ESの職歴|アルバイト歴の書き方・例文・会社名の扱い・職歴なしの対処法を解説

就職活動においてエントリーシート(ES)の作成は必須ですよね。その中には「職歴」を記入する欄がありますが、アルバイト歴はどこまで書くべきか迷う方も多いのではないでしょうか。

結論として、在学中のアルバイト歴はESに職歴として書く必要はありません。ただし志望企業の仕事に関連するスキルが身についている・長期間働いた場合はアピールのひとつになります。この記事ではES・履歴書に記入する職歴やアルバイト歴の書き方について例文つき・会社名の扱い・職歴なしの場合の対処法まで詳しく解説します。

岩元翔

日本次世代企業普及機構 代表理事

岩元 翔

アルバイト経験をESにどう書くかで印象は大きく変わります。重要なのは「何をしたか」ではなく「何を学んだか・どう活かすか」です。成功・失敗のエピソードを具体的に書き、志望企業の業界・職種に接続させることで、採用担当者に響くESになります。会社名・店舗名は伏せるのが無難です。

◆ この記事でわかること

  • ESにアルバイト歴を書いてもいいのか
  • アルバイト歴で企業が知りたい2つの情報
  • ESにアルバイト歴を書くポイントと例文
  • よくある疑問Q&A

ESにアルバイト歴って書いてもいいの?

エントリーシートの職歴にアルバイトを書くべきか

結論から言うと、在学中のアルバイト歴はESに職歴として書く必要はありません。「職歴」欄には就職した企業の経歴を書くことが一般的なので、アルバイト経験は職歴に含まないと考えて問題ありません。

ただし、志望企業の仕事に役立つ専門的なスキルが身についていたり長期間働いた場合は、記入することもアピールのひとつです。数回出勤した・お手伝い程度の経験は記入しない方がよいでしょう。

Q. アルバイト経験がない場合は空欄でもいい?

A. 空欄はNGです。職歴がない・アルバイト経験がない場合でも「なし」または「特になし」と書き、次の行に「以上」と記入しましょう。

ES職歴欄のなしの書き方

アルバイト歴で企業が知りたい情報とは?

企業がESのアルバイト歴でチェックするポイント

企業側が知りたいのは「アルバイト経験があるかどうか」だけではありません。以下の2点を確認しています。

① アルバイトを通した社会経験の有無

アルバイトは対価を貰って働く経験です。多かれ少なかれ自分の仕事に責任を持つことになります。「学生気分が抜けていない」「責任感が不足している」というミスマッチをなくすためにも、アルバイト経験を通じた社会経験の有無は企業にとって重要な確認事項です。

② アルバイト経験から得たものは何か

企業側はアルバイト歴から「アルバイトの経験から何を得たのか」を知りたいと考えています。「接客する上で○○が大切であると学んだ」「バイトリーダーを任され、店の管理にも携わることができた」など、技術的・精神的な成長や学びを述べましょう。

ESにアルバイト歴を書くポイントと例文

ESにアルバイト歴を書く際のコツ

① 成功・失敗体験を具体的に書く

成功・失敗の原因を考え、そこから何を学び、何を行動したのかまで書くとより良いESになります。

■ 例文:塾講師の場合

私は大学では英文学を学んでおり、それを活かしたいと塾講師のアルバイト経験があります。対象は小中学生ですが、講師をしながら人に伝えることでさらに英語力を磨くことができました。また授業を盛り上げるための工夫が必要であり、企画力やアイデアも身に付きました。思うように成績が伸びずやる気をなくしている生徒がいたのですが、その子は音楽が好きでしたので英語の歌を使って授業を試みました。するとどんどんモチベーションが上がり、テストでも90点以上を取れるようになりました。貴社では新プロジェクトのメンバーを募集されているとのことなので、塾講師で得た企画力を活かして良いアイデアを提供したいと考えております。

② 継続したことを書く

継続力をアピールすると粘り強い印象を与え、社会人としての能力を評価されやすくなります。

■ 例文:コンビニエンスストアの場合

私は、コンビニエンスストアでのアルバイトを2年間続けております。夜勤に入る日もあり、学業と並行して続けることは厳しいと言われたこともありましたが、継続し頑張ることができました。コンビニエンスストアで身に付いたのは、敬語の使い方と時間の使い方です。夜勤をすることでスケジュール管理が習慣付き、以前よりも時間を上手に使えるようになりました。営業職は時間の使い方も大切ですし、アルバイトでの継続する力の学びを活かして営業成績ナンバー1を目指したいです。

! 重要ポイント:会社名・店舗名は伏せましょう

アルバイト先の会社名や店舗名は伏せて書くのが無難です。職歴欄に記載する場合は「〇〇株式会社(アルバイト)」のように雇用形態を明記。自己PR等では「個別指導塾」「大手コンビニエンスストア」といった表現に留めるのが良いでしょう。

よくある疑問Q&A

Q. esアルバイト歴 書き方の基本構成は?

「アルバイト名・期間・業務内容・学び」の4要素で書くのが基本です。職歴欄では簡潔に(例:「個別指導塾(アルバイト) 2022年4月〜現在」)、自己PR欄では具体的に(何を工夫して・何を学び・入社後にどう活かすか)書き分けましょう。継続期間と志望業界との関連性を強調するのがポイントです。

Q. エントリーシート 職歴 アルバイトは何年以上書けばいい?

明確な基準はありませんが、6ヶ月以上継続したアルバイトであれば記入する価値があります。特に1年以上継続したもの・業界に関連するスキルが身についたものは積極的にアピールしましょう。逆に数回しか出勤していないものは記入しない方が無難です。

Q. ESのアルバイト歴書き方で複数ある場合はどうすればいい?

複数のアルバイト経験がある場合は、志望企業の業界・職種に最も関連するものを選んで書きましょう。自己PR欄に書く場合は1〜2つに絞り、それぞれ「何を学んだか・どう活かすか」を明確に伝えることが大切です。

Q. es バイト歴 書き方でアルバイト経験がない場合は?

アルバイト経験がなくても問題ありません。職歴欄には「なし」と記入します。その代わり、サークル活動・ボランティア・インターンシップなどの経験を自己PR欄でアピールしましょう。

Q. 職歴 アルバイトを書く際に会社名を書いてもいい?

職歴欄に記載する場合は会社名を書いても問題ありませんが、自己PRや志望動機欄では「個別指導塾」「大手飲食チェーン」など業種を示す表現に留めるのが無難です。競合他社への配慮として、具体的な企業名を書かない方が好ましいケースもあります。

まとめ

ESのアルバイト歴まとめ

◆ この記事のまとめ

  • 在学中のアルバイト歴は職歴に含まない。空欄はNG・「なし」と記入する
  • 企業が見ているのは「社会経験の有無」と「経験から得たもの」の2つ
  • 成功・失敗体験の具体的な記述と継続力のアピールが効果的
  • 会社名・店舗名は伏せ、「個別指導塾」「大手コンビニ」などの表現に留める
  • 6ヶ月以上・業界関連のアルバイトは積極的にアピールの材料にする
   
運営者情報

日本次世代企業普及機構 代表理事岩元 翔

東証1部上場企業の求人広告会社にて新卒・中途採用のコンサルティング業務を学び、その後ITベンチャー企業にて自社採用業務、教育業務に従事。2020年には一般財団法人日本次世代企業普及機構の代表理事に就任。これまでの経験、実績を活かし、経営者や従業員にとって道しるべとなる「ホワイト企業指標」を作り上げた。