就活に有利な資格10選!資格を取得する上での注意点も紹介

◆ この記事でわかること

  • ◎ 就活に資格は必須か・加点要素としての資格の考え方
  • ◎ 資格を取得するうえでの注意点
  • ◎ 業界別のアピールになりやすい資格
  • ◎ 就活で有利な資格TOP10(TOEIC・宅建・簿記・MOS等)
  • ◎ 履歴書・ESに資格を記載する際のポイント

「就活に必要な資格や就職に有利な資格はあるのか?」「資格を取得するうえで注意すべき点は?」今回は、就活に有利な資格ランキングTOP10と注意点をご紹介します。勉強すれば今からでも間に合う資格も掲載していますので参考にしてみてください!

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就活で必須の資格はあるのか?

就活に有利な資格

■ 就活に資格は必須ではなく、資格取得は1つの「加点要素」!

結論からいうと、就職活動において資格の取得は必須ではありません。ただ、資格を持っているのと持っていないのとの違いは「加点要素」になるかどうかです。

たとえば、面接を受ける企業が違えば「資格を持っている人」と「資格を持っていない人」が選考途中で残ったとして、両者ともこれまでの受け答えのレベルが同じだった場合、最終的に「資格」という強みを持つ人が選ばれる可能性が高いといえます。

資格を取得し関連分野の面接を受ける際、「自分はこの分野について専門的に学んだ知識を持っています」という証明になるとも言えます。人事担当者・採用担当者からすれば、採用に関して一つの判断材料になることは確かでしょう。

資格を取得するうえでの注意点は?

資格取得の注意点

■ 就活に有利だからと手あたり次第に資格を取得するのは注意

単に「資格をたくさんもっている方が、就活に有利でしょ!」という思いから、手あたり次第に資格を取得するのはNGです!志望する業界や業種に関連のない資格であったり、難易度が低い資格ばかりを取得してしまうと、マイナス評価につながる可能性もあります。

資格取得にはもちろん時間と労力がともなうので、就活するうえでの妨げになってしまう可能性もあります。就活を有利に進めたい場合は、むやみに資格取得に励むのではなく自己分析や企業・業種についての研究に時間を使った方がいいでしょう!

■ 企業側は資格の取得有無はそこまで重視していない

就活において資格の取得有無については「単なる加点要素にすぎない」と先ほど述べた通り、入社してから身につければいいと考える企業も少なくないでしょう。もちろん入社前から、志望業界や職種の資格を取得することは評価基準になるかもしれませんが、入社後に関連分野の資格取得に向けた勉強や、前向きに取り組む姿勢を見せることも、企業からしたらあなたを採用した価値を見出すでしょう。

業界によってはアピールできる資格も?

業界別おすすめ資格

■ 全業界・全業種

1. 日商簿記検定

会社の日々の財政状態を帳簿につけておくことを簿記といいます。簿記を取得できる能力があれば、企業の経理事務ができるようになるので就活でアピールできるポイントになるでしょう。日商簿記はすべての会社で必要な知識なので、どの業界でも喜ばれる資格です。特に3級以上で実務に適用するレベルですので「商社」や「金融業界」でも大いに役立つでしょう。

2. MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)

MOSは”マイクロソフトオフィススペシャリスト”という資格で、「Microsoft Office製品」のスキルを証明する国際資格です。Word・Excel・PowerPointはほとんどの会社で使用されるソフトです。就職活動の面接時に「MOS」を取得したと言えることで、人事担当者・採用担当者も明確な判断基準になるでしょう。また国際資格なので、日本だけでなく世界中で通用する資格なのもアピールできるポイントです。

3. 中小企業診断士

中小企業診断士とは、国家資格の一つで、企業の抱える経営状況を分析・診断し、課題に対する解決策などを提案する専門家です。難易度は高いですが、企業においては一定の評価が得られるうえに、一生物の資格になるのも魅力の一つです。コンサル業はもちろんのこと、その他の業界・業種でも資格を活かすことができます。

■ 不動産業界

1. 宅地建物取引士

不動産売買や賃貸業務で非常に細かな契約を結ぶことになり、取引金額も高額のため場合によっては顧客が多大な損害を被るケースもあります。そういったリスクを防ぐために宅地建物取引士が重要事項説明を行います。宅建業を営む事務所には5人に1人以上の割合で有資格者の在籍が必須です。基本給が高めに設定されていたり、資格手当がもらえる会社もあります。

