
インターンシップに参加することが決まったものの、「当日に何をすればいいのかわからない」「何を準備すれば良いかわからない」と不安になっている就活生も多くいます。事前の準備をしっかりしておくことで、インターンシップ本番に集中して取り組めるようになります。
結論として、インターンシップの準備は「目標設定→情報収集→ES作成→面接対策→事前学習→身だしなみ→スケジュール管理→自己PR準備」の8ステップで進めると効率的です。すべて完璧に行う必要はなく、自分に必要なものを選んで実行しましょう。本記事では、参加前にやるべき8ステップの具体的な内容と、当日チェックリスト・参加後の振り返り方まで実務的に解説します。
日本次世代企業普及機構 代表理事
岩元 翔
累計3,625社以上を審査し、650社以上を認定してきた中で見えてきたのは、インターンシップで成果を出す学生の共通点は「準備の段階で目標を明確にしている」ことです。8ステップをすべて行う必要はありませんが、特にStep1の「目標設定」は飛ばさないでください。目標がないまま参加すると、業務をこなすだけで終わってしまいます。
📋 この記事でわかること
📎 インターン基本:インターンシップとは?種類・時期・準備・当日の流れを完全解説
目次
インターンシップ参加前に準備することの中でも一番大切なのが目標設定です。「このインターンシップを通じて何を得たいか」を明確にすることが準備の出発点です。
インターンシップを通じて「業界の知識を深めたい」「自分の強みを確認したい」「特定のスキルを身につけたい」「ESや面接のネタを作りたい」など、目標を明確に持つことがモチベーションの維持にもつながります。
目標は「〇〇の業務を通じて△△のスキルを身につけ、就活の自己PRに活かす」というように、具体的・行動的・期間が明確な形で言語化しておくと参加中のモチベーション維持に役立ちます。
インターンシップ先のことをあらかじめ詳しく知っておくことで、当日の理解度が大きく変わります。企業ホームページを見るだけでなく、業界情報・競合他社の動向・最新ニュースも確認しておきましょう。
◆ 確認しておくべき情報
特に「なぜこの企業のインターンに参加したのか」という質問は初日の自己紹介やグループワークで必ず聞かれます。企業研究が浅いと答えに詰まってしまうため、事前にしっかり調べておきましょう。
書類選考があるインターンシップでは、履歴書・エントリーシート(ES)の内容がインターン参加の可否を左右します。読みやすく伝わりやすい文章で、自分の強み・参加意欲を明確に表現しましょう。
ESに書いた内容は面接でも必ず深掘りされます。自分が書いた内容はすべて「なぜそう思ったのか」「具体的にどんな経験があるのか」と聞かれても答えられるよう準備しておきましょう。誤字脱字・文字数オーバー・指定フォーマットの遵守は最低限のマナーとして必ず確認してください。
⚠ ESは企業ごとに書き直すのが鉄則
使い回しはすぐに採用担当者に見抜かれます。「なぜ他社ではなくこの企業のインターンなのか」という企業固有の内容を必ず盛り込みましょう。詳しい書き方はインターンの志望動機の書き方を参照してください。
面接が予定されている場合は面接対策を行いましょう。よく聞かれる質問への回答を事前に準備しておくことで、本番で慌てずに答えられます。回答は頭の中で考えるだけでなく、必ず声に出して練習することが重要です。
★ インターン面接でよく聞かれる質問
面接対策では「答えを暗記する」のではなく「自分の言葉で話せるようになる」ことを目標にしましょう。暗記した回答は棒読みになりがちで、逆に不自然な印象を与えてしまいます。
インターンシップ先の業界・職種に関連する知識をあらかじめ勉強しておくことで、業務への理解が深まります。参加するインターンの業種に応じて必要な知識を事前にインプットしておきましょう。
◆ 業種別おすすめの事前学習
事前学習は「完璧に理解する」必要はありません。インターン参加前に「この業界ではこういった考え方が使われているんだ」という程度の理解でも、当日の吸収速度が大きく変わります。YouTubeの入門動画・業界の入門書・企業のブログ記事などを活用して効率よくインプットしましょう。
インターンシップにふさわしい服装・身だしなみを整えておくことは基本中の基本です。スーツがある人は事前にシワや汚れがないか確認し、必要であればクリーニングに出しておきましょう。
