就職活動や転職活動において、履歴書が書けないという悩みは誰にでもあることです。
「志望動機が書けない」、「そもそも基本的な書き方がよくわからない」といった悩みをお持ちの方に向けて、このブログでは履歴書をどのように書けば良いか解説します!
履歴書1枚で就職活動を大きく左右しますので、知識を身につけておくことは重要です。
就職活動中の方やこれから開始するという方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
履歴書(りれきしょ 英語:Resume)とは、 学業や職業の経歴など人物の状況を記した書類のことで、就職や転職時に選考用の資料として用いられます。
また、学歴や職歴によって給与や資格などを決定する手続き(査定)において、それを証明する各種の書類とともに提出します。
つまり、履歴書・職務経歴書はあなたを【プレゼンするための企画書】となります。
企業によっては、面接の前に必ず【書類選考】があるので、人事担当者に「ぜひ、会ってみたい!」と思わる履歴書・職務経歴書を作成することが重要です。
見た目が整っていない履歴書は読んでもらえません。
ダメな履歴書と判断されるのに要する時間は数秒程度です。
採用担当者は膨大な履歴書をチェックしなければならないため、履歴書はほとんど流し読みとなってしまいます。そのため、第一印象が汚い履歴書は印象が良くありません。
第一印象をよくするポイントはこちら!
≪ポイント①≫
履歴書であなたの魅力をアピール!
履歴書では志望動機で仕事に対する意欲の高さを表明し、自己PRであなたの強みを伝えます。応募企業に適性があることをアピールするためには履歴書の内容を読んでもらわなければいけません。
見た目を綺麗に整えて読まれる履歴書を書きましょう。
≪ポイント②≫
手書きの字が下手でも大丈夫!
手書きの字が下手だからといって書類選考で落とされることはありません。字が下手でも丁寧に書くことが重要です!※まったく読めない字はダメですよ!!
採用担当者はプロなので字の丁寧さから人柄や性格を判断できます。気持ちを込めて丁寧に書くことであなたの思いは伝わります。
下記が1つでも当てはまれば書類選考に落ちる可能性が高くなるので注意しましょう!
・履歴書に不備がある
・誤字脱字がある
・空欄がある
・内容に具体性がない
・企業が求める人物像とマッチしていない
不備がある履歴書は書類選考で落ちる原因の1つです。履歴書の不備とは具体的に次のようものが考えられます。
✓応募条件を満たしていない
✓提出期限が守られていない
✓職歴や応募企業など社名を省略して書いている
✓顔写真を私服で撮影している
いずれもビジネスマナーとして最低限守るべきことです。
特に顔写真は注意が必要で、スーツを着用したうえでプロに撮影してもらいましょう。
履歴書はビジネス書類なので顔写真とはいえスーツ着用は必須です。スピード写真よりプロに撮影してもらった方が写真の仕上がりもよくなります。
誤字脱字がある履歴書はNGです。仕事でもミスを連発する人だという悪い印象を与えてしまいます。
採用担当者は、ミスが多く細かいことに気を配れない人材を、積極的に採用したいとは思いません。
誤字脱字がないかチェックするため、履歴書を書き終えたら声に出して読んでみてください。さらに一晩おいてからもう一度チェックすることで誤字脱字がなくなります。
履歴書の提出期限ぎりぎりだと、早く書こうと焦ってしまい誤字脱字の原因になります。提出期限の3日前には履歴書を完成させられるよう、余裕をもって書き始めてください。
履歴書に空欄を作ってはいけません。
空欄は履歴書の不備や記入漏れとみなされ落ちる原因になります。
特に資格欄は空欄にしてしまいがちなので要注意です。
何も資格を持っていないからとはいえ空欄のままにするのは避けましょう。専門的な資格や仕事に活かせそうな資格がなくても「普通自動車運転免許」などと記載してください。
履歴書の記載内容に具体性がないものは落ちる原因です。
特に志望動機と自己PRは丁寧に作り込む必要があります。
エントリーシートの作成は下記のブログで詳しく説明しています!