2. 不動産鑑定士

不動産鑑定士とは、家やマンション・土地などを鑑定して適正価格をつける仕事です。土地に関する法律・建物に関する法律・経済状況・周辺環境など総合的に価値を判断する能力が問われます。コンサルティング会社への就職などでもアピールできる資格になるでしょう。

■ IT業界

1. ITパスポート

ITパスポートは、ITに関する基礎知識を証明できる資格の一つです。経済産業省所管の国家資格であるため、企業からの認知度も高く信頼もあります。難易度はやさしめで、他の国家資格に比べると取得しやすい点も特徴です。

2. プロジェクトマネージャー試験(PM)

プロジェクトマネージャ試験(PM)は、プロジェクトの最高責任者に従事する人に向けられた試験で、情報処理推進機構(IPA)が実施する国家資格の一つです。スキルレベルは4に分類される難関資格で、実際にプロジェクトマネージャーとして活躍できれば年収アップも目指せる資格です。

就活で有利な資格TOP10

就活有利な資格ランキング

◆ 就活に有利な資格TOP10

  • 1位 TOEIC(800点以上):文系でも理系でも有利。「自主的に学べる姿勢」「英語力」を証明できる。外資系・グローバル企業では必須条件にしているケースも多い
  • 2位 宅地建物取引士(宅建士):50点満点で7割以上が目安。初学者は5ヵ月程度の勉強期間が目安。不動産業界では必須に近い資格
  • 3位 日商簿記(3級以上):資格よりも取得過程で得た「知識」が就活に役立つ。3級は比較的取得しやすい
  • 4位 MOS:Microsoft Office製品のスキルを証明する国際資格。事前取得で差をつけられる
  • 5位 ITパスポート試験:IT系だけでなく経営・マーケティング志望の学生にも幅広くおすすめ
  • 6位 ファイナンシャルプランナー(FP):取得過程で得た知識が様々な業界でアピールに。人生設計でも役立つ
  • 7位 日経TEST:日本経済新聞社が主催。経済知識と情報感度の高さをアピールできる
  • 8位 社会保険労務士(社労士):人事系資格のトップ。合格率約6.4%の難関。働き方改革の流れで重宝される
  • 9位 秘書検定(2級以上):電話・来客対応・敬語・慶弔マナーなどのビジネスマナーを証明。様々な業界で歓迎される
  • 10位 公認会計士:監査・会計の専門家。財務・経理部門で重宝。専門性が高くキャリアの柱になる

履歴書・エントリーシートに資格を記載する際のポイント

履歴書・エントリーシートに資格を記載する際は、下記のポイントを押さえておきましょう。

★ 資格を記載する際の3つのポイント

  • 業務に関連する資格を優先的に記載する:志望する業界や職種に関連する資格を上位に記載。経理職なら「日商簿記」、IT業界なら「ITパスポート」など即戦力アピールが可能
  • 取得予定や勉強中の資格も記載する:「2026年6月取得予定」「現在勉強中」と明記し、学習状況や意欲を示す
  • 関連性の低い資格の記載は控える:業務に直接関係のない資格を多数記載するとアピールポイントが分散する。関連性の高い資格を厳選して記載することが重要

まとめ

就活に有利な資格 まとめ

今回は就職活動における「有利な資格」についてまとめてみました。就活に必要な資格はないといえども、資格は自らをアピールできる材料であり財産とも言えるでしょう。

資格取得の注意点でもお伝えした通り、むやみに資格を取得しようとして、本当に必要な就活が疎かになっては元も子もありません。自分が就活で何をアピールしたいのか、まずはそこを軸において考え、有利になる資格を取得することをおすすめします!

◆ この記事のまとめ

  • ◎ 就活に必須の資格はない。資格は「加点要素」として機能する
  • ◎ 志望業界と無関係な資格・難易度が低い資格ばかりの取得はNG
  • ◎ TOP3:TOEIC(800点以上)・宅建士・日商簿記(3級以上)
  • ◎ 履歴書には関連性の高い資格を厳選して記載。取得予定も明記可
   
運営者情報

日本次世代企業普及機構 代表理事岩元 翔

東証1部上場企業の求人広告会社にて新卒・中途採用のコンサルティング業務を学び、その後ITベンチャー企業にて自社採用業務、教育業務に従事。2020年には一般財団法人日本次世代企業普及機構の代表理事に就任。これまでの経験、実績を活かし、経営者や従業員にとって道しるべとなる「ホワイト企業指標」を作り上げた。