
「インターンシップって何をするの?」「いつから参加すればいいの?」——就活を始めたばかりの就活生から最も多く寄せられる疑問です。
この記事では、インターンシップとは何か・種類・参加時期・準備・当日の流れ・参加後のお礼まで、初めて参加する就活生が知っておくべきことをすべて解説します。インターンシップの全体像を把握してから目的に合った行動を選んでください。
日本次世代企業普及機構 代表理事
岩元 翔
私たちは累計3,625社以上を審査し、650社以上を認定してきました。インターンシップは、企業や仕事への理解を深め、自分の適性を見極める絶好の機会です。「とりあえず参加する」のではなく、「何を得たいか」を明確にして臨むことで、就活全体の質が大きく変わります。早めの情報収集と準備が、納得のいく進路選択につながります。
目次
インターンシップとは、学生が在学中に企業で就業体験を行う制度です。実際に働いている社員から直接話を聞いたり仕事に参加したりすることで、業界・企業・仕事の実態を知ることができます。
日本では2023年4月以降、一定の条件を満たすインターンシップを採用活動に活用することが正式に解禁されました。27卒・28卒の就活生にとって、インターンシップは就職活動を有利に進めるうえで欠かせない存在となっています。

インターンシップは内容・期間によって4つのタイプに分けられます。採用活動への活用が認められているのはタイプ③・④のみです。
タイプ③の「汎用的能力・専門活用型インターンシップ」に参加すると、本選考の書類・1次面接の免除や早期選考への招待につながるケースが増えています。外資・IT・コンサル系は特に早く動くため、大学3年生の春から情報収集を始めるのが理想的です。
インターンシップは年間を通じて実施されていますが、特に参加者が多い時期が3つあります。自分の就活スケジュールと照らし合わせて計画的に参加しましょう。
インターンシップは「業界・企業で選ぶ」「実施期間で選ぶ」「プログラム内容で選ぶ」の3分類があります。自分の目的に合った選び方で参加することが充実した経験につながります。
志望業界が決まっていない人は期間やプログラム内容を軸に、決まっている人は志望企業を軸に選ぶと効率的です。また大手企業とベンチャー企業では得られる経験が大きく異なるため、自分の目的に合った規模の企業を選ぶことも重要です。
参加が決まったら、以下の8ステップで準備を進めましょう。すべてのステップを行う必要はありません。自分に必要なステップを選んで実行に移すことが大切です。
筆記用具・メモ帳・学生証・携帯電話・財布・腕時計・印鑑・クリアファイルの8点は必ず持参しましょう。当日の朝に慌てないよう、前日のうちにカバンの中身を確認しておくことをおすすめします。
服装はスーツまたはオフィスカジュアルが基本です。服装指定がない場合は企業に事前確認するか、オフィスカジュアルで参加するのが無難です。髪色は志望業界の雰囲気に合わせ、清潔感を最優先にしましょう。「その企業の社員と並んで違和感がないか」を基準に判断してください。
インターンシップは最初に自己紹介から始まる場合がほとんどです。「挨拶・大学名・名前」「趣味・サークル活動」「参加理由・意気込み」の3ステップで準備しておきましょう。30秒・1分の2パターンを準備しておくと、どんな場面でも対応できます。
インターンにはグループワークが含まれることが多いです。プレゼン型・作業型・ビジネスケース型・ゲーム型の4種類があります。積極的な発言・時間配分の意識・協調性の3点が評価のカギです。評価されるのは「一番いいアイデアを出した人」ではなく「チームの議論を前に進めた人」です。
インターンシップ終了後は翌日までにお礼状を送るのが基本です。現代ではメールが主流ですが、志望度の高い企業には手書きの手紙も効果的です。お礼メールには「学んだこと・印象に残ったこと」を一言添えることで、採用担当者の記憶に残りやすくなります。
短期・中期インターンと合わせて、長期インターンシップへの参加も検討しましょう。長期インターンでは短期では得られない「実務スキル」「具体的な実績」「ガクチカの素材」を積むことができます。
特に大学2年生のうちから長期インターンに参加すると、就活解禁の3〜4年生の時点で1〜2年間の実務経験を持った状態でスタートできます。面接での説得力が格段に上がります。
Q1. インターンシップはいつから参加すべき?
一般的には大学3年生の夏(サマーインターン)から参加する学生が多いですが、1・2年生から参加できるものもあります。早く始めるほど業界理解が深まり、本選考でも有利になります。まずは1Dayの短期から気軽に始めてみるのがおすすめです。
Q2. インターンには何社くらい参加すればいい?
明確な正解はありませんが、3〜5社程度を目安にする学生が多いです。複数社に参加すると業界・企業ごとの違いが見えて視野が広がります。ただし数をこなすより、1社1社で「何を学ぶか」を意識することが大切です。
Q3. サマーインターンのエントリーはいつ締め切られる?
多くの企業で5〜6月にエントリーが締め切られ、7〜9月に開催されます。人気企業は早めに枠が埋まるため、3年生の春から情報収集を始め、気になる企業は早めにエントリーしましょう。
Q4. オンラインインターンと対面はどちらがいい?
どちらにも利点があります。オンラインは移動不要で多くの企業に参加でき、対面は社風や社員の雰囲気を肌で感じられます。志望度の高い企業はできれば対面で、幅広く見たい段階ではオンラインを活用すると効率的です。
Q5. インターンに参加すると本選考で有利になる?
企業によっては早期選考やリクルーター面談につながることがあります。インターンでの評価が本選考に引き継がれるケースもあるため、参加中の取り組み姿勢は重要です。ただし「参加するだけ」では有利になりません。
Q6. インターンの服装は私服とスーツどちら?
企業の指定に従うのが基本です。「私服」「服装自由」の場合はオフィスカジュアルが無難です。指定がなければスーツを選べば失敗しません。迷ったら企業に確認するか、ややフォーマル寄りにしておくと安心です。
Q7. インターンは単位として認定される?
大学やプログラムによっては「インターンシップ科目」として単位認定される場合があります。大学のキャリアセンターや履修要項で確認しましょう。単位目的でなくても、参加経験は就活の大きな財産になります。
Q8. 長期インターンと短期インターンの違いは?
短期(1Day〜数週間)は業界・企業理解が目的、長期(数ヶ月〜)は実務スキルの習得が目的です。長期は給料が出ることも多く、実際の業務に深く関われます。目的に応じて使い分けましょう。
Q9. インターンの選考にはどんな準備が必要?
エントリーシート(志望動機)・面接・適性検査が一般的です。特に志望動機は「なぜこの企業か」「何を学びたいか」を明確にすることが重要です。早めに自己分析と企業研究を進めておきましょう。
Q10. インターンを途中で辞退してもいい?
やむを得ない事情があれば辞退は可能です。ただし無断欠席は厳禁で、できるだけ早く誠意をもって連絡しましょう。辞退の連絡が丁寧であれば、本選考への影響は最小限に抑えられます。