当日の朝に慌てないよう、前日のうちに持ち物・服装・ルート確認まで済ませておくことをおすすめします。
複数のインターンシップに参加する場合、各インターンの締め切り・開催日程・提出書類をカレンダーやメモで管理しましょう。締め切りの見逃しや二重予約は避けたいトラブルです。スマートフォンのリマインダー機能を活用するのも効果的です。
⚠ 締め切り管理で注意すること
インターンシップでは最初の自己紹介・面接・グループディスカッションなど自分を表現する場面が多くあります。「挨拶・大学名・名前」「趣味・サークル活動」「参加理由・意気込み」の3点を簡潔に盛り込んだ自己紹介文を準備しておきましょう。詳しくはインターンの自己紹介を参照してください。
自己紹介は30秒・1分・1分30秒の3パターンを準備しておくと、どんな場面でも対応できます。準備した内容は必ず声に出して練習し、スマートフォンで録音して聞き返すことで「えーと」「あの」などのフィラーワードを減らすことができます。
⚠ 当日の持ち物・確認事項
インターンシップは参加して終わりではありません。参加後の振り返りと就活への落とし込みが、インターンシップの価値を最大化するうえで非常に重要です。
インターンシップ終了後は翌日中にお礼のメールを送るのがマナーです。採用担当者への感謝を伝えるとともに、インターンで学んだことや印象に残ったことを一言添えることで、あなたの存在を記憶に残すことができます。詳しくはインターン後のお礼状の書き方を参照してください。
インターンシップが終わったら、記憶が新しいうちに「何を学んだか」「どんな気づきがあったか」「自分の強み・弱みとして発見したこと」をメモしておきましょう。このメモが後のES・面接対策の素材になります。
インターンシップの経験は就活の3大アピール素材(ガクチカ・志望動機・自己PR)に直接活かせます。
Q1. 8ステップは全部やらないとダメ?
全部やる必要はありません。ただしStep1の「目標設定」だけは飛ばさないでください。目標がないと、インターン後に「何を得たか」を言語化できません。
Q2. 準備にどれくらい時間をかけるべき?
1社あたり5〜10時間が目安。志望度が高い企業ならES・面接対策含めて20時間以上かけることもあります。短期インターンならもう少し簡略化してOK。
Q3. 企業研究はどこまで深掘りすべき?
「事業内容・3年分のニュース・競合との違い」を説明できるレベル。詳しくは企業研究のやり方を参照してください。
Q4. グループワークの準備は何をすればいい?
基本的な進め方と役割を理解しておくのが重要。詳しくはグループワーク攻略ガイドを確認してください。
Q5. オンラインインターンの準備で気をつけることは?
通信環境・背景・照明の3点。前日に接続テストを行い、Wi-Fiの安定した場所を確保。背景は無地、顔が明るく映る照明を準備しましょう。
Q6. 1day(ワンデー)インターンも準備が必要?
最低限の企業研究と自己紹介の準備は必要。1日でも採用担当者の印象に残れば、本選考での扱いが変わります。
Q7. ESの志望動機が書けない時のコツは?
「学びたいこと」を起点に書くと書きやすいです。詳しい手順はインターンの志望動機の書き方を参照。
Q8. 持ち物リストは何を準備すれば?
筆記用具・メモ帳・学生証・印鑑・クリアファイル・スマホ充電器が基本。詳しくは必要な持ち物を確認してください。
Q9. 当日体調不良になったらどうする?
早めに電話で連絡を入れるのが鉄則。メールではなく必ず電話。担当者の連絡先を事前に控えておきましょう。
Q10. お礼メールはいつまでに送る?
翌日中(24時間以内)が理想。遅くとも3日以内に。書き方はインターン後のお礼状の書き方を参照。
Q11. インターンを辞退したい時は?
できるだけ早く電話+メールで連絡。詳しくはインターン辞退・キャンセルの理由と断り方を確認してください。
Q12. 緊張で当日うまく話せない時は?
「最初の自己紹介」だけを完璧に準備するのがコツ。最初がうまくいけば、その後は自然と落ち着いて話せるようになります。
Q13. 準備で最も大切なことは?
「目標設定+企業研究」の2つ。この2つができていれば、面接でもインターン中でも自信を持って動けます。
📌 この記事のまとめ