げることの大切さや、トラブルを予測し臨機応変に対応できるよう準備する重要性などを学びました。
貴社に入社後も、どのような仕事に対しても真摯に取り組み、責任をもってやり遂げる所存です。
私の強みは、その時々の状況や相手の行動などに応じて臨機応変に対応できる柔軟性です。
大学時代は、さまざまな年齢・性別・国籍の方が訪れるお店で接客のアルバイトをしていました。そのため、マニュアル通りの対応ではなく、お客様が何を求めているのかを読み取り対応することを心がけていました。
クレーム対応でもお客様が何を伝えたいのかを考え対応したところ、最終的には満足してお帰りになりました。お客様がわざわざ本社に電話をかけ、お褒めの言葉をいただいたと聞いたときにはとても嬉しかったことを覚えています。
貴社に入社後も、この柔軟性を活かしてさまざまな業務にチャレンジし、利益に貢献したいと考えています。
私の強みは、物事を自分事として捉え、問題解決に向けて主体的に動けることです。
長期インターンシップに参加した際に、複数のチームに分かれて作業を分担しながらプロジェクトを進めていましたが、一部スケジュール通りに進んでいないチームがありました。
自分が配属されたチームではありませんでしたが、そのままではプロジェクト全体の進行が遅れてしまうため、他のチームメンバーにヒアリングして課題の洗い出しを行いました。
その結果、メンバー同士のコミュニケーションが不足しており、タスクの優先順位が明確になっていないことが原因であると判明したため、タスクを見える化して進捗を管理できるツールを導入しました。
また、定期的にミーティングを行ってチーム内のコミュニケーションを活性化したことで、無事納期に間に合わせることができました。この経験から、自分に関係ないことだからと放置せず、自ら行動することの大切さを学びました。
貴社においても、主体性をもって行動して課題解決に努め、企業の利益や成長に貢献していきます。
私の強みは、何らかの問題が起きた場合に冷静に原因を分析し、解決する能力です。
私は大学時代、個人経営の飲食店でアルバイトしていましたが、周辺のお店と比べるとお客様が少ない傾向にありました。なぜ他のお店よりもお客様が少ないのかを自分なりに調査してみた結果、他のお店よりも看板が小さく、メニューや料金がわかりにくいのではと推測しました。
それをオーナーに伝え、これまでよりも大きな看板に変更し、メニューや料金を明記した写真付きメニューを店先に置くようにしたところ、来店者数がそれまでの1.3倍に増加しました。
貴社に入社後も問題解決能力を活かして、課題の原因調査と解決策の提案を行い、貴社の利益に貢献したいと考えています。
私の強みは柔軟な対応力です。
子どものころ、父の仕事の都合で頻繁に引っ越ししていました。国内はもとより海外に引っ越すこともあり、各地の言語や文化に順応しようと努力した結果、身に付いた能力だと思います。
大学時代のアルバイト先で、後輩スタッフのミスでお客様とトラブルになった際に、後輩がパニックを起こしていたため私がリーダーとして対応しました。お客様はかなりお怒りでしたが、冷静に状況を確認した上で丁寧に謝罪し、今後の対応と補償についてお話ししたところ納得していただけました。
このようにイレギュラーな出来事が起こっても冷静に対処できるため、貴社で経験のない業務が割り振られたりトラブルが起こったりしても柔軟に対応できると考えています。
私の強みは、周りの人の意見を素直に取り入れ、より良い結果を出すために行動できることです。
大学時代に映像制作のサークルに所属しており、イベント用の作品を各自制作することになりました。途中で行き詰まることもありましたが、リーダーや他のメンバーに意見を求めて反映させることで、多くの方に「良かった」と評価していただける作品を制作できました。
ただ人の意見を聞くばかりでは自分の作品とはいえないため、絶対に譲れないところと他のメンバーの意見を取り入れるところをきっちりと分けたことも、納得できる作品作りにつながったと思います。
この経験から、すべてを自分ひとりで何とかしようとするよりも、ときには人の意見も素直に聞き入れ取り入れることがより良い結果につながる場合があることを学びました。
貴社に入社後も、独りよがりな考えで動くのではなく、周囲の方の意見や提案を素直に聞き入れながらより良い成果を出せるよう努めます。
私の強みは、新しいことを積極的に取り入れ学び続ける好奇心の強さです。
大学時代にIT企業のインターンシップでは、マーケティング部にて企画・運用を担当しました。インターンシップ生ということで、基礎的な業務やサポート的な役回りが多かったのですが、もっとマーケティングについて深く知りたいと思い書籍などでマーケティングについて学びました。
また、最近のマーケティングではSNSやデータ分析が欠かせないと思ったため、実際に自分でSNSアカウントを作成して学んだマーケティング手法を実践したり、STP分析を試してみたりしました。その結果、フォロワー0人のアカウントがフォロワー数3,000人のアカウントに成長し、企業から案件依頼のお声がけをいただくまでになりました。