履歴書の内容と企業が求める人物像がマッチしていなければ書類選考で落ちる確率が高くなります。
特に志望動機は「なぜこの企業を選んだのか」について詳しく書いてください。
履歴書を書く前に企業は何を求めているのか入念に調べましょう。業界研究や企業研究を丁寧に行うことで企業が求める人物像がみえてきます。事前準備の丁寧さが書類選考の採否を左右するといっても過言ではありません。
特に新卒の場合は、書類選考で落ちることがないよう企業が欲している人物像にあわせて自分が活かせるスキルをアピールしてください。
メラビアンの法則はご存知ですか?
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」です。
「3Vの法則」または「7-38-55ルール」と呼ばれ、人同士ののコミュニケーションは単純に言葉だけでやりとりをしているわけではなく、「言語情報7%」「聴覚情報38%」「視覚情報55%」の3つの情報から相手を判断しているという心理学上の法則の1つです。
この法則から分かるように、人は目の前の相手を視覚情報から無意識に判断しているのです。
そのため、履歴書の写真が人事担当者に与える影響はとても大きいです!!
何気なく撮りがちな履歴書の証明写真ですが、書類選考や最終選考の合否にも関係する大切な要素です。
基本ルールや注意点、撮り方のコツなど、証明写真にこだわることで、希望する転職先に「採用されやすい履歴書」を作成することができます!
【履歴書写真の基本ルール】
≪サイズ ≫
履歴書写真の規定サイズは縦4cm×横3cmです。
履歴書の写真貼り付け位置には、このサイズで枠が印刷されています。履歴書にはA4サイズとA5サイズがありますが、写真サイズは変わりません。
写真館やスピード写真を使用する場合、仕上がった写真の裁断が必要になります。写真館には専用のカッターがあるため、規定サイズにカットをお願いしましょう。
≪期限≫
履歴書写真はできるだけ直近に撮影したものを使います。期限は撮影から3ヶ月以内が基本です。3ヶ月以内であっても、髪型や体型など、見た目の印象が変わった場合には、撮り直すことをおすすめします。
また、稀に応募先の企業から撮影時期を指定されることもあるため、確認しておきましょう。
≪背景色≫
背景色は白・青(水色)・グレーが基本です。写真館やスピード写真の場合は、背景が基本色に設定されています。ブルー系の背景は輪郭がハッキリしやすく、爽やかな印象を与えます。
写真館によっては、ブラウン・ピンク・グリーン・オレンジなど、さまざまな色から背景を選べるところもあります。さまざまな背景色がありますが、基本色を選ぶのが無難です。
ファッション業界や美容業界など、応募先によっては、あえて違うカラーを選び、自分をアピールしてみるのもいいかもしれません。
履歴書の証明写真は、書類選考や採用の合否の決め手にもなる重要な要素です。
服装や髪型・メイクなど身だしなみを整え、採用担当者に好印象を与える写真を撮影しましょう。
※スピード写真や自分で撮影するという選択肢もありますが、もっともキレイで好印象な表情に仕上がるのは写真館です。
履歴書がどうしても書けないとき
履歴書がどうしても書けないという方は、ひとまずインターネットを活用するのがおすすめです!インターネット上には、履歴書の見本がたくさん載っています。名前や学歴、志望動機などを自分の情報に置き換えて書いてみましょう。ただし、間違えて見本を丸写ししてしまった箇所がないか、書き終わった後に確認するのを忘れずに!!
第三者に相談してみよう
色々調べて頑張っても一人ではうまく履歴書が書けない、間違いがないか不安という場合は、第三者に相談してアドバイスや添削を受けるのが良いでしょう。身近に履歴書の書き方に詳しい方がいれば良いですが、頼れる家族や友人がいない場合は就職・転職エージェントを利用するのがおすすめです。プロの目線から的確なアドバイスがもらえるため、履歴書が書けないと不安になっている方の悩みも解消されるでしょう。
こちらの記事を見て頂いた方の、就職活動の参考になっていれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。