カジュアル面談の逆質問例と聞かれること5選|回答例・事前準備・当日ポイントを解説

2025.06.23

カジュアル面談とは、企業と求職者が相互理解を深めるために設ける場です。面接とは異なり、基本的には選考に影響しないといわれています。

リラックスした雰囲気で進むとはいえ、「何を聞かれるのか」「逆質問は何をすればいいのか」と悩む方は多いでしょう。

この記事では、カジュアル面談でよく聞かれること5選の回答例・逆質問例4カテゴリ・事前準備・当日のポイントをまとめて解説します。

◆ この記事でわかること

  • カジュアル面談でよく聞かれること5選と回答例
  • 聞いておきたい逆質問例4カテゴリ
  • 事前準備3つ
  • 当日のポイント3つ

カジュアル面談でよく聞かれること5選と回答例

聞かれること1:就職活動の状況は?

■ 回答例

「私は学生時代から独学でプログラミングを学んでいました。その知識を活かしたいと思い、IT企業をメインに応募先を探しています。多くの人に使われるサービスやアプリの開発をしたいと考えているため、規模の大きな企業を中心にエントリーしています。」

聞かれること2:やってみたい仕事はありますか?

■ 回答例

「私がプログラミングを学び始めたきっかけは、中学生のときに○○というアプリを使い、その便利さに感動したためです。御社の○○サービスは利用者目線が徹底された使いやすいサービスだと思います。私もあのような老若男女問わず使いやすいサービスの開発に携わりたいと思っています。」

聞かれること3:学生時代に取り組んできたことは?

■ 回答例

「学生時代は友人と協力してアプリ開発に取り組みました。○○に不便さを感じている人が多いことに着目し、それを解決する機能があるアプリを開発してリリースしました。また、開発環境を整えるためにアルバイトにも力を入れ、飲食店での経験を通じてコミュニケーション能力が向上しました。プログラマーはチームで動くことが多いと思うので、この経験を活かして貢献したいと思っています。」

聞かれること4:就職活動の軸は?

■ 回答例

「私の就職活動の軸は2つあります。1つ目はプログラミングスキルを活かせること、2つ目は大きなプロジェクトに携われることです。多くの人の役に立つサービスを生み出したいと考えているため、大規模なプロジェクトを手掛けているかどうかも重視しています。」

聞かれること5:企業選びで重視しているポイントは?

■ 回答例

「企業選びで重視しているのは、新たなことにチャレンジできる環境かどうかです。御社は全従業員が新規サービスや新規事業のプレゼンができる制度があると伺いました。新たな挑戦が軌道に乗ったときの達成感が仕事へのモチベーションにつながると考えているため、御社の制度は私の希望に合っていると思いました。」

カジュアル面談で聞いておきたい逆質問例4カテゴリ

カジュアル面談では最後に逆質問の時間が設けられるのが一般的です。選考への影響を意識せずに気になることを聞ける、企業とのマッチ度を測る貴重な機会です。

逆質問1:仕事内容について

■ 逆質問例(仕事内容)

  • 「私はプログラミングを独学しましたが、そのスキルを活かせる業務はあるでしょうか?」
  • 「仕事をしていてどのようなときにやりがいを感じますか?」
  • 「仕事で大変だと思うこと、つらいと感じる瞬間はありますか?」
  • 「1日の業務の流れを教えてください。」
  • 「業務時間内に仕事が終わらないことはありますか?」

逆質問2:組織風土について

■ 逆質問例(組織風土)

  • 「社内の雰囲気がわかるエピソードがあれば教えてください。」
  • 「社内で活躍されている方の特徴があれば教えてください。」
  • 「飲み会や交流会は頻繁に開催されますか?」
  • 「○○部に配属された場合、どのような方が上司になりますか?」

逆質問3:会社のビジョンについて

■ 逆質問例(会社ビジョン)

  • 「御社のビジョン○○はどの程度社内に浸透しているでしょうか?」
  • 「差し支えなければ3年後・5年後にビジョンがどのように変わっていくかを教えてください。」
  • 「ビジョンを反映した事業について教えてください。」
  • 「企業のビジョンと○○さんのキャリアビジョンはどの程度一致していますか?」

逆質問4:入社後のキャリアについて

■ 逆質問例(入社後キャリア)

  • 「○○部で働きたいと思っているのですが、入社までに身に付けておくと良いスキルや知識はありますか?」
  • 「将来的に○○を目指したいと考えています。御社の評価制度や昇進制度について教えてください。」
  • 「入社後に○○の資格を取得したいのですが、資格取得のサポート制度はありますか?」
  • 「○○と△△の2つの分野に興味があります。配置転換の可能性はありますか?」

カジュアル面談の事前準備3つ

◆ 事前準備3つ

準備1:企業研究をしておく
企業のホームページ・就活四季報・公式SNSなどを確認し、企業が求める人物像・事業内容・理念・ビジョンを把握しておきましょう。入念に下調べした上で臨めば、自社への理解が深い熱心な求職者として良いイメージをもたれます。

準備2:就活の軸を決める
自分が何を求めるかがわかっていないと、マッチ度が確認できません。業界・職種・職場の雰囲気・働き方など大枠を決めてから深掘りしていくと整理しやすいです。
例:IT業界 → プログラマー → 風通しが良い・チャレンジできる職場 → リモートワーク可・転勤なし

準備3:質問したい内容をまとめておく
その場で考えようとすると焦る可能性があります。「仕事内容について」「働き方について」のように項目別にメモしておくと当日スムーズに進められます。

カジュアル面談当日のポイント3つ

★ 当日のポイント3つ

ポイント1:丁寧な言葉遣いで話す
カジュアル面談はリラックスした場ですが、友達のように接するのはNGです。「〜っす」などのくだけた言い回しや、二重敬語・尊敬語と謙譲語の混在表現にも注意しましょう。

ポイント2:清潔感のある服装で臨む
服装自由でも、くだけすぎた服装はNGです。清潔感のあるオフィスカジュアル+ジャケット着用が基本です。IT系など本当に服装自由なケースもあるため、不安な場合は担当者に確認しましょう。

ポイント3:過度にアピールしない
カジュアル面談はあくまで交流の場であり選考ではありません。自分の強みや希望、エピソードを話しすぎると「アピールしている」と捉えられることがあります。簡潔かつわかりやすく伝えることを心がけましょう。

まとめ

◆ この記事のまとめ

  • カジュアル面談でよく聞かれることは「就活状況・やりたい仕事・ガクチカ・就活の軸・企業選びの軸」の5つ
  • 逆質問は「仕事内容・組織風土・会社ビジョン・入社後キャリア」の4カテゴリから自分のマッチ度を測れる質問を選ぶ
  • 事前準備は「企業研究・就活の軸の整理・質問内容のメモ」の3つ
  • 当日は「丁寧な言葉遣い・清潔感ある服装・過度なアピールを避ける」の3ポイントを守る

カジュアル面談は、面接では聞けないことを聞けるまたとない機会です。
事前準備を徹底して有意義な時間にしましょう。

   
運営者情報

日本次世代企業普及機構 代表理事岩元 翔

東証1部上場企業の求人広告会社にて新卒・中途採用のコンサルティング業務を学び、その後ITベンチャー企業にて自社採用業務、教育業務に従事。2020年には一般財団法人日本次世代企業普及機構の代表理事に就任。これまでの経験、実績を活かし、経営者や従業員にとって道しるべとなる「ホワイト企業指標」を作り上げた。