貴社においても、さまざまな業務に積極的に取り組み成果を出したいと考えております。
私の強みは、細かなところまで気を配り、正確に作業を進める几帳面さです。
大学時代に所属していたサークルでは、活動費の管理が甘く何にいくら使っているのかが把握できていない状態でした。途中で予算が足りなくなって企画が流れたり、追加で活動費を請求されたりといったこともありサークル内の不満が高まっていました。
そこで会計係に立候補し、予算計画の作成や活動費の徴収・管理、帳簿付け、各種支払いなどを行い、予算の範囲内で満足の行く活動ができるよう調整しました。
また、予算管理のルール作りをしたり簡単に使えるツールを導入したりして、私が引退しても予算管理を継続できるよう環境を整えました。その結果、予算不足で企画がなくなったり、活動費を追加徴収されたりすることがなくなり、メンバーに喜ばれたことが嬉しかったです。
貴社に入社後も、与えられた業務を正確にこなすだけでなく、より効率的に進める方法がないかを考え実践していきます。
私の強みは、これまでに経験したことがない作業でも、自分なりに工夫して学び得意分野に変えられる吸収力です。
昨年参加したインターンシップにて記事執筆を任せられたのですが、もともと長文を書くのが得意ではなく、記事の執筆の経験もなかったためかなりストレスが溜まりました。
しかし、「この業務をこなせるようになれば苦手分野を克服できる」と前向きに考え、先輩からアドバイスをいただいたり、文章の書き方を学んだりして業務に向き合いました。
その結果、文章の書き方のコツが掴めるようになり、記事の品質を向上させながらも執筆時間は当初の半分まで短縮できるようになりました。上司や先輩からも執筆の速さや記事の品質についてお褒めの言葉をいただき嬉しかったです。
貴社においても、どのような業務でも得意・不得意にかかわらず学び吸収し、成果を上げたいと考えています。
私の強みは、異なる意見をまとめて全員が納得できるよう調整する能力です。
大学時代に半年間ほどカナダに留学し、語学学校に通いました。その語学学校でグループワークを行った際に、全員が英語を勉強中で細かい点を伝えきれないこと、国籍や文化、宗教などが大きく異なることからメンバー間で意見が対立し、話し合いが進まなくなりました。
このままでは期日に間に合わないと考え、各メンバーと対話して各自の考えや譲れる部分、譲れない部分などをまとめていきました。特に自分が絶対に正しいと思っているメンバーを説得するのは骨が折れましたが、辛抱強く対話を重ね、他のメンバーの意見を取り入れるとさらに良いものになることを説明して落としどころを見つけました。
その結果、多様なバックグラウンドをもつ人々の意見を上手く融合した内容になっているとして、高い評価を受けることができました。
貴社に入社後はこのときの経験を活かし、チーム全員で協力して良い結果を得られるよう努める所存です。
私の強みは新たなことに積極的に挑戦し、自己の成長につなげていけることです。
私はもともと人前で話すのが苦手でしたが、今後社会に出るにあたって苦手を克服したいと考え、あえて接客業やキャンパスツアーガイドにチャレンジしました。
初めは緊張や不安でいっぱいで失敗することもありましたが、ガイドの解説を暗記したり接客が上手な人を真似してみたりと試行錯誤して、人前でも自信をもって話せるようになりました。
この経験から、苦手なことに果敢に挑戦すれば大きく成長できると学びました。貴社に入社後もさまざまな業務にチャレンジし、目標を達成できるまで真摯に取り組んでいきます。
私の強みは、自分のやりたいことと相手の利害のバランスを取り、合意を得る交渉力です。
大学在学中、学祭で周遊型謎解きのイベントを企画しました。当初大学側は前例がないこと、敷地内に一般の参加者が出入りするリスクなどからイベント開催に反対していました。
しかし、当日は校内各所に運営スタッフを配置し安全性に配慮すること、受験生にキャンパス内を見て回る機会を与えられるなど大学側にもメリットがあることを説明し、開催の許可をいただきました。
詳細な計画を練り、運営スタッフ同士で密に連携を取った結果、当日は大きなトラブルが起こることはありませんでした。また、参加者にアンケートを取った結果、満足度90%以上と大成功に終わりました。
この経験から、ただ自分の希望を押し通そうとするのではなく、相手が得られるメリットと根拠を示して理解してもらうことが大切だと学びました。
貴社に入社後も、この交渉力を活かして案件を獲得し、利益増に貢献していく所存です。
私の強みは、スポーツで培った統率力です。
私は小学生のころから大学生までバスケットボールを続けてきました。大学在学中はバスケットボール部のキャプテンを任されていましたが、成績が伸び悩んでいてメンバーのやる気も徐々に失われていました。
そこでメンバー一人ひとりとコミュニケーションを取り、それぞれの悩みや課題をヒアリングしました。さらに通常のミーティングとは別に、練習後に短時間の意見交換の時間を取るようにした結果、メンバー同士の理解が深まり上手く連携できるようになっていきました。
成績も少しずつ改善し、最終的にはリーグランキングで上位に食い込めるようになりました。貴社に入社後も、この統率力を活かして周囲の方と連携し、目標達成にまい進したいと考えています。
私の強みは、困難な状況でも頑張り続けられる体力です。
高校生のころから登山を趣味にしており、大学では山岳部に所属していました。夏山ハイキングなどの軽いものから、沢登りや縦走登山、冬山登山にも挑戦し、厳しい状況から生還する体力と精神力を身に付けました。
さらにアルバイトもトレーニングの一環と考え、引っ越し業者や倉庫内作業など体力を使う仕事を選びました。
貴社においても、この体力と精神力を活かして困難なプロジェクトに挑み、成果を上げたいと考えています。
私の強みは、悩みを解決するためのアイデアを出せる創造力です。
ある日の外出時、急にお腹が痛くなってトイレを探したのですが、なかなか見つからず苦労したことがありました。このようなときにすぐにトイレを探せるアプリはすでにあったのですが、自分の最寄り駅周辺の情報が薄かったため自分でアプリを開発しました。
アプリ開発の経験はなかったので、インターネットや書籍で開発手順を調査してプログラミングを学びました。しかし、独学では理解しきれない部分があったためオンラインスクールに通い、プログラミングの基礎をしっかりと身に付けました。
貴社においても、持ち前の創造力を活かして課題解決に取り組み、生産性や収益向上に貢献していきます。
私の強みは、どのような状況でも明るく前向きに取り組み、ポジティブな雰囲気を作れることです。
大学時代はバトミントン部に所属していましたが、予選敗退が続きチーム内にはマイナスな雰囲気が漂っていました。練習にやる気が感じられないメンバーも増えていたため、積極的に声かけしたり悩み相談を受けたりして励ましました。
また、練習メニューを地道で厳しいものから楽しく取り組めるものに変更し、メンバーの気持ちを盛り上げることを心がけました。その結果、チーム内の雰囲気が向上し、次の大会では準決勝まで進むことができました。
貴社においても、持ち前の明るさと前向きさで周囲を巻き込み、より良い方向に進めるよう努めます。
私の強みは、結果を得られるまで諦めずに努力し続けられることです。
私は中学生から大学生まで陸上部に所属していましたが、大学生のころ監督から個人種目にチャレンジしてみないかとのお話をいただきました。その時点では技術面に不安があったものの、周囲からアドバイスをもらいながら毎日練習を続け、大会では自己ベストで3位入賞を果たしました。
優勝は逃してしまいましたが、新たな種目へのチャレンジで良い成績を収められたことは自信につながりました。
貴社に入社後も、さまざまな業務にチャレンジし、成果を得られるまで努力し続けたいと考えています。
私の強みは、相手の立場になって物事に対処できることです。
大学時代は洋服屋さんでアルバイトしていましたが、お客様が悩んでいそうだと気づいたらさりげなくお声がけし、会話から購入目的や好みを引き出して提案していました。
「自分に似合う色がわからない」というお客様が多かったため、カラーコーディネーターの資格も取得し、お客様に似合う色なども考えながらアドバイスした結果、私を指名してリピートしてくださるお客様が増えました。
貴社においても、相手が何を求めているのかを意識しながら業務にあたり、より良い結果につながるよう努力いたします。
私の強みは、感受性豊かで相手の思いを汲み取れることです。
昔から家族や友人の相談役になることが多く、相手が何に悩んでいるのか、その裏にどんな感情があるのかと考える機会が多くありました。そこから人の心理に深い興味を抱き、大学では心理学を専攻しました。
そこで人間の心理の仕組みや理論について学び、相手の意見を尊重しつつも流されず、自分の意見を伝える技術を身に付けました。
貴社に入社後はこの技術を活かし、クライアントの要望を汲み取りながら信頼関係を築いて、自社に利益をもたらせるような人物になりたいと考えています。
私の強みは、強い信念をもって誠実に物事に取り組めることです。
私は幼いころから祖父に「何事にも誠実に向き合うこと」と言い聞かされて育ちました。逃げたい、サボりたいと思うことでも正面から向き合い、解決するための努力を重ねました。
大学時代のアルバイトで、他のスタッフがお客様を怒らせてしまいトラブルになったときも、逃げたい気持ちはあったものの間に入って丁寧に対応したところ、お客様も怒りを鎮めて落ち着いて話すことができました。
お客様からは感情的になってしまったことへの謝罪と、丁寧で誠実に対応してくれたと感謝の言葉をいただきました。お客様からも助けに入ったスタッフからも信頼を得られ、やはり物事に誠実に向き合うことは大切だと感じました。
貴社においても、同僚やお客様に向き合い、信頼関係を築いて成果につなげていきたいと考えています。
私の強みは、困難な状況にも負けずに立ち向かえることです。
高校時代、多くの経験者がいるなか未経験で陸上部に入部しました。経験値が圧倒的に違いますが、始めたからには負けたくない、良い記録を残したいと人一倍練習し、県大会の出場メンバーに選ばれました。
大学受験のときには、部活に打ち込んでいたため受験勉強できる期間が短く、「今からこの大学を目指すのは難しい」と多くの人にいわれました。しかし、ここでもチャレンジする前から諦めるようなことはしたくないと思い、部活に注いでいた情熱を勉強につぎ込んだところ志望校に合格することができました。
貴社においても、どのような業務を任されても情熱をもって取り組み、結果を残したいと思います。
自己PRは、基本の型を押さえて相手に伝わりやすいように書くことが重要ですが、さらに下記の3つのポイントを押さえておくとより魅力的な内容になります。
・具体性を持たせる
・強みは1つに絞る
・再現性があることを伝える
各ポイントの詳細を解説しますので、自己PRを作成するときは上記を意識してみてください。
魅力的な自己PRを作成するには、内容に具体性をもたせることが重要です。採用担当者は応募者と初対面のケースがほとんどで、どのような人物なのかがわからない状態で自己PRを見ています。
内容が抽象的だと人となりがわかりづらく、自社に入社して頑張っている姿がイメージできないので印象に残りません。人物像をイメージしやすくなるように、できるだけ具体的な数値や固有名詞を記載しましょう。
例えば「大会で良い成績を残しました」と書くのではなく、「大会で1位を獲得しました」と書いたほうが結果が分かりやすく、より魅力的に感じます。
数値や固有名詞を記載するのが難しい場合は、「チームのメンバーからリーダーシップがあるといわれています」のように、周囲からどのような評価を受けているかを記載すると良いでしょう。
自己PRを作成するときに、自分を良く見せたいと思ってついつい強みをたくさん書いてしまうことがあります。しかし、いくつもの強みを並べ立てると良く見えるどころか、焦点がブレて魅力が伝わりにくくなってしまいます。
いろいろ伝えたいことがあっても、できるだけ1つに絞りましょう。そのほうが人柄が伝わるため、採用担当者の印象に残りやすくなります。
このとき特に自分が自信をもっている強みよりも、応募先企業のニーズにマッチする強みを選ぶことも意識しましょう。どれだけ素晴らしい強みでも、企業が求める人物像からズレていると採用されにくくなるためです。
応募先企業が将来的に管理職になれるような人材を求めているならリーダーシップを、正確性を求めているなら几帳面さをアピールするなど工夫することが重要です。
企業が求めているのは、学生時代に素晴らしい成果を残した人物ではありません。その実績を活かして自社で活躍してくれる人物を求めているのです。
そのため、成果を得るまでのプロセスやその経験から得た強みを仕事でどう活かすつもりなのかを説明し、再現性があることを伝える必要があります。
例えばスポーツの大会で1位を取るのは素晴らしいことですが、それだけをアピールしても「学生時代はすごかった人」という評価で終わってしまいます。
1位を獲得するために毎日練習を続けたこと、仕事でも成果が出るまで努力できることを伝え、「採用したら非常に頑張ってくれそうだ」と思ってもらうことが重要です。
また、環境が変わっても同じように成果が出せることを伝えるために、別のエピソードも交えて作成するのがおすすめです。
例えば「努力し続けられる強みを活かして、〇〇の資格を取得しました」といったエピソードがあると、スポーツ以外の分野でも成果が出るまで努力できることが伝わります。
どのような内容であれば入社後の姿をイメージしてもらえるかを考え、自己PRを組み立てていきましょう。
自己PRは採用担当者に入社後の姿をイメージしてもらい、採用につなげるための重要なものです。今回紹介した内容を参考に、自分の魅力が伝わる自己PRを考えてみましょう。
「ホワイトマッチ」では、プロが評価したホワイト企業の求人だけをご紹介しています。あなたに合った企業の選び方をアドバイスするだけでなく、自己PRの作り方の相談も受け付けています。全サービスが無料で利用できますので、ぜひご登録ください。
自分に合った企業を探している方は、下記のホワイトキャリア一覧もチェックしてみてください。ホワイト企業に認定された企業のみを掲載しているため、自分にとって働きがいのある企業が見つかるでしょう。
※企業一覧に掲載されている企業がホワイトマッチ内に掲載されていない場合がございます。
下記の記事ではエントリーシートの書き方を詳しく解説していますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
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